ヨシュア10章 主が、イスラエルのために戦われた

ヨシュ10:42「ヨシュアはこれらすべての王たちとその地とをいちどきに攻め取った。イスラエルの神、主が、イスラエルのために戦われたからである」
ヨシュアは若い時からモーセに仕えていました(出11:28)。もともとはホセアという名前でしたが、モーセヨシュア命名されています(民13:16)。モーセシナイ山で主と出会っているときも幕屋を離れずに忠実な態度が書かれています(出33:11)。地上の誰よりも謙遜なモーセに従い、その謙遜さも十分に学べたと思います(出12:3)。約束の地を偵察に行ったときは、住んでいる巨人に目を奪われず、乳と蜜の流れる地だと訴える強い信仰もありました(民14:8)。モーセも死にヨルダン川を渡るときには、初めての指揮ゆえに何度も「強くあれ、雄々しくあれ (申31:23)」と励まされています。しかし、いざ戦いが始まると、主の聖絶の命令を守りどの町でも住人を生かしてはおきませんでした。5人の王の首に足をかけ「すべての敵はこうなる」と首を切り落とすのです(24-26)。それも主が命じられたことで、日を止めたり(12)、雹を降らせたりと(11)、主が共に戦いヨシュアは一気に約束の地を占領します。