ヨエル3章 太陽も月も暗くなり

ヨエル3:15「太陽も月も暗くなり、星もその光を失う」
エス様も世の終わりにイエス様が戻ってこられるときは(マタ24:3)、太陽、月が暗くなり、星が天から落ちると言われています(マタ24:29)。ヨエルは「主の日(14)」とか「その日(1)」という言い方をして、主が計画しておられるある特定の日を預言しています。主の日とその日が同じ節に記されているのが2章の最初です(2:1)。そのときにはシオンで角笛が吹き鳴らされます(2:1)。黙示録には、第4の御使いがラッパを吹き鳴らすとき太陽の三分の一と、月の三分の一と、星の三分の一とが打たれると書かれています(黙8:12)。果たして、角笛が御使いのラッパと同じかどうかはわかりませんが、世の終わりのある時期に地球を照らしていた、太陽、月、星に何らかの異常があることはわかります。ヨエル、マタイの小黙示、黙示録がそれぞれ同じことを指しているのなら、世界に光が失われそうになるとき、同時に地が震えることも書かれています(16、マタ24:7、黙16:18)。ヨエルはそのようなときでも「主は、その民の避け所、イスラエルの子らのとりでである(16)」と神を信じる者が守られることを預言しています。さばきがあり、守られる民がいるというのは黙示録の「額に神の印(黙9:4)」がある人が守られるに似ていると思います。