申命記22章 夫のある女と寝ている男

申22:22「夫のある女と寝ている男が見つかった場合は、その女と寝ていた男もその女も、ふたりとも死ななければならない。あなたはイスラエルのうちから悪を除き去りなさい」

日本では不倫は民法で離婚できる条件に定められています。しかし、刑法にはなにも定められていません。夫のある女ど寝る男が見つかっても、石打ちにあったり、絞首刑にあったりはしないのです。聖書はこのことについて「死」に値すると書かれています。近年では日本も離婚の多い国の仲間入りをしていますが、イスラエルも日本とほぼ同じ離婚率になっています。イスラエルではヨーロッパ、中近東エリアで最大のゲイパレードが行なわれています。申命記にあるように、男が女の着物を着て女装することを、神は忌み嫌っておられます(5)。ユダヤ人はイスラエルアメリカにほぼ同数の人口が住んでいるので、往来も多く、アメリカの影響をもろに受けています。そのような環境の中で、旧約聖書の律法を守る超正統派は、人口の1割程度だと言われています。それでもイエス様は、姦淫の女が捕まえられて石打に遭う場面に遭遇しています(ヨハ8:5)。イエス様は石打ちには反対されませんでしたが、石を投げる者の心の中を問うたのです(ヨハ8:7)。律法に従ってさばくことは必要だが、さばく側の心の中も調べられるべきなのでしょう。罪に定めるのではなく、許して神とともに歩む人生を勧める方が得策なのではないでしょうか。