エゼキエル38章 メシェクとトバルの大首長

エゼ38:3「言え。神である主はこう仰せられる。メシェクとトバルの大首長であるゴグよ。今、わたしは、あなたに立ち向かう」

仮に多くの人が唱えるようにペルシャ=イラン、クシュ=エチオビア、スーダン、プテ=リビア、ベテ・トガルマ=トルコ、アルメニアだとしましょう。地図で見るならほとんどイスラエルを囲むように配置されています。その中にはエジプトは含まれておらず、また、クシュの子孫のシェバ、デダン(創10:7)の国だとされるサウジ・アラビア、オマーン、イエメンも入っていません。そして、ルーマニアブルガリアギリシャから西側のヨーロッパ諸国もここには含まれていません。聖書の記述は東洋諸国には及んでおらず、日本や中国がどのように世の終わりにかかわっていくのかがわかりません。2023年の段階で考えるならば中国の経済力と一帯一路の計画はイランやトルコも巻き込み、アフリカ諸国も紛争を終結させ経済発展を遂げるなら中国の新シルクロードを通って多くの交易がなされるでしょう。中国、ロシア、日本に共通するのは無神論だということです。中国はキリスト教だけでなくあらゆる宗教にたいする監視を続けています。ロシアはロシア正教がありますが、伝統と形式だけのものです。日本は文句なしの無神論国です。神を知らない国が、神の選んだ国と対峙するのでしょうか。