髪の毛にも律法が…

レビ19:27「あなたがたの頭のびんの毛をそり落としてはならない。ひげの両端をそこなってはならない」
フランシスコ・ザビエルの画を見ると、頭のてっぺんははげていても、耳の上の毛は残している「ザビエルカット」になっています。なぜ耳まわりの毛は残しておかなければならないのでしょうか?ひげの両端をそこなってはならない、というのも不思議な命令です。次の節では入れ墨も禁止されています(28)。さらにまじない、卜占なども禁止です(26)。この章では具体的な、生活に関わる戒めが書かれています。髪の毛ぐらいは自由にさせてもらいたいと思いますが、きっと主にはご計画があるのだと思います。頭は権威が授けられるときに手を置くばしょであり、王ならば冠をかぶる場所でもあります。祭司はターバンを巻き、髪の毛が直接に見えないようにしています。コリントへの手紙では、女性がかぶりものをかぶらずに礼拝に来ることに1つの判断が与えられていますが(1コリ11:2)、頭を聖別し主の言葉を聞く耳があり、正義を語る口もあるものとして特に大事に扱うようにという意味があるのだと思います。髪の毛をかぶりものと判断するとき、まる坊主になることは良くないという意味ではないでしょうか?