2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧

イスラエルの回復

エレ33:18「またレビ人の祭司たちにも、わたしの前で全焼のいけにえをささげ、穀物のささげ物を焼き、いつもいけにえをささげる人が絶えることはない」 イスラエルの回復にはいろいろな条件がありますが、いけにえをささげる人が絶えない…というのもその1つ…

散らした彼らを集め

エレ32:37「見よ。わたしは、わたしの怒りと、憤りと、激怒とをもって散らしたすべての国々から彼らを集め、この所に帰らせ、安らかに住まわせる」 「集める」のヘブル語は「qabats(カバッツ)」で、主が何か新しいことを起こすときによく使われる言葉です。…

罪のとりことなり

エレ30:16「しかし、あなたを食う者はみな、かえって食われ、あなたの敵はみな、とりことなって行き、あなたから略奪した者は、略奪され、あなたをかすめ奪った者は、わたしがみな獲物として与える」 罪の定義は「神から離れる」ことです。もっともわかりや…

ネヘラム人シェマヤ

エレ29:18「それで、彼はバビロンの私たちのところに使いをよこして、それは長く続く。家を建てて住みつき、畑を作ってその実を食べなさいと、言わせたのです」 またもや変な預言者が登場しています。28章ではハナヌヤが現れ、エレミヤの預言とは違うことを…

アーメン…だけれども

エレ28:6「預言者エレミヤは言った。「アーメン。そのとおりに主がしてくださるように。あなたが預言したことばを主が成就させ、主の宮の器と、すべての捕囚の民がバビロンからこの所に帰って来るように」 ハナヌヤの詳しいことは書かれていませんが、ギブオ…

生きよ

エレ27:12「ユダの王ゼデキヤにも、私はこのことばのとおりに語って言った。「あなたがたはバビロンの王のくびきに首を差し出し、彼とその民に仕えて生きよ」」 「生きよ」はヘブル語で「chayah(ハヤ)」で、生きながらえるように主が命令されたものです。そ…

思い直されたではないか

エレ26:19「そのとき、ユダの王ヒゼキヤとユダのすべての人は彼を殺しただろうか。ヒゼキヤが主を恐れ、主に願ったので、主も彼らに語ったわざわいを思い直されたではないか。ところが、私たちはわが身に大きなわざわいを招こうとしている」 この章の最初に…

七十年の終わりに

エレ25:12「七十年の終わりに、わたしはバビロンの王とその民、―主の御告げ―またカルデヤ人の地を、彼らの咎のゆえに罰し、これを永遠に荒れ果てた地とする」 カルデヤ人が建てた国を一般に「新パビロニア」と呼んでいます。新バビロニアのネブカデレザル王(…

苦よもぎ考察

エレ23:15「それゆえ、万軍の主は、預言者たちについて、こう仰せられる。「見よ。わたしは彼らに、苦よもぎを食べさせ、毒の水を飲ませる。汚れがエルサレムの預言者たちから出て、この全土に広がったからだ」 苦よもぎの記述は黙示録が有名ですが(黙8:11)…

ユダのシャルム以降

エレ22:11「父ヨシヤに代わって王となり、この所から出て行った、ヨシヤの子、ユダの王シャルムについて、主はまことにこう仰せられる。「彼は二度とここには帰らない」 ユダ王国はレハブアムを初代王として20代王家が続きました。しかし、16代ヨシヤ王以降…

いのちの道と死の道

エレ21:9「この町にとどまる者は、剣とききんと疫病によって死ぬが、出て、あなたがたを囲んでいるカルデヤ人にくだる者は、生きて、そのいのちは彼の分捕り物となる」 とどまれば剣とききんと疫病で死に、バビロンに行けば捕囚となり、どちらもユダヤ人には…

もう主の名前で語るまい

エレ20:9「私は、「主のことばを宣べ伝えまい。もう主の名で語るまい」と思いましたが、主のみことばは私の心のうちで、骨の中に閉じ込められて燃えさかる火のようになり、私はうちにしまっておくのに疲れて耐えられません」 ベニヤミン出身のエレミヤとして…

虐殺の谷

エレ19:6「それゆえ、見よ、その日が来る。――主の御告げ――その日には、この所はもはや、トフェテとかベン・ヒノムの谷とか呼ばれない。ただ虐殺の谷と呼ばれる」 イエス様はたとえ話を用いて多くの人が理解できるように教えを噛み砕いて語ってくださいました…

わざわいを思い直す

エレ18:8「もし、わたしがわざわいを予告したその民が、悔い改めるなら、わたしは、下そうと思っていたわざわいを思い直す」 主は2つの相反することをおっしゃっています。「わざわいを思い直す」と「しあわせを思い直す(10)」の2つです。どちらも神が与え…

妻をめとるな

エレ16:2「あなたは妻をめとるな。またこの所で、息子や娘を持つな」 エレミヤは若くして預言者に任命されました(1:6)。具体的な年は書かれていませんが、まだ分別の付く言葉をしゃべることのできない年齢です。そのエレミヤに妻をめとるな…と命令しています…

私を顧みて

エレ15:15「主よ。あなたはご存じです。私を思い出し、私を顧み、私を追う者たちに復讐してください。あなたの御怒りをおそくして、私を取り去らないでください。私があなたのためにそしりを受けているのを、知ってください」 主に祝福されいつも満たされて…

退けられても

エレ14:19「あなたはユダを全く退けたのですか。あなたはシオンをきらわれたのですか。なぜ、あなたは、私たちを打って、いやされないのですか。私たちが平安を待ち望んでも、幸いはなく、いやしの時を待ち望んでも、なんと、恐怖しかありません」 神が人を…

この帯のようになる

エレ13:10「わたしのことばを聞こうともせず、自分たちのかたくなな心のままに歩み、ほかの神々に従って、それに仕え、それを拝むこの悪い民は、何の役にも立たないこの帯のようになる」 帯が腐ることは、今まで結び付けていたものが離れてしまうことを意味…

彼らも民に数えよう

エレ12:16「彼らが、かつて、わたしの民にバアルによって誓うことを教えたように、もし彼らがわたしの民の道をよく学び、わたしの名によって、『主は生きておられる』と誓うなら、彼らは、わたしの民のうちに建てられよう」 「彼ら」というのは「悪い隣国の…

エジプトを出たときから

エレ11:7「わたしは、あなたがたの先祖をエジプトの国から導き出した日に、彼らをはっきり戒め、また今日まで、『わたしの声を聞け』と言って、しきりに戒めてきた」 エジプトにいる間はイスラエルの民は奴隷として苦役を強いられていました。彼らが奴隷から…

どうしてこの国は滅びたのか

エレ9:12「知恵があって、これを悟ることのできる者はだれか。主の御口が語られたことを告げ知らせることのできる者はだれか。どうしてこの国は滅びたのか。どうして荒野のように焼き払われて、通る人もないのか」 日本は第二次世界大戦後に占領こそされまし…

いちじくについて

エレ8:13「わたしは彼らを、刈り入れたい。―主の御告げ―しかし、ぶどうの木には、ぶどうがなく、いちじくの木には、いちじくがなく、葉はしおれている。わたしはそれをなるがままにする」 イエス様は実際にいちじくの木にいちじくがないのをご覧になっていま…

私たちは救われている

エレ7:10「それなのに、あなたがたは、わたしの名がつけられているこの家のわたしの前にやって来て立ち、『私たちは救われている』と言う。それは、このようなすべての忌みきらうべきことをするためか」 未信者が教会の礼拝に1度だけ出席して、「わたしは救…

みな利得をむさぼり

エレ6:13「なぜなら、身分の低い者から高い者まで、みな利得をむさぼり、預言者から祭司に至るまで、みな偽りを行なっているからだ」 預言者や祭司といえども人の子には違いありません。誰もが欲を持ち、できれば何不自由のない人生を送りたいものです。特に…

かたくなで逆らう心

エレ5:23「ところが、この民には、かたくなで、逆らう心があり、彼らは、そむいて去って行った」 すべてに満足しなければ神を信じないというのもおかしな話ですが、イスラエルの民はそうでした。「かたくな」は英語では「stubborn」でヘブル語は「carar(サラ…

心の包皮を取り除け

エレ4:4「ユダの人とエルサレムの住民よ。主のために割礼を受け、心の包皮を取り除け。さもないと、あなたがたの悪い行ないのため、わたしの憤りが火のように出て燃え上がり、消す者もいないだろう」 割礼はもともと肉体の一部を切り落とす行為でしたが(創17…