2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧

殺されるという契約

2歴15:13「だれでもイスラエルの神、主に求めようとしない者は、小さな者も大きな者も、男も女も、殺されるという契約を結んだ」 「アサの心は一生涯、完全であった(17)」とあるように、アサは善王と称される王でした。アサはユダやベニヤミンだけでなくエフ…

三年の間

2歴11:17「彼らは三年の間、ユダの王権を強固にし、ソロモンの子レハブアムを励ました。三年の間、彼らがダビデとソロモンの道に歩んだからである」 3年間はレビ人と(13)、主を尋ね求める者たち(16)のおかげでレハブアムは王権を強固にすることができました…

神がそうしむけられたから

2歴10:15「王は民の願いを聞き入れなかった。それは、かつてシロ人アヒヤを通してネバテの子ヤロブアムに告げられた約束を主が実現するために、神がそうしむけられたからである 」 神が介入なされるなら、どうしても人の思いや考えとは違った方向に向かって…

エツヨン・ゲベルとエラテ

2歴8:17「それから、ソロモンはエドムの地の海岸にあるエツヨン・ゲベルとエラテへ行った」 「エラテ」は現在のイスラエル最南端にあるエイラートのことだと思われます。紅海に面するこの港町は商業港としてとても重要な場所です。「エツヨン・ゲベル」は現…

立って仕えることができなかっ

2歴5:14「祭司たちは、その雲にさえぎられ、そこに立って仕えることができなかった。主の栄光が神の宮に満ちたからである 」 ソロモン神殿の仕様は豪華絢爛で、一言で言うなら黄金の神殿に見えたことでしょう(3-4章)。なによりも至聖所で使われた金600タラン…

高さは百二十キュビト

2歴3:4「前の玄関は、長さが神殿の幅と同じ二十キュビト、高さは百二十キュビトとし、その内側には純金を着せた」 モーセの幕屋の周りに使われた板は10キュビトとあり(出26:16)、これがそのまま幕屋を覆う板の高さになりました。新改訳の度量衡でいうならば1…

エジプトとケベの輸出品であった

2歴1:16「ソロモンの所有していた馬は、エジプトとケベの輸出品であった。それは王の御用達が代価を払って、ケベから手に入れたものであった」 「ケベ」は聖書の中でここにしか登場しませんが、エジプトと並ぶ馬の産地だったことがわかります。ソロモンは馬1…

ケルビムの車のひな型

1歴28:18「精金の香の壇についてはその目方、主の契約の箱の上で翼を伸べ、防ぎ守っているケルビムの車のひな型の金のことが示されていた 」 ダビデが御霊に導かれて作った御霊による仕様書の中身が少しだけ明かされています。「御霊」のヘブル語は何度…

三十人の長のベナヤ

1歴27:6「彼は、あの三十人の勇士のひとり、三十人の長のベナヤである。彼の分団には、その子アミザバデがいた」 3月はベナヤで4月はアサエルとは、豪華なメンバーが揃っています。ベナヤは「あの」30勇士のひとりでヘブル語の定冠詞「ha(ハー)」が付けられ…

オベデ・エドムには子どもがあった

1歴26:4「オベデ・エドムには子どもがあった。長男シェマヤ、次男エホザバデ、三男ヨアフ、四男サカル、五男ネタヌエル」 ウザの死(2サム6:8)は確かにダビデの心を動かし、悔い改めに導き、それ以降はレビ人をモーセに命令されたように登用しています。門…

アサフとヘマンとエドトン

1歴25:11「また、ダビデと将軍たちは、アサフとヘマンとエドトンの子らを奉仕のために取り分け、立琴と十弦の琴とシンバルをもって預言する者とした。その奉仕に従って、仕事についた者の数は次のとおりである 」 アサフとへマンは兄弟です(6:39)が、エ…

それぞれの組に分けた

1歴24:3「ダビデは、エルアザルの子孫のひとりツァドク、およびイタマルの子孫のひとりアヒメレクと協力して、彼らをそれぞれの奉仕に任命し、それぞれの組に分けた」 アロンの長男ナダブと次男アビフは、主が彼らに命じなかった異なった火を主の前にささげ…

もっと加えてほしい

1歴22:14「見なさい。私は困難な中にも主の家のために、金十万タラント、銀百万タラントを用意した。また、青銅と鉄はあまりに多くて量りきれない。それに、木材と石材も用意した。あなたが、これらにもっと加えてほしい」 10万タラントは、タラントの量にい…

正しいさばきを行なった

1歴18:14「ダビデはイスラエルの全部を治め、その民のすべての者に正しいさばきを行なった」 アブシャイが1万8千のエドム人を打ち殺したのに対し(12)、ダビデはアラムを2万2千打ったとあります(5)。もちろん数がすべてではありませんが、ダビデのほうが…

天幕の真ん中に安置した

1歴16:1「こうして、彼らは、神の箱を運び込み、ダビデがそのために張った天幕の真ん中に安置した。それから、彼らは神の前に、全焼のいけにえと和解のいけにえをささげた」 モーセの幕屋には大きな板の囲いがあり(出26:15)、その空間の中に祭壇(出27:1)、洗…

盛んにされているのを知った

1歴14:2「ダビデは、主が彼をイスラエルの王として堅く立て、主の民イスラエルのために、彼の王権がいよいよ盛んにされているのを知った」 「知った」に使われているヘブル語は「yada(ヤダー)」で、主がエデンで善悪を知ることがないようにと言われた「知る…

御霊が補佐官の長アマサイを捕らえた

1歴12:18「そのとき、御霊が補佐官の長アマサイを捕らえた。「ダビデよ。私たちはあなたの味方。エッサイの子よ。私たちはあなたとともにいる。平安があるように。あなたに平安があるように。あなたを助ける者に平安があるように。まことにあなたの神はあな…

サウルとその息子たち

1歴10:8「翌日、ペリシテ人が、その殺した者たちからはぎ取ろうとしてやって来たとき、サウルとその息子たちがギルボア山で倒れているのを見つけた」 歴代誌の最初9章にわたる系図の後には、いきなりサウル王の最期が描かれています。ダビデの親友ヨナタンは…

宮に仕えるしもべたち

1歴9:2「ところで、彼らの所有地である彼らの町々に最初に住みついたのは、イスラエル、祭司たち、レビ人および宮に仕えるしもべたちであった」 「ところで」というのは新改訳だけの訳ですが、1節のバビロンに移されてから時間が経過したことを表しています…

女の子どもたちがあった

1歴7:15「マキルはフピムとシュピムのために妻をめとった。彼の妹の名をマアカと言った――それから次男の名はツェロフハデ。ツェロフハデには女の子どもたちがあった」 このツェロフハデの娘たちの話は民数記(民27:1-11)とヨシュア記(ヨシュ17:1-4)に登場…

レビの子は、ゲルション、ケハテ、メラリ

1歴6:1「レビの子は、ゲルション、ケハテ、メラリ」 レビの系図に関しては、今までの部族とは比べ物にならない長さのリストになっています。それほどレビ人は神に仕えるために重要視された部族でした。しかし、レビ自身が祭司職だったわけではありません。レ…

ルベン族、ガド人、マナセの半部族

1歴5:18「ルベン族、ガド人、マナセの半部族で、盾と剣を取り、弓を引き、戦いの訓練を受けた勇者たちのうち、従軍する者は、四万四千七百六十人であった」 5章はルベン、ガド、マナセの系図が書かれています。ルベン、ガド、マナセ族は家畜を多く持っていた…

ゼルバベル

1歴3:19「ペダヤの子は、ゼルバベル、シムイ。ゼルバベルの子は、メシュラム、ハナヌヤ。シェロミテは彼らの姉妹」 ゼルバベルは捕らわれ人エコヌヤ(エホヤキン)の孫にあたります。ユダ国の最後の王ゼデキヤは目をえぐられ、捕囚のまま死んでいます(2王25…

群れのために牧場があった

1歴4:41「そこで、ユダの王ヒゼキヤの時代に、ここに名のしるされた人々が来て、彼らの天幕と、そこにいたメウニム人を打ち、彼らを聖絶した。今日もそのままである。彼らはこの人々に代わってそこに住みついた。そこには、彼らの群れのために牧場があったか…

ヘツロンの子

1歴2:9「ヘツロンの子として生まれた者は、エラフメエル、ラム、カレブ」 マタイの系図では、ヘブル語からギリシャ語への訳のため発音が微妙に違っています。マタイ系図ではヘツロンの長子エラフメエルではなく、次男のアラムと繋がっており、発音も「ラム(…

エホヤキンが捕らえ移され

2王25:27「ユダの王エホヤキンが捕らえ移されて三十七年目の第十二の月の二十七日に、バビロンの王エビル・メロダクは、彼が王となったその年のうちに、ユダの王エホヤキンを牢獄から釈放し」 エホアハズ、エホヤキム、ゼデキヤはそれぞれヨシヤを父に持つ兄…