2013-01-01から1年間の記事一覧

義の太陽

マラキ4:2「しかし、わたしの名を恐れるあなたがたには、義の太陽が上り、その翼には、いやしがある。あなたがたは外に出て、牛舎の子牛のようにはね回る」 主を恐れる者には義の太陽が上る…とあります。義の太陽は、イエス様のことだと思います。そこには喜…

ためしてみよ

マラキ3:10「十分の一をことごとく、宝物倉に携えて来て、わたしの家の食物とせよ。こうしてわたしをためしてみよ。―万軍の主は仰せられる―わたしがあなたがたのために、天の窓を開き、あふれるばかりの祝福をあなたがたに注ぐかどうかをためしてみよ」 イエ…

ずるい者

マラキ1:14「群れのうちに雄の獣がいて、これをささげると誓いながら、損傷のあるのを主にささげるずるい者は、のろわれる。わたしが大いなる王であり、わたしの名が諸国の民の間で、恐れられているからだ」 マラキと言えばよくメッセージ題材になる「十分の…

ゼカリヤ版1000年王国

ゼカリヤ14:7「これはただ一つの日であって、これは主に知られている。昼も夜もない。夕暮れ時に、光がある」 1日が1000年のようであるなら(2ペテ3:8)、ゼカリヤの言う1つの日は1000年王国のことだと思います(黙20:5)。黙示録に書かれている新しい天地に…

ユダヤ人の3分の2?

ゼカリヤ13:9「わたしは、その三分の一を火の中に入れ、銀を練るように彼らを練り、金をためすように彼らをためす。彼らはわたしの名を呼び、わたしは彼らに答える。わたしは「これはわたしの民」と言い、彼らは「主は私の神」と言う」 黙示録によれば終末に…

メギド

ゼカリヤ12:11「その日、エルサレムでの嘆きは、メギドの平地のハダデ・リモンのための嘆きのように大きいであろう」 メギドで大きな悲しみがあったとは、ヨシア王がエジプトのパロ・ネコによって討たれたことを指しています(2王23:29)。12節のナタンはダ…

能なしの牧者

ゼカリヤ11:16「見よ。わたしはひとりの牧者をこの地に起こすから。彼は迷い出たものを尋ねず、散らされたものを捜さず、傷ついたものをいやさず、飢えているものに食べ物を与えない。かえって肥えた獣の肉を食らい、そのひづめを裂く」 牧者ならば羊を養う…

かしら石

ゼカリヤ10:4「この群れからかしら石が、この群れから鉄のくいが、この群れからいくさ弓が、この群れからすべての指揮者が、ともどもに出て来る」 かしら石は神殿の礎に使われる石のことで、もしこの石がゆがんでいたり、もろく弱いものなら、神殿を建てるこ…

思い直す主

ゼカリヤ8:15「しかし、このごろ、わたしはエルサレムとユダの家とに幸いを下そうと考えている。恐れるな」 主は最初は「わたしはあなたがたにわざわいを下そうと考えた(14)」と言われ、考えを変えたことを明かしています。主が心変わりすることは奇妙なこ…

本物の預言者を拒む

ゼカリヤ7:12「彼らは心を金剛石のようにして、万軍の主がその御霊により、先の預言者たちを通して送られたおしえとみことばを、聞き入れなかった。そこで、万軍の主から大きな怒りが下った」 本来なら祭司、大祭司が神の言葉を取り次ぐ者のはずでした。しか…

北の地で怒りを静める

ゼカリヤ6:8「そのとき、彼は私にこう告げた『見よ。北の地へ出て行ったものを。それらは北の地で、わたしの怒りを静める』」 北に行ったのは黒い馬ですが(6)、白い馬がその後に続いたように書かれています。黒い馬が出て行った北に白い馬も行ったのか、あ…

シヌアルの地

ゼカリヤ5:11「彼は私に言った『シヌアルの地で、あの女のために神殿を建てる。それが整うと、そこの台の上に安置するためだ』」 シヌアルは世界最初の権力者ニムロデが王国を築いた場所のことです。それらはバベル、エレク、アカデの国々のことでバベルはバ…

ふたりの油注がれた者

ゼカリヤ4:14「彼は言った『これらは、全地の主のそばに立つ、ふたりの油そそがれた者だ』」 ゼカリヤに告げられた油そそがれたふたりとはおそらく、ゼルバベルとヨシュアのことだったと思います。しかし、このことが告げられる前に御使いは「権力によらず、…

礼服を着せよう

ゼカリヤ3:4「御使いは、自分の前に立っている者たちに答えてこう言った。『彼のよごれた服を脱がせよ』そして彼はヨシュアに言った。『見よ。わたしは、あなたの不義を除いた。あなたに礼服を着せよう』」 イエス様の御国のたとえ話に、王子の結婚披露宴に…

4つの角

ゼカリヤ1:19「私が、私と話していた御使いに『これらは何ですか』と尋ねると、彼は私に言った。『これらは、ユダとイスラエルとエルサレムとを散らした角だ』」 4つの角(18)はダニエル8章の説明を引用するならバビロン、メディア、ペルシャ、ギリシャ(後…

2人目のヨシュア

ハガイ2:2「シェアルティエルの子、ユダの総督ゼルバベルと、エホツァダクの子、大祭司ヨシュアと、民の残りの者とに次のように言え」 ヨシュアはもちろん「イエス」のことであり、旧約では、出エジプトを遂げたイスラエルを導く指導者と、神殿を再建すると…

ダリヨス王第2年

ハガイ1:1「ダリヨス王の第二年の第六の月の一日に、預言者ハガイを通して、シェアルティエルの子、ユダの総督ゼルバベルと、エホツァダクの子、大祭司ヨシュアとに、次のような主のことばがあった」 ハガイが主からの言葉を預かったのは6月1日となってい…

肩と肩を寄せ合って

ゼパ3:9「そのとき、わたしは、国々の民のくちびるを変えてきよくする。彼らはみな主の御名によって祈り、一つになって主に仕える」 「一つになって」は新改訳の下の注解にあるように、「一つの肩になって」とも訳せます。あるいは「肩と肩を寄せ合って」と…

神々は消えた?

ゼパ2:11「主は彼らを脅かし、地のすべての神々を消し去る。そのとき、人々はみな、自分のいる所で主を礼拝し、国々のすべての島々も主を礼拝する」 地のすべての神々が消えたことは歴史上ありません。イエス様の時代でさえ、ローマにはゼウスを代表するオリ…

ミルコム=モロク

ゼパ1:5「また、屋上で天の万象を拝む者ども、また、主に誓いを立てて礼拝しながら、ミルコムに誓いを立てる者ども」 ミルコムはアモン人の神のことで、アモン人はモアブ人から派生した民族で、モアブの間ではミルコムでなく「モレク」と呼ばれていました。…

栄光で満たされる

ハバ2:14「まことに水が海をおおうように、地は、主の栄光を知ることで満たされる」 人は何によって満足できるでしょうか?お金でしょうか?名誉でしょうか?ある人は何不自由なく生活できるなら満足だ…と言うでしょう。しかし、すべての人が金持ちにはなり…

自分の力を自分の神とする

ハバ1:17「それゆえ、彼はいつもその網を使い続け、容赦なく、諸国の民を殺すのだろうか」 カルデヤ人はバビロニア人のことです。彼らはとても強く、残虐な性格の持ち主でした。ハバククは彼らを「強暴で激しい国民(6)」と表現しており、カルデヤ人と戦う…

手をたたいて喜ぶ

ナホム3:19「あなたの傷は、いやされない。あなたの打ち傷は、いやしがたい。あなたのうわさを聞く者はみな、あなたに向かって手をたたく。だれもかれも、あなたに絶えずいじめられていたからだ」 ナホムの預言はアッシリアが滅ぼされ、みんなが手をたたいて…

滅ぶ国々

ナホム2:6「町々の門は開かれ、宮殿は消え去る」 新改訳の下の注解にあるように、「町々」の直訳は「川」のことで、アッシリアの町に大きな川が何本か流れていたために、町のつくりが川の水門で区切られいたことを指しています。アッシリア陥落の時には、町…

主はねたみ、復讐する神

ナホム1:2「主はねたみ、復讐する神。主は復讐し、憤る方。主はその仇に復讐する方。敵に怒りを保つ方」 主のこういう一面は見たくないという人もいるかも知れませんが、聖書にははっきりと主はねたみ、復讐する神であると書かれています。「ねたみ」は英語…

罪を見過ごされ

ミカ7:18「あなたのような神が、ほかにあるでしょうか。あなたは、咎を赦し、ご自分のものである残りの者のために、そむきの罪を見過ごされ、怒りをいつまでも持ち続けず、いつくしみを喜ばれるからです」 同時期のイザヤもメシヤ預言をしており(イザ53,61…

最も小さいもの

ミカ5:2「ベツレヘム・エフラテよ。あなたはユダの氏族の中で最も小さいものだが、あなたのうちから、わたしのために、イスラエルの支配者になる者が出る。その出ることは、昔から、永遠の昔からの定めである」 コペルニクスが地動説を唱える今から500年ほど…

自分の神こそが

ミカ4:5「まことに、すべての国々の民は、おのおの自分の神の名によって歩む。しかし、私たちは、世々限りなく、私たちの神、主の御名によって歩もう」 世の終わりまでサタンの働きが続くとするなら、サタンは神の名を語り、自分こそが崇められるべき存在だ…

御顔を隠される

ミカ3:4「それで、彼らが主に叫んでも、主は彼らに答えない。その時、主は彼らから顔を隠される。彼らの行ないが悪いからだ」 どんなにきれい事を言っても、その人の行ないが悪いなら誰も彼を信用しないでしょう。「助けてください」とどんなに懇願されても…

たわごとを言うな

ミカ2:6「『たわごとを言うな』と言って、彼らはたわごとを言っている。そんなたわごとを言ってはならない。恥を避けることはできない」 「たわごと」は口語訳では「説教」が使われ、原語では「nataph(ナターフ)」という言葉が使われており、「しずくがたれ…