2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

エレミヤ32章 すべての国々から彼らを集め

エレ32:37「見よ。わたしは、わたしの怒りと、憤りと、激怒とをもって散らしたすべての国々から彼らを集め、この所に帰らせ、安らかに住まわせる」 バビロン捕囚から帰還できたのは、バビロンを滅ぼしたペルシャの王クロスの命によってです。たしかにユダヤ人た…

エレミヤ32章 すべての国々から彼らを集め

エレ32:37「見よ。わたしは、わたしの怒りと、憤りと、激怒とをもって散らしたすべての国々から彼らを集め、この所に帰らせ、安らかに住まわせる」 バビロン捕囚から帰還できたのは、バビロンを滅ぼしたペルシャの王クロスの命によってです。たしかにユダヤ人た…

エレミヤ31章 身分の低い者から高い者まで

エレ31:34「そのようにして、人々はもはや、『主を知れ』と言って、おのおの互いに教えない。それは、彼らがみな、身分の低い者から高い者まで、わたしを知るからだ。―主の御告げ―わたしは彼らの咎を赦し、彼らの罪を二度と思い出さないからだ」 どうもユダヤ人…

エレミヤ30章 男が子を産めるか

エレ30:6「男が子を産めるか、さあ、尋ねてみよ。わたしが見るのに、なぜ、男がみな、産婦のように腰に手を当てているのか。なぜ、みなの顔が青く変わっているのか」 世界には性同一性障害という体の障害があります。このような人たちは、ホルモンの状態で男性と…

エレミヤ29章 それは長く続く

エレ29:28「それで、彼はバビロンの私たちのところに使いをよこして、それは長く続く。家を建てて住みつき、畑を作ってその実を食べなさいと、言わせたのです」 ネヘラム人という名前はエレミヤ29章だけに登場する名前なので、その素性はよくわかりません。それ…

エレミヤ28章 すべての器をこの所に帰らせる

エレ28:3「二年のうちに、わたしは、バビロンの王ネブカデネザルがこの所から取って、バビロンに運んだ主の宮のすべての器をこの所に帰らせる」 ベルシャツァルは宴会を開き、妻とそばめに自慢するかのようにエルサレムの宮から取ってきた金、銀の器で酒を飲み交…

エレミヤ26章 ざわいを思い直そう

エレ26:3「彼らがそれを聞いて、それぞれ悪の道から立ち返るかもしれない。そうすれば、わたしは、彼らの悪い行ないのために彼らに下そうと考えていたわざわいを思い直そう」 ヨナ書の中にも同じような記述があります。ヨナはニネベに行き、悔い改めなければイス…

エレミヤ25章 永遠に荒れ果てた地とする

エレ25:12「七十年の終わりに、わたしはバビロンの王とその民、―主の御告げ―またカルデヤ人の地を、彼らの咎のゆえに罰し、これを永遠に荒れ果てた地とする」 かつてイラクの大統領だったサダム・フセインが、自ら新バビロニアの王、ネブカドネザル2世の生まれ変…

エレミヤ24章 ユダの王エコヌヤと

エレ24:1「バビロンの王ネブカデレザルが、エホヤキムの子、ユダの王エコヌヤと、ユダのつかさたちや、職人や、鍛冶屋をエルサレムから捕らえ移し、バビロンに連れて行って後、主は私に示された。見ると、主の宮の前に、二かごのいちじくが置かれている」 現在の…

エレミヤ23章 その住民はゴモラのようである

エレ23:14「エルサレムの預言者たちの中にも、恐ろしい事をわたしは見た。彼らは姦通し、うそをついて歩き、悪を行なう者どもの手を強くして、その悪からだれをも戻らせない。彼らはみな、わたしには、ソドムのようであり、その住民はゴモラのようである」 預言…

エレミヤ22章 主の契約を捨て

エレ22:9「人々は、『彼らが彼らの神、主の契約を捨て、ほかの神々を拝み、これに仕えたからだ』と言おう」 破壊されたエルサレムを見た人は「なぜ、主はこの大きな町をこのようにしたのだろう」ということが預言されています(8)。その答えがこれです。つまりある…

エレミヤ21章 ゼデキヤ王は

エレ21:1「主からエレミヤにあったみことば。ゼデキヤ王は、マルキヤの子パシュフルと、マアセヤの子、祭司ゼパニヤをエレミヤのもとに遣わしてこう言わせた」 ヨシヤ王が戦死してからはエホアハズが3ヶ月王でした(2王23:31)。エジプトはエホアハズを気に入らず…

エレミヤ19章 すべてのわざわいをもたらす

エレ18:11「イスラエルの神、万軍の主は、こう仰せられる。『見よ。わたしはこの町と、すべての町々に、わたしが告げたすべてのわざわいをもたらす。彼らがうなじのこわい者となって、わたしのことばに聞き従おうとしなかったからである』」 わざわいの判決がエ…

エレミヤ18章 行ないとわざとを改めよ

エレ18:11「さあ、今、ユダの人とエルサレムの住民に言え。『主はこう仰せられる。見よ。わたしはあなたがたに対してわざわいを考え、あなたがたを攻める計画を立てている。さあ、おのおの悪の道から立ち返り、あなたがたの行ないとわざとを改めよ』」 神がこの…

エレミヤ17章 アシェラ像を覚えているほどだ

エレ17:2「彼らの子たちまで、その祭壇や、高い丘の茂った木のほとりにあるアシェラ像を覚えているほどだ」 プロテスタントとカトリックでは十戒の内容が違っています。カトリックでは「偶像崇拝」と「安息日」が削られています。十戒が書かれているのは出エジプト記…

エレミヤ16章 先祖以上に悪事を働き

エレ16:12「また、あなたがた自身、あなたがたの先祖以上に悪事を働き、しかも、おのおの悪い、かたくなな心のままに歩み、わたしに聞き従わないので」 ヨシヤ王が死んでからは4人の王が変わっています。エホアハズはヨシヤの子でまだ23歳でした。しかし、彼の治…

エレミヤ15章 モーセとサムエルがわたしの前に立っても

エレ14:17「主は私に仰せられた。「たといモーセとサムエルがわたしの前に立っても、わたしはこの民を顧みない。彼らをわたしの前から追い出し、立ち去らせよ」」 この章では、ユダへのさばきとエレミヤへの保護が書かれています。エレミヤはもし主の前に立ち帰り…

エレミヤ14章 私の目は夜も昼も涙を流して

エレ14:17「あなたは彼らに、このことばを言え。『私の目は夜も昼も涙を流して、やむことがない。私の民の娘、おとめの打たれた傷は大きく、いやしがたい、ひどい打ち傷』」 神が涙を流すことがあるのかどうかはわかりませんが、預言の中では「涙を流して、やむこ…

エレミヤ12章 彼らが聞かなければ

エレ12:17「しかし、彼らが聞かなければ、わたしはその国を根こぎにして滅ぼしてしまう。―主の御告げ―」 聖書の神は2者択一を迫ります。主のことばに従うなら繁栄と祝福を、そうでないなら滅びが与えられた条件です。人は天国か地獄を選択しなければならず、そ…

エレミヤ11章 わたしの契約を破った

エレ11:10「彼らは、わたしのことばを聞こうとしなかった彼らの先祖たちの咎をくり返し、彼ら自身も、ほかの神々に従って、これに仕えた。イスラエルの家とユダの家は、わたしが彼らの先祖たちと結んだわたしの契約を破った」 旧約の「約」は約束、あるいは契約の…

エレミヤ10章 これらはみな、名匠の作

エレ10:9「銀箔はタルシシュから、金はウファズから運ばれる。偶像は木工と金細工人の手の作。その衣は青色と紫色、これらはみな、名匠の作」 十戒の中の戒めには「あなたは、自分のために、偶像を造ってはならない(出20:4)」とあります。偶像は「神」と呼ばれるもの…

エレミヤ9章 口先では友人に平和を語るが

エレ9:8「彼らの舌はとがった矢で、欺きを語る。口先では友人に平和を語るが、腹の中では待ち伏せを計る」 過去にイスラエルが存在したとき、そこには神殿があり、祭司、預言者などが神に仕え、全ての意向は神によってなされていました。それはダビデとソロモン…

エレミヤ8章 身分の低い者から高い者まで

。 エレ8:10「それゆえ、わたしは彼らの妻を他人に与え、彼らの畑を侵略者に与える。なぜなら、身分の低い者から高い者まで、みな利得をむさぼり、預言者から祭司に至るまで、みな偽りを行なっているからだ」 既得権益という言葉がありますが、一度手にした自分…

エレミヤ7章 この民のしかばねは

エレ7:33「この民のしかばねは、空の鳥、地の獣のえじきとなるが、これを追い払う者もない」 終わりの時代に、鳥たちがしかばねを食べることが書かれています(黙19:21)。鳥がしかばねを食べるのは、死んだ人の身内や知人もおらず、遺体を引き取る者もいないこと…

エレミヤ5章 どうしてわたしがあなたを赦せよう

エレ5:7「これでは、どうして、わたしがあなたを赦せよう。あなたの子らはわたしを捨て、神でないものによって誓っていた。わたしが彼らを満ち足らせたときも、彼らは姦通をし、遊女の家で身を傷つけた」 ここでは「その背信がはなはだしかったからだ(6)」と書かれ…

エレミヤ4章 わたしの民は愚か者で

エレ4:22「実に、わたしの民は愚か者で、わたしを知らない。彼らは、ばかな子らで、彼らは悟りがない。彼らは悪事を働くのに賢くて、善を行なうことを知らない」 エレミヤはユダの国が滅びることを預言し続けました。それはユダの民にとっては耳の痛いもので、エ…

エレミヤ3章 背信の女イスラエルが行なったこと

エレ3:6「ヨシヤ王の時代に、主は私に仰せられた。「あなたは、背信の女イスラエルが行なったことを見たか。彼女はすべての高い山の上、すべての茂った木の下に行って、そこで淫行を行なった」」 ヨシヤがエレミヤの預言を直接聞いたからかどうかはわかりませんが…

エレミヤ2章 純良種の良いぶどうとして

エレ2:21「わたしは、あなたをことごとく純良種の良いぶどうとして植えたのに、どうしてあなたは、わたしにとって、質の悪い雑種のぶどうに変わったのか」 ユダヤ人が有能なのは誰もが認めるところです。人口は1600万人と世界の人口に比べても、0.1%にも達しな…