2013-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ペンテコステの日

使2:41「そこで、彼のことばを受け入れた者は、バプテスマを受けた。その日、三千人ほどが弟子に加えられた」 ペテロたちが聖霊を受けた直後の出来事です。エルサレムにはユダヤ人があらゆる国から来ていた、と書かれています(5)。弟子たちの多くはペテロ…

もうすぐ戻られる

使1:11「ガリラヤの人たち。なぜ天を見上げて立っているのですか。あなたがたを離れて天に上げられたこのイエスは、天に上って行かれるのをあなたがたが見たときと同じ有様で、またおいでになります」 2013年2月11日にローマ法王が辞任しました。終身職のし…

思いとどまるわざわい

2サム24:25「こうしてダビデは、そこに主のために祭壇を築き、全焼のいけにえと和解のいけにえとをささげた。主が、この国の祈りに心を動かされたので、神罰はイスラエルに及ばないようになった」 主がわざわいを思い直して御使いと止めたとき、御使いはエブス…

ラファとダビデ

2サム21:16「それで、ラファの子孫のひとりであったイシュビ・ベノブは、ダビデを殺そうと考えた。彼の槍の重さは青銅で三百シェケル。そして彼は新しい剣を帯びていた」 ラファはネフィリムとも訳され、ノアの洪水時代にいた巨人の生き残りかも知れません。…

バフリムの夫婦

2サム17:19「その人の妻は、おおいを持って来て、井戸の口の上に広げ、その上に麦をまき散らしたので、だれにも知られなかった」 18,19節はすべて匿名の人たちが動いています。まず、伝令者ヨナタンとアヒマアツを見つけたある若者がアブシャロムに告げ口を…

しつこい性格

2サム15:6「アブシャロムは、さばきのために王のところに来るすべてのイスラエル人にこのようにした。こうしてアブシャロムはイスラエル人の心を盗んだ」 アブシャロムは父ダビデに会いたくてヨアブの畑にまで火をつけた男です。にもかかわらず王の座を奪お…

アブシャロムの策略

2サム14:33「それで、ヨアブは王のところに行き、王に告げたので、王はアブシャロムを呼び寄せた。アブシャロムは王のところに来て、王の前で地にひれ伏して礼をした。王はアブシャロムに口づけした」 アブシャロムの妹タマルは姦通罪とされ、本来石打ちにあ…

エディデヤ

2サム12:25「預言者ナタンを遣わして、主のために、その名をエディデヤと名づけさせた」 エディデヤと名づけさせた、の主語は「主は」です。主ご自身が「愛する者」という名前を付けたのですが、その後ソロモンがエディデヤと呼ばれる記述はありません。新約…

ナハシュの子ハヌン

2サム10:2「ダビデは、「ナハシュの子ハヌンに真実を尽くそう。彼の父が私に真実を尽くしてくれたように」と考えた」 時代が前後していますが、ナハシュの子ハヌンの父はおそらくショビであり、彼はダビデがアブシャロムから追われたときに、食料や生活必需…

ダビデの幕屋

2サム7:7「わたしがイスラエル人のすべてと歩んできたどんな所ででも、わたしが、民イスラエルを牧せよと命じたイスラエル部族の一つにでも、『なぜ、あなたがたはわたしのために杉材の家を建てなかったのか』と、一度でも、言ったことがあろうか」 主がモ…

ヨアブの狡猾さ

2サム3:27「アブネルがヘブロンに戻ったとき、ヨアブは彼とひそかに話すと見せかけて、彼を門のとびらの内側に連れ込み、そこで、下腹を突いて死なせ、自分の兄弟アサエルの血に報いた」 ヨアブはノンクリスチャンの象徴だと思います。ヨアブはダビデに「なぜ…

やあやあ我こそは

2サム2:14「アブネルはヨアブに言った。「さあ、若い者たちを出して、われわれの前で闘技をさせよう。」ヨアブは言った。「出そう。」」 日本の鎌倉時代までの戦いは、陣の代表の武将が「我こそは○○なり」と名乗り、相手の代表者と戦うというスタイルでした…

最後はハレルヤ

詩150:6「息のあるものはみな、主をほめたたえよ。ハレルヤ」 ハレルヤではじまりハレルヤで終わる詩はこれだけです。「幸いなことよ、悪者のはかりごとに歩まず(1:1)」から始まった詩篇は「ハレルヤ」で終わります。壮大で長く、ひとつひとつにが主への賛…

ハレルヤ

詩149:1「ハレルヤ。主に新しい歌を歌え。聖徒の集まりで主への賛美を」 ハレルヤは詩篇と黙示録にしか出てこない言葉です。詩篇の中ではほとんどの英語訳では「hallelujalh」とは訳されておらず「praise the Lord」となっています。それはヘブライ語のほめ…

宇宙の果てまで

詩148:13「彼らに主の名をほめたたえさせよ。主の御名だけがあがめられ、その威光は地と天の上にあるからだ」 彼らとはいのちあるものすべてです。5節の「彼ら」は創造されたすべてのものです。神の手によって造られなかったものはありません。すべてが神…

好むと好まない

詩147:10「神は馬の力を喜ばず、歩兵を好まない」 10節と11節とは「好む」と「好まない」という言葉が対比した文章です。主が好まれるのは「主を恐れる者と御恵みを待ち望む者(11)」です。一方、好まれないものは馬の力と歩兵と書かれています。当時、馬は…

賛美できるようになるには

詩145;14「主は倒れる者をみなささえ、かがんでいる者をみな起こされます」 ダビデが主を賛美するのを誰よりも喜んだのは、主ご自身だと思います。人が神に罪赦されクリスチャンになったとしても、それで終わりではありません。そこから神との二人三脚が始ま…

アダムとエノシュ

詩144:3「主よ。人とは何者なのでしょう。あなたがこれを知っておられるとは。人の子とは何者なのでしょう。あなたがこれを顧みられるとは」 詩篇8編にほとんど同じ言葉が語られています(8:4)。それぞれ「人」「人の子」が何者なのか、と問いかけています…

御顔をかくさないで

詩143:7「主よ。早く私に答えてください。私の霊は滅びてしまいます。どうか、御顔を私に隠さないでください。私が穴に下る者と等しくならないため」 ダビデがサウルに追われていたときは寝る場所も定まらず不安定な生活でした。ダビデが無実であり、サウル…

ほら穴の中で

詩142:7「私のたましいを、牢獄から連れ出し、私があなたの御名に感謝するようにしてください。正しい者たちが私の回りに集まることでしょう。あなたが私に良くしてくださるからです」 ダビデが洞穴にいたことが書かれているのは2箇所あります。ひとつはガ…

放り出さないで

詩141:8「私の主、神よ。まことに、私の目はあなたに向いています。私はあなたに身を避けます。私を放り出さないでください」 主がダビデを避けているわけでもないでしょう。また、主が人を無視する理由もありません。それでもダビデは「わたしの声を聞いて…

舌の毒

詩140:3「蛇のように、その舌を鋭くし、そのくちびるの下には、まむしの毒があります。セラ 」 まむしあるいは蛇は聖書の最初から登場しています。蛇ならばそんなに恐がる必要はないと思いますが、まむしとなると話は別です。その毒はあっという間に人の体…

主の思いは高くても

詩138:6「まことに、主は高くあられるが、低い者を顧みてくださいます。しかし、高ぶる者を遠くから見抜かれます」 健康な人が病気の人を哀れみ、救いの手を差し伸べることはあっても、金持ちが貧乏な人に手を差し伸べることはまれです。貧しい者は山ほどい…

賛美が余興?

詩137:3「それは、私たちを捕らえ移した者たちが、そこで、私たちに歌を求め、私たちを苦しめる者たちが、興を求めて、「シオンの歌を一つ歌え」と言ったからだ」 詩篇がどういう基準で編纂されたかはわかりませんが、前の136篇と比較するならまるでニュ…