2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧

明けの明星

イザ14:12「暁の子、明けの明星よ。どうしてあなたは天から落ちたのか。国々を打ち破った者よ。どうしてあなたは地に切り倒されたのか」 明けの明星の原文ヘブライ語では、heylel(ヘイレイエル)となっています。ところが、キングジェームス訳では、「Lucife…

ソドム、ゴモラ級

イザ13:19「こうして、王国の誉れ、カルデヤ人の誇らかな栄えであるバビロンは、神がソドム、ゴモラを滅ぼした時のようになる」 バビロンを奮い立たせ、ユダヤ人を捕囚させたのは主です。しかし、あくまでもユダヤ人たちへの懲らしめであって、バビロンが主…

主に感謝せよ

イザ12:4「その日、あなたがたは言う。『主に感謝せよ。その御名を呼び求めよ。そのみわざを、国々の民の中に知らせよ。御名があがめられていることを語り告げよ』」 イザヤが見た預言の幻の中に、人々が賛美するシーンが書かれています。「その日」とは主に…

エッサイの根

イザヤ11:10「その日、エッサイの根は、国々の民の旗として立ち、国々は彼を求め、彼のいこう所は栄光に輝く」 パウロもローマの手紙の中でイザヤの言葉を引用しています(ロマ15:12)。エッサイの根はもちろんキリストのことですが、エッサイの根という表…

思い上がり

イザヤ10:15「斧は、それを使って切る人に向かって高ぶることができようか。のこぎりは、それをひく人に向かっておごることができようか。それは棒が、それを振り上げる人を動かし、杖が、木でない人を持ち上げるようなものではないか」 おごり、高ぶりがい…

イザヤの子の名前

イザヤ8:3「そののち、私は女預言者に近づいた。彼女はみごもった。そして男の子を産んだ。すると、主は私に仰せられた。「その名を、『マヘル・シャラル・ハシュ・バズ』と呼べ」 イザヤにはすでにシェアル・ヤシュブという子がいることが書かれています(…

,しるしが与えられ

イザヤ7:11「あなたの神、主から、しるしを求めよ。よみの深み、あるいは、上の高いところから」 アラム軍がエフライムを併合し、ユダに攻めてくると聞いたとき、主は「それは、ありえない(7)」と否定します。その直後に「しるしを求めよ」と命じられまし…

セラフィム

イザヤ6:2「セラフィムがその上に立っていた。彼らはそれぞれ六つの翼があり、おのおのその二つで顔をおおい、二つで両足をおおい、二つで飛んでおり」 イザヤはウジヤ、ヒゼキヤ王の時代に活躍した預言者です。特に、ウジヤについては王が死ぬまで立会い、…

さばかれる前に

イザ5:16「しかし、万軍の主は、さばきによって高くなり、聖なる神は正義によって、みずから聖なることを示される」 どんなに親が望んでも、子が親の思い通りに成長するとは限りません。イスラエルの民はまさしくそのような子供のようです。主から選び出され…

いのちの書にある名前

イザヤ4:5-6「主は、シオンの山のすべての場所とその会合の上に、昼は雲、夜は煙と燃える火の輝きを創造される。それはすべての栄光の上に、おおいとなり、仮庵となり、昼は暑さを避ける陰となり、あらしと雨を防ぐ避け所と隠れ家になるからだ」 黙示録によ…

リーダーになってくれ

イザヤ3:7「その日、彼は声を張り上げて言う『私は医者にはなれない。私の家にはパンもなく、着る物もない。私を民の首領にはしてくれるな』」 よい服を着ているからといって指導者になれるわけもないでしょう。しかし、イスラエルの民の目は曇り、服を持っ…

ともに論じ合おう

イザヤ1:18「「『さあ、来たれ。論じ合おう』と主は仰せられる。『たとい、あなたがたの罪が緋のように赤くても、雪のように白くなる。たとい、紅のように赤くても、羊の毛のようになる』」 「論じ合おう」という言葉はイザヤ書の中に2回出てきます(43:26…

最後まで守れたら

ヨシュア24:20「もしあなたがたが主を捨てて、外国の神々に仕えるなら、あなたがたをしあわせにして後も、主はもう一度あなたがたにわざわいを下し、あなたがたを滅ぼし尽くす」 「もし」という言葉が付くならば、条件付きの契約であることがわかります。そ…

奉仕するため

ヨシュア22;33「そこで、イスラエル人は、これに満足した。それでイスラエル人は、神をほめたたえ、ルベン族とガド族の住んでいる地に攻め上って、これを滅ぼそうとは、もはや言わなかった」 ヨルダン川を渡る手前には、大きく広がる牧草地があり放牧には適…

過失も主の計画?

ヨシュア20:3「あやまって、知らずに人を殺した殺人者が、そこに逃げ込むことのできるようにしなさい。その町々は、あなたがたが血の復讐をする者からのがれる場所となる」 逃れの町に逃げることができるのは、あくまで過失の罪の場合です。しかし、復讐の権…

くじを引こう

ヨシュア18:6「あなたがたは、その地の七つの割り当て地を書きしるし、それをここの私のところに持って来なければならない。私はここで、私たちの神、主の前に、あなたがたのために、くじを引こう」 主の前でくじを引くことは、古くからのイスラエルの風習で…

割り当てが始まった

ヨシュア16;4「こうして、ヨセフ族、マナセとエフライムは、彼らの相続地を受けた」 割り当てられたのは全部で11部族です。ヨセフはエフライムとマナセに分けられ、この段階で13部族です。一般に12部族と言われているのは、レビ族を祭司職とした後の部…

モーセが命じられたこと

ヨシュア11:15「主がそのしもべモーセに命じられたとおりに、モーセはヨシュアに命じたが、ヨシュアはそのとおりに行ない、主がモーセに命じたすべてのことばを、一言も取り除かなかった」 モーセが最初の契約の板を割ってしまい、2回目にシナイ山に登った…

ヤシャルの書

ヨシュ10:13「民がその敵に復讐するまで、日は動かず、月はとどまった。これは、ヤシャルの書にしるされているではないか。こうして、日は天のまなかにとどまって、まる一日ほど出て来ることを急がなかった」 イスラエルの戦いをまとめたヤシャルの書という…

聖絶を怠るなら

ヨシュ7:18「ザブディの家族を男ひとりひとり進み出させると、ユダの部族のゼラフの子ザブディの子カルミの子のアカンが取られた」 やがてアカンとその子供たちはイスラエルの民に殺されてしまいます(25)。聖絶の命令は絶対で、命令を破ると命がなくなって…

無言の行

ヨシュ6:10「ヨシュアは民に命じて言った『私がときの声をあげよと言って、あなたがたに叫ばせる日まで、あなたがたは叫んではいけない。あなたがたの声を聞かせてはいけない。また口からことばを出してはいけない』 」 文脈から考えると、「叫べ」と命令す…

2回目の奇跡

ヨシュア4:23「あなたがたの神、主は、あなたがたが渡ってしまうまで、あなたがたの前からヨルダン川の水をからしてくださった。ちょうど、あなたがたの神、主が葦の海になさったのと同じである。それを、私たちが渡り終わってしまうまで、私たちの前からか…

ラハブの思い

ヨシュア2:21「ラハブは言った。「おことばどおりにいたしましょう。」こうして、彼女は彼らを送り出したので、彼らは去った。そして彼女は窓に赤いひもを結んだ」 イスラエルの行動は、近隣諸国に知れ渡っていました。なによりも葦の海(紅海)を分けてエジ…

自分の体のように

エペソ5:29「だれも自分の身を憎んだ者はいません。かえって、これを養い育てます。それはキリストが教会をそうされたのと同じです」 日本では自殺者が年間3万人以上いると言われています。もちろん警察などの統計なので、死後自殺を隠したがる人たちを含め…

悪い言葉を話さない方法

エペソ4:29「悪いことばを、いっさい口から出してはいけません。ただ、必要なとき、人の徳を養うのに役立つことばを話し、聞く人に恵みを与えなさい」 パウロはなかなか難しいことをいうものです。確かにクリスチャンになってからは人を恨むようなことは言わ…

パウロの得た奥義

エペソ3:6「その奥義とは、福音により、キリスト・イエスにあって、異邦人もまた共同の相続者となり、ともに一つのからだに連なり、ともに約束にあずかる者となるということです」 パウロを決してすべての聖徒たちのうちで一番小さい者だとは思いませんが(8…

敵意

エペソ2:16「また、両者を一つのからだとして、十字架によって神と和解させるためなのです。敵意は十字架によって葬り去られました」 両者とは肉と廃棄された律法のことです。聖書では「敵意」だと書かれています。肉を造られた神は、肉が常に主の御心に反す…