2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

任命するには7日を要する

レビ8:33「また、あなたがたの任職の期間が終了する日までの七日間は、会見の天幕の入口から出てはならない。あなたがたを祭司職に任命するには七日を要するからである」 祭司に任命されるには、服を整え(9)、油を注ぎ(10)、いけにえを捧げ(15)、手を置き(22…

祭壇の火を消してはならない

レビ6:12「祭壇の火はそのまま燃え続けさせ、それを消してはならない。かえって、祭司は朝ごとに、その上にたきぎをくべ、その上に全焼のいけにえを整え、和解のいけにえの脂肪をその上で焼いて煙にしなさい」 火は聖霊の象徴としてよく聖書に登場します。新…

咎を負わなければならない

レビ5:17「また、もし人が罪を犯し、主がするなと命じたすべてのうち一つでも行ない、それを知らずにいて、後で咎を覚える場合、その咎を負わなければならない」 罪から来る報酬は死だとパウロは言っています(ロマ6:23)。もしそうなら、咎を負ったとしても…

和解のいけにえ

レビ4:10「これは和解のいけにえの牛から取り除く場合と同様である。祭司はそれらを全焼のいけにえの祭壇の上で焼いて煙にしなさい」 和解の一般的な英語訳は「reconciliation」ですが、ここでの英語訳は「peace(キングジェームス)」「fellowship(NIV)」が使…

食べてはならない

レビ3:17「あなたがたは脂肪も血もいっさい食べてはならない。あなたがたが、どんな場所に住んでも、代々守るべき永遠のおきてはこうである」 レビ記の7章にはさらに詳しく食べていいものと、いけないものの指定がされています。その中で牛、羊、やぎの脂肪…

契約の塩

レビ2:13「あなたの穀物のささげ物にはすべて、塩で味をつけなければならない。あなたの穀物のささげ物にあなたの神の契約の塩を欠かしてはならない。あなたのささげ物には、いつでも塩を添えてささげなければならない」 砂漠でどんなにのどが渇いても水だけ…

頭の上に手を置く

レビ1:4「その人は、全焼のいけにえの頭の上に手を置く。それが彼を贖うため、彼の代わりに受け入れられるためである」 いけにえに手を置くことは他の箇所でも命じられることで(出29章、レビ3章)、いけにえに手を置かないで捧げることはありません。手を置く…

燭台について

出37:18「六つの枝をそのわきから、すなわち、燭台の三つの枝を一方のわきから、燭台の他の三つの枝を他のわきから出した」 英語では「candle stand」とも「lamp stand」とも訳されていますが、ろうそくを7つの受け皿に立てたのではないと思います。それは…

板と幕

出36:22「板一枚ごとに、はめ込みのほぞ二つを作った。幕屋の板、全部にこのようにした」 板の高さは約4.5メートルで、2階建ての建物ぐらいの高さがあります。ほぞはおそらく突起のことで、左右と下側に作られ台座にはほぞを受ける穴が開いていました。幅1キ…

顔は見ていない

出33:20「また仰せられた。『あなたはわたしの顔を見ることはできない。人はわたしを見て、なお生きていることはできないからである』」 11節には「顔と顔とを合わせてモーセに語られた」と書かれています。矛盾するできごとです。この後、モーセは主の栄光…

あなたの書物

出32:32「今、もし、彼らの罪をお赦しくだされるものなら。しかし、もしも、かないませんなら、どうか、あなたがお書きになったあなたの書物から、私の名を消し去ってください」 一般的に神の書物とは聖書のことです。しかし、それ以外に「いのちの書」と呼…

主の前で揺り動かす

出29:24「これらをみなアロンの手のひらと、その子らの手のひらに載せ、これらを奉献物として主に向かって揺り動かす」 手のひらの上にあるのは「種を入れないパンのかごの丸型のパン一個と、油を入れた輪型のパン一個と、せんべい一個(23)」の3個の食べ物…

祭壇をアカシヤ材で作る

出27:1「祭壇をアカシヤ材で作る。その祭壇は長さ五キュビト、幅五キュビトの四角形でなければならない。高さは三キュビトとする」 祭壇の内側が木材でも大丈夫だったのでしょうか?まわりは青銅で囲っていたので、祭壇そのものは燃える心配はないようですが…

燃え上がる火のように見えた

出24:17「主の栄光は、イスラエル人の目には、山の頂で燃え上がる火のように見えた」 最初にモーセと会われた場所もホレブ山という山でした。今回はシナイ山で、しかも目撃者が多くいます。イスラエルの民は山に登ることは許されず、ただ周りから眺めるだけ…

在留異邦人だったこと

出22:21「在留異国人を苦しめてはならない。しいたげてはならない。あなたがたも、かつてはエジプトの国で、在留異国人であったからである」 奴隷であり、在留異国人であったイスラエルの人に対する厳しい戒めです。主はアブラハムに対して約束した約束を覚…

服を洗い、境界を守る

出19:12「あなたは民のために、周囲に境を設けて言え。山に登ったり、その境界に触れたりしないように注意しなさい。山に触れる者は、だれでも必ず殺されなければならない」 神と会うことと、触れることには大きな違いがあります。神を慕い求め、近づき、そ…

アマレクとの戦い

出17:9「モーセはヨシュアに言った。『私たちのために幾人かを選び、出て行ってアマレクと戦いなさい。あす私は神の杖を手に持って、丘の頂に立ちます』」 これまでのイスラエルの旅はもっぱら水や食料にまつわる出来事に終始しており、生活の最低限の基盤さ…

エリムについた

出15:27「こうして彼らはエリムに着いた。そこには、十二の水の泉と七十本のなつめやしの木があった。そこで、彼らはその水のほとりに宿営した」 エリムの名前は「やしの木」という意味で、やしの木が有名なオアシスだったようです。水は旅には欠かせないも…

ペリシテルートではなく

出13:17「さて、パロがこの民を行かせたとき、神は、彼らを近道であるペリシテ人の国の道には導かれなかった。神はこう言われた。『民が戦いを見て、心が変わり、エジプトに引き返すといけない』」 実際には1週間ほどで約束の地に着く距離ですが、300万人ほ…

パロの家臣も

出9:20「パロの家臣のうちで主のことばを恐れた者は、しもべたちと家畜を家に避難させた」 災いも7番目ぐらいになってくると、パロの家臣の中にもモーセの言う「主」の告げることに耳を傾け始めるようになります。最初の災いでは水が飲めなくなりました(7:2…

ナイルは臭くなり

出7:21「ナイルの魚は死に、ナイルは臭くなり、エジプト人はナイルの水を飲むことができなくなった。エジプト全土にわたって血があった」 黙示録では海の3分の1が血になることが書かれ、7つのラッパの1つの災いであることを知ることができます(黙8:8)…

何も起きない

出5:23「私がパロのところに行って、あなたの御名によって語ってからこのかた、彼はこの民に害を与えています。それなのにあなたは、あなたの民を少しも救い出そうとはなさいません」 主が約束されたのだから、すぐにでもエジプトからヘブル人が出て行ける……

手をふところに入れる

出4:7「また、主は仰せられた。「あなたの手をもう一度ふところに入れよ。」そこで彼はもう一度手をふところに入れた。そして、ふところから出した。なんと、それは再び彼の肉のようになっていた」 「ふところ」は父の象徴です。ふところ、すなわち父のもと…

シフラとプア

出1;15「また、エジプトの王は、ヘブル人の助産婦たちに言った。そのひとりの名はシフラ、もうひとりの名はプアであった」 シフラは「美しい」、プアは「輝き」とか「華麗な」という意味で、どちらもヘブル語の美しさを修飾する名前がつけられています。出エ…

恐れを知らないもの

ヨブ41:33「地の上には、これと似たものはなく、恐れを知らないものとして造られた」 恐れがないならば、傍若無人に振る舞い、好き勝手な判断で思うがままの状態になってしまいます。幸いにしても人間はこのようには造られませんでした。しかし、レビヤタン…

心のこざかしい者

ヨブ37:24「だから、人々は神を恐れなければならない。神は心のこざかしい者を決して顧みない」 「心のこざかしい」は別の箇所では「ずるいはかりごと(5:13)」と訳されています。もともとの原語ヘブライ語では「chakam(カハーム)」が使われ、「巧みな」と…