2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧
使3:19「そういうわけですから、あなたがたの罪をぬぐい去っていただくために、悔い改めて、神に立ち返りなさい」神と人とがどういう関係にあるべきなのか…律法に書かれているように罪を犯したのなら、いけにえを捧げて罪をチャラにしてもらえばいいのでしょう…
使2:38「そこでペテロは彼らに答えた。「悔い改めなさい。そして、それぞれ罪を赦していただくために、イエス・キリストの名によってバプテスマを受けなさい。そうすれば、賜物として聖霊を受けるでしょう」イエスを十字架につけたのはあなた方だ(36)、と言…
出40:37「雲が上らないと、上る日まで、旅立たなかった」モーセの幕屋が完成し、決められた通りの仕様で聖所も至聖所も作られました(17)。モーセが山で実家を授かっているあいだに金の子牛を作ったり(32:24)、メリバでは水がないと騒いだりしましたが(17:7)、…
出37:24「すなわち、純金一タラントで、燭台とそのすべての用具を作った」「すべての用具」というのはともしび皿7つ、心切りばさみ、心取り皿のことだと思われます(23)。メノラー、すなわち燭台の形は詳しく書かれているので、どの資料を見てもだいたい同じ形を…
出36:35「ついで、青色、紫色、緋色の撚り糸、撚り糸で織った亜麻布で、垂れ幕を作った。これに巧みな細工でケルビムを織り出した」3つで1つは、父、子、聖霊が1つの神だという聖書が示す神のイメージを示していると思われます。それによって織り出されたケル…
出33:5「主はモーセに、仰せられた。「イスラエル人に言え。あなたがたは、うなじのこわい民だ。一時でもあなたがたのうちにあって、上って行こうものなら、わたしはあなたがたを絶ち滅ぼしてしまうだろう。今、あなたがたの飾り物を身から取りはずしなさい。…
出31:15「六日間は仕事をしてもよい。しかし、七日目は、主の聖なる全き休みの安息日である。安息の日に仕事をする者は、だれでも必ず殺されなければならない」日本では江戸時代には日曜という制度はありませんでした。日曜が休みになったのは、明治に入って文…
出30:25「あなたはこれらをもって聖なるそそぎの油を、調合法にしたがって、混ぜ合わせの香油を作る。これが聖なるそそぎの油となる」「香油」と「香料」は違うものです。そそぎの油と書かれている「香油」は没薬、肉桂、におい菖蒲とオリーブ油を混ぜた香りのきつい…
出26:12「天幕の幕の残って垂れる部分、すなわち、その残りの半幕は幕屋のうしろに垂らさなければならない」聖書の記述に従うならば、幕屋の幕はスカートのように短くなく垂れ下がっていなければなりません。幕自体は10枚で構成され(1)、5枚ずつを合わせる形に…
出23:5「あなたを憎んでいる者のろばが、荷物の下敷きになっているのを見た場合、それを起こしてやりたくなくても、必ず彼といっしょに起こしてやらなければならない」「憎んでいる」のヘブル語は「sane(サネー)」で、「嫌う」とか「敵対する」の意味があります。ろば…
出22:18「呪術を行なう女は生かしておいてはならない」「呪術」に使われているヘブル語は「kashaph(カシャーフ)」で、出エジプトのときにモーセの行った不思議をパロが呪術師を呼び寄せて同じことをさせた「呪術」と同じ単語が使われています。ここでは女性限定にな…
出19:19「角笛の音が、いよいよ高くなった。モーセは語り、神は声を出して、彼に答えられた」主とモーセが語ることは周知の事実ですが(3:4)、それ以外の民にはそのようなことはないようです。ヤコブは神を見たのにいのちを救われました(創32:30)。また申命記に…
出18:11「今こそ私は主があらゆる神々にまさって偉大であることを知りました。実に彼らがこの民に対して不遜であったということにおいても」ミデヤン人の目から見ても、エジプトのイスラエルの民に対する扱いは不当だと映ったようです。「不遜」はヘブル語で「zuw…
出16:33「モーセはアロンに言った。「つぼを一つ持って来て、マナを一オメルたっぷりその中に入れ、それを主の前に置いて、あなたがたの子孫のために保存しなさい」」1オメルは2.3リットルぐらいですから、マナの体積にもよりますがツボの大きさは2リットルの…
出11:8「あなたのこの家臣たちは、みな、私のところに来て伏し拝み、『あなたとあなたに従う民はみな出て行ってください』と言うでしょう。私はそのあとで出て行きます。」こうしてモーセは怒りに燃えてパロのところから出て行った」モーセは地上の誰よりも謙…
出9:10「それで彼らはかまどのすすを取ってパロの前に立ち、モーセはそれを天に向けてまき散らした。すると、それは人と獣につき、うみの出る腫物となった」災いが起きるときには、モーセかアロンのきっかけが必要です。杖を投げたり(7:10)、杖でナイルの水を…
出7:20「モーセとアロンは主が命じられたとおりに行なった。彼はパロとその家臣の目の前で杖を上げ、ナイルの水を打った。すると、ナイルの水はことごとく血に変わった」律法では血は絶対に食べてはならないことになっています(申12:23)。血にはいのちが宿って…
出5:23「私がパロのところに行って、あなたの御名によって語ってからこのかた、彼はこの民に害を与えています。それなのにあなたは、あなたの民を少しも救い出そうとはなさいません」アダムは主から「善悪の知識の木からは取って食べてはならない。それを取って…
出3:4「主は彼が横切って見に来るのをご覧になった。神は柴の中から彼を呼び、「モーセ、モーセ」と仰せられた。彼は「はい。ここにおります」と答えた」柴は日本でもよく使われる薪木にする雑木です。枝ぶりも細く火をつけるとよく燃えます。そのような柴が燃…
出2:23「それから何年もたって、エジプトの王は死んだ。イスラエル人は労役にうめき、わめいた。彼らの労役の叫びは神に届いた」ミデヤン人の祭司レウエルの娘たちを助けたことが縁で、モーセはミデヤンの地に住むようになりました(21)。モーセの選択は2つで…
ヘブ13:23「私たちの兄弟テモテが釈放されたことをお知らせします。もし彼が早く来れば、私は彼といっしょにあなたがたに会えるでしょう」この一文でヘブル人への手紙はパウロが書いた可能性が一気に高まりました。しかもパウロと一緒に行動できるとなると、テ…
ヘブ12:24「さらに、新しい契約の仲介者イエス、それに、アベルの血よりもすぐれたことを語る注ぎかけの血に近づいています」アベルのことが聖書に書かれているのはわずかに数節だけです。「彼の羊の初子の中から、それも最上のものを持って来た。主はアベルとそ…
ヘブ11:31「信仰によって、遊女ラハブは、偵察に来た人たちを穏やかに受け入れたので、不従順な人たちといっしょに滅びることを免れました」遊女ラハブで信仰者の話は終わっています。彼女以降「これ以上、何を言いましょうか(32)」と話を止め、約束の地に入るま…
ヘブ10:17「わたしは、もはや決して彼らの罪と不法とを思い出すことはしない」エレミヤ書には「わたしは彼らの咎を赦し、彼らの罪を二度と思い出さないからだ(エレ31:34)」とあり、咎がまず赦されることが書かれています。ヨブ記の中でナアマ人ツォファルがヨブに「…
ヘブ9:17「遺言は、人が死んだとき初めて有効になるのであって、遺言者が生きている間は、決して効力はありません」「遺言」はギリシャ語「diatheke(ディアセケ)」が使われ、15節の「契約」と同じ単語が使われています。2000年前から自分の財産を死んだらどのように処…
ヘブ8:10「それらの日の後、わたしが、イスラエルの家と結ぶ契約は、これであると、主が言われる。わたしは、わたしの律法を彼らの思いの中に入れ、彼らの心に書きつける。わたしは彼らの神となり、彼らはわたしの民となる」これはギリシャ語からの訳なので、ヘ…