2011-01-01から1年間の記事一覧

最後までわからない黙示録

黙22:15「犬ども、魔術を行なう者、不品行の者、人殺し、偶像を拝む者、好んで偽りを行なう者はみな、外に出される」 21章の「おくびょう者、不信仰の者、憎むべき者、人を殺す者、不品行の者、魔術を行なう者、偶像を拝む者、すべて偽りを言う者ども(21:8…

新天地になっても

黙21:27「しかし、すべて汚れた者や、憎むべきことと偽りとを行なう者は、決して都にはいれない。小羊のいのちの書に名が書いてある者だけが、はいることができる」 千年が過ぎ、さらに新天地になっても、都に入れる者と入れない者がいるようです。古きは過…

第2の死

黙20:6「この第一の復活にあずかる者は幸いな者、聖なる者である。この人々に対しては、第二の死は、なんの力も持っていない。彼らは神とキリストとの祭司となり、キリストとともに、千年の間王となる」 第一の復活に預かることができるのは、千年が終わっ…

神の大宴会の様子

黙19:21「残りの者たちも、馬に乗った方の口から出る剣によって殺され、すべての鳥が、彼らの肉を飽きるほどに食べた」 残りとは獣と偽預言者の二人以外という意味です。彼らは神の大宴会に参加していた者たちです(17)。中天は現在我々が住んでいる世界の…

大バビロンを一考

黙18:19「それから、彼らは、頭にちりをかぶって、泣き悲しみ、叫んで言いました。『わざわいが来た。わざわいが来た。大きな都よ。海に舟を持つ者はみな、この都のおごりによって富を得ていたのに、それが一瞬のうちに荒れすたれるとは』」 貿易の中心は今…

中国にひとこと

黙17:17「それは、神が、みことばの成就するときまで、神のみこころを行なう思いを彼らの心に起こさせ、彼らが心を一つにして、その支配権を獣に与えるようにされたからです」 ここに書かれてあることは、どうも理解に苦しみます。神のみことばが成就される…

聖所が開かれるとき

黙15:1「また私は、天にもう一つの巨大な驚くべきしるしを見た。七人の御使いが、最後の七つの災害を携えていた。神の激しい怒りはここに窮まるのである」 神の怒りは最高潮に達します。七人の御使いが七つの鉢をぶちまけるとき、今までにないほどの災害が地…

2段階の刈り取り

黙14:19「そこで御使いは地にかまを入れ、地のぶどうを刈り集めて、神の激しい怒りの大きな酒ぶねに投げ入れた」 頭に金の冠をかぶり、雲に乗っているお方はイエス様だと思います(14)。イエス様の刈り取るものは、実のなったクリスチャンです。刈り取りは…

2匹の獣

黙13:12「この獣は、最初の獣が持っているすべての権威をその獣の前で働かせた。また、地と地に住む人々に、致命的な傷の直った最初の獣を拝ませた」 最初の獣は海から現れます(1)。しかしこの獣がサタンそのものではありません。そして、もう1匹の獣が地…

竜が地に落ちたとき

黙12:7「さて、天に戦いが起こって、ミカエルと彼の使いたちは、竜と戦った。それで、竜とその使いたちは応戦したが」 時間の流れは順番通りに書かれていないかも知れませんが、イエス様は70人の弟子たちが伝道の働きから帰ってきたときに「わたしが見てい…

大きな都とは

黙11:8「彼らの死体は、霊的な理解ではソドムやエジプトと呼ばれる大きな都の大通りにさらされる。彼らの主もその都で十字架につけられたのである」 霊的であろうがなかろうが、主が十字架につけられた都はソドムでもなければ、エジプトでもありません。これ…

まもなく7つ目のラッパ

黙10:7「第七の御使いが吹き鳴らそうとしているラッパの音が響くその日には、神の奥義は、神がご自身のしもべである預言者たちに告げられたとおりに成就する」 7つのラッパが吹き鳴らす前に、ヨハネは7つの雷が言ったことを聞いています(4)。この言葉は…

3ヶ月とは

ルカ1:56「マリヤは三か月ほどエリサベツと暮らして、家に帰った」 ルカでは、受胎告知はマリヤに対して行われています(28)。マタイではヨセフの夢によって、いろいろなことが知らされています。両方に対して、何らかの告知があったのだと思います。イエス…

なぜ2才以下

マタ2:16「その後、ヘロデは、博士たちにだまされたことがわかると、非常におこって、人をやって、ベツレヘムとその近辺の二歳以下の男の子をひとり残らず殺させた。その年令は博士たちから突き止めておいた時間から割り出したのである」 2年はヘロデが気付…

ヨセフの葛藤

マタ1:19「夫のヨセフは正しい人であって、彼女をさらし者にはしたくなかったので、内密に去らせようと決めた」 「正しい」が律法に忠実だという意味なら、ヨセフはマリヤを石打ちにすべきでした。律法に従い、神を恐れる姿こそ正しいと言えるからです。ヨセ…

天から落ちる星

黙9:11「彼らは、底知れぬ所の御使いを王にいただいている。彼の名はヘブル語でアバドンといい、ギリシヤ語でアポリュオンという」 第5のラッパはどうも厄介な内容のようです。天から落ちる星は、イザヤ書の中の明けの明星と呼ばれたあの星のことでしょうか…

チェルノブイリ

黙8:11「この星の名は苦よもぎと呼ばれ、川の水の三分の一は苦よもぎのようになった。水が苦くなったので、その水のために多くの人が死んだ」 8章では4つのラッパが鳴らされ、地上の3分の1が壊滅状態になることが書かれています。1986年4月に起きた…

変更されること

黙7:4「それから私が、印を押された人々の数を聞くと、イスラエルの子孫のあらゆる部族の者が印を押されていて、十四万四千人であった」 ユダ、ルベン、ガド、アセル、ナフタリ、マナセ、シメオン、レビ、イッサカル、ゼブルン、ヨセフ、ベニヤミン…さて、1…

御使いの数と人の数

黙5:11「また私は見た。私は、御座と生き物と長老たちとの回りに、多くの御使いたちの声を聞いた。その数は万の幾万倍、千の幾千倍であった」 万の幾万倍は「億」の単位です。しかしここでは数え切れない表現としてこの表現が使われているようです。天使の数…

七つの御霊

黙4:5「御座からいなずまと声と雷鳴が起こった。七つのともしびが御座の前で燃えていた。神の七つの御霊である」 耳のあるものは、御霊に聞かなければなりません。7つの教会と7つの御霊は関係があると思います。すなわち7つの金の燭台、7つの星、7つの教…

実は裸

黙3:17「あなたは、自分は富んでいる、豊かになった、乏しいものは何もないと言って、実は自分がみじめで、哀れで、貧しくて、盲目で、裸の者であることを知らない」 ある国の一番の金持ちが日本に来て、都心に家を買うことにしました。自分の国と同じような…

捻じ曲がった言葉

黙2:15「それと同じように、あなたのところにもニコライ派の教えを奉じている人々がいる」 ニコライ派は2回出てきます(6)。さまざまな解釈があり、ニコライ派の本当の意味は断言できませんが、「私もそれを憎んでいる(6)」とあるように、主ご自身が忌み…

ヨハネとイエス様

黙1:17-18「それで私は、この方を見たとき、その足もとに倒れて死者のようになった。しかし彼は右手を私の上に置いてこう言われた『恐れるな。わたしは、最初であり、最後であり、生きている者である。わたしは死んだが、見よ、いつまでも生きている。また、…

刈り取りの季節

2ペテ3:7「しかし、今の天と地は、同じみことばによって、火に焼かれるためにとっておかれ、不敬虔な者どものさばきと滅びとの日まで、保たれているのです」 2011年にもなると温暖化や環境汚染などの問題がグローバル化し、世界規模で二酸化炭素の排出量…

リーダーの責任

2ペテ1:20「それには何よりも次のことを知っていなければいけません。すなわち、聖書の預言はみな、人の私的解釈を施してはならない、ということです」 1992年に韓国のキリスト教団体「タミ宣教会」の牧師、李長林が「1992年10月28日にこの世は終わる」と主…

高くされるなら

1ペテ5:6「ですから、あなたがたは、神の力強い御手の下にへりくだりなさい。神が、ちょうど良い時に、あなたがたを高くしてくださるためです」 ちょうと良い時とはいつでしょうか?原語ギリシャ語では「Kiros(カイロス)」という言葉が使われており、もちろ…

まず私たちから

1ペテ4:17「なぜなら、さばきが神の家から始まる時が来ているからです。さばきが、まず私たちから始まるのだとしたら、神の福音に従わない人たちの終わりは、どうなることでしょう」 黙示録では、最初に7つの教会に対して警告がなされています。神の家はその…

プラス16節

1ペテ3:15「むしろ、心の中でキリストを主としてあがめなさい。そして、あなたがたのうちにある希望について説明を求める人には、だれにでもいつでも弁明できる用意をしていなさい」 原文ギリシャ語は16節の「ただし、優しく、慎み恐れて、また、正しい良心…

目撃者ペテロ

1ペテ2:21「愛する者たちよ。あなたがたにお勧めします。旅人であり寄留者であるあなたがたは、たましいに戦いをいどむ肉の欲を遠ざけなさい」 ペテロがクリスチャンに対する要望は、パウロのものより厳しいと感じます。それは十字架を実際に目撃し、どれだ…

光陰矢の如し

1ペテ1:17「また、人をそれぞれのわざに従って公平にさばかれる方を父と呼んでいるのなら、あなたがたが地上にしばらくとどまっている間の時を、恐れかしこんで過ごしなさい」 地上にいる間は「しばらく」だとペテロは言います。光陰矢のごとし…は孔子の言葉…