2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

罪のない者の血

申21:9「あなたは、罪のない者の血を流す罪をあなたがたのうちから除き去らなければならない。主が正しいと見られることをあなたは行なわなければならないからである」 申命記21章の書き始めは、野で見つかった誰が殺したかわからない死体についての決まりご…

いのちにはいのち

申19:21「あわれみをかけてはならない。いのちにはいのち、目には目、歯には歯、手には手、足には足」 中学校の世界史ではハムラビ法として有名なことばですが、原点は聖書にあります。「いのちにはいのち」という原則に基づくならば死刑は妥当な判断だと思…

口にことばを授ける

申18:18「わたしは彼らの同胞のうちから、彼らのためにあなたのようなひとりの預言者を起こそう。わたしは彼の口にわたしのことばを授けよう。彼は、わたしが命じることをみな、彼らに告げる」 現代でも預言者がいます。しかし、現代の預言者が語った内容が…

リッチになる弊害

申17:17「多くの妻を持ってはならない。心をそらせてはならない。自分のために金銀を非常に多くふやしてはならない」 16節には「自分のために馬を多く増やしてはならない」ともあります。ソロモンは戦車を1400台、騎兵12000人を保有していた記録があり(1王10…

家主ガイオ

ロマ16:23「私と全教会との家主であるガイオも、あなたがたによろしくと言っています。市の収入役であるエラストと兄弟クワルトもよろしくと言っています」 ガイオはデルベ人(使20:4)とマケドニヤ人(使19:29)の2人が書かれていますが文面からはどちらか判別…

そしられても

ロマ15:3「キリストでさえ、ご自身を喜ばせることはなさらなかったのです。むしろ、「あなたをそしる人々のそしりは、わたしの上にふりかかった」と書いてあるとおりです」 詩篇69編9節からの引用です。「あなたをそしる…」の前には「あなたの家を思う熱心が…

不信仰は罪

ロマ14:21「しかし、疑いを感じる人が食べるなら、罪に定められます。なぜなら、それが信仰から出ていないからです。信仰から出ていないことは、みな罪です」 イエス様がある親子に出会ったとき、子どもの父は「もし、おできになるものなら、私たちをあわれ…

敵に塩を送る

ロマ12:20「もしあなたの敵が飢えたなら、彼に食べさせなさい。渇いたなら、飲ませなさい。そうすることによって、あなたは彼の頭に燃える炭火を積むことになるのです」 箴言26章21節と22節からの引用です。復讐はだめだと言いながら、結局復讐しているので…

ユダヤ人の完成

ロマ11:12「もし彼らの違反が世界の富となり、彼らの失敗が異邦人の富となるのなら、彼らの完成は、それ以上の、どんなにかすばらしいものを、もたらすことでしょう」 パウロがまだサウロと呼ばれていた頃、彼のおもな仕事はキリストを信じた者たちを迫害す…

みことばが近くに

ロマ10:8「では、どう言っていますか。「みことばはあなたの近くにある。あなたの口にあり、あなたの心にある。」これは私たちの宣べ伝えている信仰のことばのことです」 申命記30:14の言葉の引用です。申命記では「あなたの心にある」の後に「あなたはこれ…

願いや努力によるのでなく

ロマ9:16「したがって、事は人間の願いや努力によるのではなく、あわれんでくださる神によるのです」 何事も人の願いや努力ではない、と言われても願いのない人などいませんし、何かの目標を持つことで努力をするようになるのです。さしづめ日本では安定した…

すべては益、を一考

ロマ8:28「神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています」 「すべては益となる」は多くの説教者が選ぶ聖書の箇所です。しかし、すべてが益になるためには…

生きている間のみ

ロマ7:1「それとも、兄弟たち。あなたがたは、律法が人に対して権限を持つのは、その人の生きている期間だけだ、ということを知らないのですか―私は律法を知っている人々に言っているのです―」 死んだら律法から解放されるなら、誰でも天の御国に行けるように…

律法が与えられる前

ロマ5:13「というのは、律法が与えられるまでの時期にも罪は世にあったからです。しかし罪は、何かの律法がなければ、認められないものです」 交通のルールがないのに警官が交通違反を取り締まれるでしょうか?裁判官も法律に乗っ取ってさばきをします。そこ…

衰えない信仰

ロマ4:19「アブラハムは、およそ百歳になって、自分のからだが死んだも同然であることと、サラの胎の死んでいることとを認めても、その信仰は弱りませんでした」 神はアブラハムに「あなたの子孫は星の数のようになる(創15:6)」と言われました。しかし、アブ…

信仰が義

ロマ3:28「人が義と認められるのは、律法の行ないによるのではなく、信仰によるというのが、私たちの考えです」 世の中に絶対正しいものがあるなら、それは神の言われたことでしょう。人だけの判断ならば、ある人にとっての正義は別の人の悪であり、不都合な…

悔い改めに導かれる

ロマ2:4「それとも、神の慈愛があなたを悔い改めに導くことも知らないで、その豊かな慈愛と忍耐と寛容とを軽んじているのですか」 意外に多くの人が「悔い改め」のギリシャ語「metanoia(メタノイア)」を知っています。それは基礎神学を学ぶときに必ず出てく…

彼らは不信仰で

ロマ1:24「それゆえ、神は、彼らをその心の欲望のままに汚れに引き渡され、そのために彼らは、互いにそのからだをはずかしめるようになりました」 10節に渡って「彼ら」についてパウロが語っていますが、「彼ら」とは誰でしょう?それは18節にある「不義をも…

髪の毛の数より

詩40:12「数えきれないほどのわざわいが私を取り囲み、私の咎が私に追いついたので、私は見ることさえできません。それは私の髪の毛よりも多く、私の心も私を見捨てました」 日本人、あるいはアジア人の黒髪系の人の髪の毛の平均数は約10万本だそうです。も…

主を待ち望む

詩38:15「それは、主よ、私があなたを待ち望んでいるからです。わが神、主よ。あなたが答えてくださいますように」 ダビデの人生にもいろいろあったことがわかります。連戦連勝、負け知らずのダビデも近隣諸国が落ち着いてきたらなら、今度は国内で問題勃発…

年老いても賛美

詩37:25「私が若かったときも、また年老いた今も、正しい者が見捨てられたり、その子孫が食べ物を請うのを見たことがない」 ダビデがこう言っているので、この歌はダビデが年老いて歌ったものだと思われます。それはダビデが契約の箱を自分の天幕に運んで以…

自分にへつらう

詩36:2「彼はおのれの目で自分にへつらっている。おのれの咎を見つけ出し、それを憎むことで」 へつらうとは国語辞典によると「人の気に入るように振舞う」とあり、おもに他人や目上の人に自分に好意を寄せてもらうために使うものです。自分に対してはあまり…

ダビデの基本姿勢

詩35:23「奮い立ってください。目をさましてください。私のさばきのために。わが神、わが主よ。私の訴えのために」 ダビデの基本姿勢は「自分でさばかない」というものです。すべての悩みや苦しみを主の前に差し出して、主の解決を待つやり方です。ときには…

砕かれたダビデ

詩34:18「主は心の打ち砕かれた者の近くにおられ、霊の砕かれた者を救われる」 詩篇の最初の題のところで「彼がアビメレクの前で気が違ったかのようにふるまい」とありますが、サムエル記にはダビデはガテの王アキシュの前で精神異常を装ったとあります(1サ…

聖書のことば

詩33:9「まことに、主が仰せられると、そのようになり、主が命じられると、それは堅く立つ 」 語る言葉がことごとく真実ならば、その人は神と呼ばれるでしょう。しかし、現実にはそんなことはなく、人は間違ったことを言います。それが故意であるなら、それ…