2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ぶどう畑が買われるようになる

エレ32:15「まことに、イスラエルの神、万軍の主は、こう仰せられる。再びこの国で、家や、畑や、ぶどう畑が買われるようになるのだ』と」 70年後の捕囚開放の預言でしょうか?ユダヤ人が自分の土地を持ち、国家として成立するのは捕囚以降2400年待たなけれ…

心にこれを書きしるす

エレ31:33「彼らの時代の後に、わたしがイスラエルの家と結ぶ契約はこうだ。――主の御告げ――わたしはわたしの律法を彼らの中に置き、彼らの心にこれを書きしるす。わたしは彼らの神となり、彼らはわたしの民となる」 イエス様の時代になっても律法が廃棄され…

支配者はその中から出る

エレ30:21「その権力者は、彼らのうちのひとり、その支配者はその中から出る。わたしは彼を近づけ、彼はわたしに近づく。わたしに近づくためにいのちをかける者は、いったいだれなのか。―主の御告げ―」 「権力者」に使われているヘブル語「addiyr(アディア)…

バビロンに七十年の満ちるころ

エレ29:10「まことに、主はこう仰せられる。「バビロンに七十年の満ちるころ、わたしはあなたがたを顧み、あなたがたにわたしの幸いな約束を果たして、あなたがたをこの所に帰らせる」」 バビロンに70年が満ちるころには、バビロンはなくなっていました。ペ…

あなたは死ぬ

エレ28:16「それゆえ、主はこう仰せられる。『見よ。わたしはあなたを地の面から追い出す。ことし、あなたは死ぬ。主への反逆をそそのかしたからだ。』」 ハナヌヤとエレミヤは「主の宮で、祭司たちとすべての民の前(1)」にいましたが、エレミヤの首から木の…

わざわいを思い直そう

エレ26:3「彼らがそれを聞いて、それぞれ悪の道から立ち返るかもしれない。そうすれば、わたしは、彼らの悪い行ないのために彼らに下そうと考えていたわざわいを思い直そう」 主はしあわせと災いを思い直すことがあるようです。「思い直す」というフレーズは…

憤りのぶどう酒の杯

エレ25:15「まことにイスラエルの神、主は、私にこう仰せられた。「この憤りのぶどう酒の杯をわたしの手から取り、わたしがあなたを遣わすすべての国々に、これを飲ませよ」」 「憤りのぶどう酒」を飲ませたのは、国々の町と王にわざわいをもたらすためだと…

捕囚の民を良いものにしよう

エレ24:5「「イスラエルの神、主は、こう仰せられる。この良いいちじくのように、わたしは、この所からカルデヤ人の地に送ったユダの捕囚の民を良いものにしようと思う」 カルデヤの地、すなわちバビロンの地ではダニエルたちが徴用され(ダニ2:48)、ペルシ…

忠実に語らなければならない

エレ23:28「夢を見る預言者は夢を述べるがよい。しかし、わたしのことばを聞く者は、わたしのことばを忠実に語らなければならない。麦はわらと何のかかわりがあろうか。―主の御告げ―」 「麦」は実を伴い、「わら」は収穫した稲や麦の茎の部分のことで、わら…

一生栄えない男

エレ22:30「主はこう仰せられる。「この人を『子を残さず、一生栄えない男』と記録せよ。彼の子孫のうちひとりも、ダビデの王座に着いて、栄え、再びユダを治める者はいないからだ」」 「エッサイの根(イザ11:10)」や「ダビデから出る若枝(23:5)」は代表的な…

ネブカデレザルの手に

エレ21:7「そのあとで、――主の御告げ――わたしはユダの王ゼデキヤと、その家来と、その民と、この町で、疫病や剣やききんからのがれて生き残った者たちとを、バビロンの王ネブカデレザルの手、敵の手、いのちをねらう者たちの手に渡す。彼は彼らを剣の刃で打…

友の肉を食べ合う

エレ19:9「またわたしは、包囲と、彼らの敵、いのちをねらう者がもたらす窮乏のために、彼らに自分の息子の肉、娘の肉を食べさせる。彼らは互いにその友の肉を食べ合う」 城は城壁に囲まれ、防御には適していますが、一旦包囲されると籠城するしかなく、持久…

自分の計画に従い

エレ18:12「しかし、彼らは言う。『だめだ。私たちは自分の計画に従い、おのおの悪いかたくなな心のままに行なうのだから』と」 南ユダは北イスラエルがアッシリアによって、侵攻され散り散りにされたことを目撃しています。それはヒゼキヤ王の時代に起こり…

人の心は何よりも陰険

エレ17:9「人の心は何よりも陰険で、それは直らない。だれが、それを知ることができよう」 「陰険」という訳は、新改訳ではここだけです。口語訳では「よろずの物よりも偽るもので」とあり、新共同訳では「とらえ難く病んでいる」と訳されています。ヘブル語…

忌みきらうべきもの

エレ16:18「わたしはまず、彼らの咎と罪に対し二倍の報復をする。それは彼らがわたしの国を忌むべきもののしかばねで汚し、忌みきらうべきものを、わたしの与えた相続地に、満たしたからである」 モーセに授けられた十戒の最初は「わたしのほかに、ほかの神…

もし、あなたが帰って来るなら

エレ15:19「それゆえ、主はこう仰せられた。「もし、あなたが帰って来るなら、わたしはあなたを帰らせ、わたしの前に立たせよう。もし、あなたが、卑しいことではなく、尊いことを言うなら、あなたはわたしの口のようになる。彼らがあなたのところに帰ること…

わたしが遣わしたのではない

エレ14:15「それゆえ、わたしの名によって預言はするが、わたしが遣わしたのではない預言者たち、『剣やききんがこの国に起こらない』と言っているこの預言者たちについて、主はこう仰せられる。『剣とききんによって、その預言者たちは滅びうせる』」 旧約…

なぜ、悪者の道は栄え

エレ12:1「主よ。私があなたと論じても、あなたのほうが正しいのです。それでも、さばきについて、一つのことを私はあなたにお聞きしたいのです。なぜ、悪者の道は栄え、裏切りを働く者が、みな安らかなのですか」 主が正しいことはエレミヤも重々承知のうえ…

主の名によって預言するな

エレ11:21「それゆえ、主はアナトテの人々について、こう仰せられた。「彼らはあなたのいのちをねらい、『主の名によって預言するな。われわれの手にかかってあなたが死なないように』と言っている」」 アナトテはベニヤミンの土地からレビ族に分けられた土…

天と地を造らなかった神

エレ10:11「あなたがたは、彼らにこう言え。「天と地を造らなかった神々は、地からも、これらの天の下からも滅びる」と」 本物の神はどの神なのでしょうか?エレミヤによれば「天と地を造らなかった神々」はすべてにせものです。唯一天地を造り、万物を造り…

泣き女を呼んで来させ

エレ9:17「万軍の主はこう仰せられる。「よく考えて、泣き女を呼んで来させ、使いをやって巧みな女たちを連れて来させよ」」 世界最古の職業は売春だと言われますが、泣き女もその歴史は古くからあります。新改訳では「遊女」という言葉で、売春婦を表してお…

天の万象の前にさらす

エレ8:2「それらを、彼らが愛し、仕え、従い、伺いを立て、拝んだ日や月や天の万象の前にさらす。それらは集められることなく、葬られることもなく、地面の肥やしとなる」 死んでいるにもかかわらず、墓をあばき(1)、死人の骨をさらすのはとんでもない仕打ち…

わたしの声に聞き従え

エレ7:23「ただ、次のことを彼らに命じて言った。『わたしの声に聞き従え。そうすれば、わたしは、あなたがたの神となり、あなたがたは、わたしの民となる。あなたがたをしあわせにするために、わたしが命じるすべての道を歩め」 「わたしの声」のヘブル語は…

愚かで思慮のない民よ

エレ5:21「さあ、これを聞け。愚かで思慮のない民よ。彼らは、目があっても見えず、耳があっても聞こえない」 イザヤでは目があっても見えず、耳があっても聞こえなくするのは主のなさったことだとあります(イザ6:10)。そしてイエス様はイザヤの言葉を引用し…

彼らにさばきを下そう

エレ4:12「これよりも、もっと激しい風が、わたしのために吹いて来る。今、わたしは彼らにさばきを下そう」 エレミヤは主が「平和が来る(10)」と言ったではないですか、と訴えています。しかし、神との契約が反故にされたなら、神は迷わずさばきを下す方です…

妻が夫を裏切るように

エレ3:20「ところが、なんと、妻が夫を裏切るように、あなたがたはわたしを裏切った。イスラエルの家よ。―主の御告げ―」 ユダ、イスラエルが主を裏切るようになったのは、まだ2つの国に分裂する前のソロモンの時代から始まっています。ソロモンが神殿と自分…

神々を神々でないものに

エレ2:11「かつて、神々を神々でないものに、取り替えた国民があっただろうか。ところが、わたしの民は、その栄光を無益なものに取り替えた」 共同訳では「一体、どこの国が神々を取り替えたことがあろうか。しかも、神でないものと」という訳になっています…