2012-12-01から1ヶ月間の記事一覧

聖書の最後はアーメン

黙22:21「主イエスの恵みがすべての者とともにあるように。アーメン」 ちなみに創世記の最初は「初めに、神が天と地を創造した」です。創世記の最初から1188章(あるいは1189)の言葉が書かれ、最後に「アーメン」で終わっています。聖書が最後に書かれたの…

ディアボロス

黙20:10「そして、彼らを惑わした悪魔は火と硫黄との池に投げ込まれた。そこは獣も、にせ預言者もいる所で、彼らは永遠に昼も夜も苦しみを受ける」 悪魔はギリシャ語で「ディアボロス」となっており、英語では「devil」の訳されています。荒野でイエス様を誘…

大淫婦について一考

黙19:2「神のさばきは真実で、正しいからである。神は不品行によって地を汚した大淫婦をさばき、ご自分のしもべたちの血の報復を彼女にされたからである」 外務省が把握している全世界の国数は195カ国ですが、このうち半数以上の国が1000万人以下の…

大淫婦バビロン

黙18:17「『あれほどの富が、一瞬のうちに荒れすたれてしまった。』また、すべての船長、すべての船客、水夫、海で働く者たちも、遠く離れて立っていて」 「あれほど」がどれほどなのかはわかりませんが、相当な装飾と金、宝石があったことは書かれています…

知恵の心

黙17:9「ここに知恵の心があります。七つの頭とは、この女がすわっている七つの山で、七人の王たちのことです」 わざわざ「知恵の心」と書かれているのは、よほど注意深く読まなければならないということです。知恵の原語は「sophia(ソフィア)」で人が考え…

獣の国について

黙16:13「また、私は竜の口と、獣の口と、にせ預言者の口とから、かえるのような汚れた霊どもが三つ出て来るのを見た」 竜はサタンで、獣はある国を表し、にせ預言者は文字通り一人の人を指すものだと思われます。ある国とにせ預言者はサタンの元で一つにな…

神の忍耐

黙15:7「また、四つの生き物の一つが、永遠に生きておられる神の御怒りの満ちた七つの金の鉢を、七人の御使いに渡した」 天には神殿があり、聖所の中に契約の箱があることも確認されています(11:19)。黙示録には「most holy place(至聖所)」という記述は…

マリアとエリサベツ

ルカ1:39「そのころ、マリヤは立って、山地にあるユダの町に急いだ」 聖書には編纂されていませんが、「ヤコブ原福音書」の中にはマリアとヨセフがどのように結婚したかが書かれています。それによると、マリアは両親によって神に捧げられ、神殿で暮らして…

毒麦のたとえ

黙14:19「そこで御使いは地にかまを入れ、地のぶどうを刈り集めて、神の激しい怒りの大きな酒ぶねに投げ入れた」 収穫のときがきました。もう刈り取りを待つ時間は終わりました。実は熟し、良い実と悪い実ははっきりと結果を出しています。この箇所を読むと…

七つの頭

黙13:1「また私は見た。海から一匹の獣が上って来た。これには十本の角と七つの頭とがあった。その角には十の冠があり、その頭には神をけがす名があった」 2012年現在までを考えるならば、G7というグループがあります。先進7カ国とも呼ばれ、日本もそ…

ルシファーとイエス様

黙12:4「その尾は、天の星の三分の一を引き寄せると、それらを地上に投げた。また、竜は子を産もうとしている女の前に立っていた。彼女が子を産んだとき、その子を食い尽くすためであった」 天使はルシファー、ミカエル、ガブリエルの3人で聖書に出てくる…

契約の箱ふたたび

黙11:19「それから、天にある、神の神殿が開かれた。神殿の中に、契約の箱が見えた。また、いなずま、声、雷鳴、地震が起こり、大きな雹が降った」 バビロニアの戦利品のリストにはすでに契約の箱は入っていませんでした(2王25:13-17)。また、「聖なる箱…

口には蜜のように

黙10:10「そこで、私は御使いの手からその小さな巻き物を取って食べた。すると、それは口には蜜のように甘かった。それを食べてしまうと、私の腹は苦くなった」 ソロモンも同じ経験があるようで「わが子よ。蜜を食べよ。それはおいしい。蜂の巣の蜜はあなた…

系図のラハブとルツ

マタ1:5「サルモンに、ラハブによってボアズが生まれ、ボアズに、ルツによってオベデが生まれ、オベデにエッサイが生まれ」 系図の中の女性の名前は異邦人であり、男系がユダ族であるならその子孫として取り扱われることを指しています。最初に現れたのはタ…

死を願っても

黙9:6「その期間には、人々は死を求めるが、どうしても見いだせず、死を願うが、死が彼らから逃げて行くのである」 いのちは祝福であり、生きることは恵みでもあります。しかし、生きている中で苦悩や思い煩いはつきものです。ヨブはすべてを失ったときに「…

チェルノブイリ

黙8:11「この星の名は苦よもぎと呼ばれ、川の水の三分の一は苦よもぎのようになった。水が苦くなったので、その水のために多くの人が死んだ」 1986年に起きた現ウクライナのチェルノブイリ原発事故は、すでに30年近くが経過しており聖書に書かれているような…

数え切れない人数

黙7:14「そこで、私は、『主よ。あなたこそ、ご存じです』と言った。すると、彼は私にこう言った『彼らは、大きな患難から抜け出て来た者たちで、その衣を小羊の血で洗って、白くしたのです』」 患難で苦しんだクリスチャンの数は聖書の中では数えきれない…

白い馬

黙6:2「私は見た。見よ。白い馬であった。それに乗っている者は弓を持っていた。彼は冠を与えられ、勝利の上にさらに勝利を得ようとして出て行った」 子羊はもちろんイエス様のことですが、イエス様がひとつひとつ封印を解くならば、そこには最後のさばきに…

7つの御霊

黙5:6「さらに私は、御座――そこには、四つの生き物がいる――と、長老たちとの間に、ほふられたと見える小羊が立っているのを見た。これに七つの角と七つの目があった。その目は、全世界に遣わされた神の七つの御霊である」 7つの目は7つの御霊だと説明して…

リッチの代償

黙3:17「あなたは、自分は富んでいる、豊かになった、乏しいものは何もないと言って、実は自分がみじめで、哀れで、貧しくて、盲目で、裸の者であることを知らない」 この説を読むとき、イエス様のもとに来た金持ちの青年を思い出します。彼は殺人、姦淫、…

ニコライ派

黙2:15「それと同じように、あなたのところにもニコライ派の教えを奉じている人々がいる」 エペソではニコライ派を憎む人たちがいて(6)、片やペルガモの教会ではニコライ派を信奉する人たちがいました。ニコライ派は黙示録にしか出てこない言葉なので、詳…

7という数字

黙1:12「そこで私は、私に語りかける声を見ようとして振り向いた。振り向くと、七つの金の燭台が見えた」 これkら7という数字がたくさん出てきますが、最初に出てきたのは「7つの御霊(4)」です。そして、イエス様の後ろには7つの燭台があり、49の炎…

エノク

ユダ15「すべての者にさばきを行ない、不敬虔な者たちの、神を恐れずに犯した行為のいっさいと、また神を恐れない罪人どもが主に言い逆らった無礼のいっさいとについて、彼らを罪に定めるためである」 エノクは65年生きた後、300年神とともに歩んだと書か…

真理の証言

1ヨハ5:6「このイエス・キリストは、水と血とによって来られた方です。ただ水によってだけでなく、水と血とによって来られたのです。そして、あかしをする方は御霊です。御霊は真理だからです」 イエス様のわき腹から水と血が出るのを証言しているのはヨハ…

キリストの命令

1ヨハ4:21「神を愛する者は、兄弟をも愛すべきです。私たちはこの命令をキリストから受けています」 まず神のほうから一方的に人を愛してくださったのなら、兄弟を愛しなさいと命じています。たとえ、相手が受け入れがたい人でも、攻撃的で粗雑な性格であっ…

とどまる、を考える

1ヨハ2:28「そこで、子どもたちよ。キリストのうちにとどまっていなさい。それは、キリストが現われるとき、私たちが信頼を持ち、その来臨のときに、御前で恥じ入るということのないためです」 「とどまる」はここ以外に6節、10節、24節、27節がありますが、…