2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

アハズ王の死

1王22:34「ところが、ひとりの兵士が何げなく弓を放つと、イスラエルの王の胸当てと草摺の間を射抜いた。そこで、王は自分の戦車の御者に言った『手綱を返して、私を敵陣から抜け出させてくれ。傷を負ってしまった』」 何気なく放った弓が、よろいの間をたま…

預言者の見せたもの

1王20:35「預言者のともがらのひとりが、主の命令によって、自分の仲間に、「私を打ってくれ。」と言った。しかし、その人は彼を打つことを拒んだ」 この預言者の名前は聖書に書かれていませんが、主がアハブ王にベン・ハダテを滅ぼすように全てを計っていた…

人には強いても

1王18:28「彼らはますます大きな声で呼ばわり、彼らのならわしに従って、剣や槍で血を流すまで自分たちの身を傷つけた」 サタンは自らの手を汚して人を傷つけることはしません。彼らは耳元でささやくだけです。イエス様の時代にもゲラサの墓場で自らを傷つけ…

500年も前のこと

1王16:34「彼の時代に、ベテル人ヒエルがエリコを再建した。彼は、その礎を据えるとき、長子アビラムを失い、門を建てるとき、末の子セグブを失った。ヌンの子ヨシュアを通して語られた主のことばのとおりであった」 ヨシュア記に「エリコの再建を企てる者は…

匿名希望

1王14:6「アヒヤは戸口にはいって来る彼女の足音を聞いて言った。「おはいりなさい。ヤロブアムの奥さん。なぜ、ほかの女のようなふりをしているのですか。私はあなたにきびしいことを伝えなければなりません」 ヤロブアムの息子の名前とレハブアムの息子の…

分裂したとき

1王12:;32「そのうえ、ヤロブアムはユダでの祭りにならって、祭りの日を第八の月の十五日と定め、祭壇でいけにえをささげた。こうして彼は、ベテルで自分が造った子牛にいけにえをささげた。また、彼が任命した高き所の祭司たちをベテルに常住させた」 新改…

地上の神殿

1王8:27「それにしても、神ははたして地の上に住まわれるでしょうか。実に、天も、天の天も、あなたをお入れすることはできません。まして、私の建てたこの宮など、なおさらのことです」 神の宮は、神の臨在が宿るところです。神殿には契約の箱が置かれ、ケ…

黄金の神殿は木造

1王6:18「神殿内部の杉の板には、ひょうたん模様と花模様が浮き彫りにされており、全部、杉の板で、石は見えなかった」 神殿は土台や壁に石が使われ、内側はすべて金を延べた杉材で作られていました。石は8万人の石切職人が総出でかかり(5:15)、その場で…

知恵+広い心

1王4:29「神は、ソロモンに非常に豊かな知恵と英知と、海辺の砂浜のように広い心とを与えられた」 主に知恵を求めた段階で、ソロモンは賢いと思いますが、主からの知恵と英知は近隣諸国を支配し、平和に保つことができる政治的手腕に通じるものでした(24)…

ダビデの家系

1王1:6「彼の父は存命中、「あなたはどうしてこんなことをしたのか。」と言って、彼のことで心を痛めたことがなかった。そのうえ、彼は非常な美男子で、アブシャロムの次に生まれた子であった」 ダビデの死が近づいてくると、後継者は誰か…という大きな問題…

カルデヤ人のやり方

エレ52:17「カルデヤ人は、主の宮の青銅の柱と、主の宮にある青銅の車輪つきの台と、海とを砕いて、その青銅をみなバビロンへ運んだ」 カルデヤ人は青銅が好きだったのでしょうか?銅とすずの合金である青銅は、名前の通りに酸化すると青色になります。日本の…

バビロンへの預言

エレ51:9「私たちは、バビロンをいやそうとしたのに、それはいやされなかった。私たちはこれを見捨てて、おのおの自分の国へ帰ろう。バビロンへの罰は、天に達し、大空まで上ったからだ」 バビロンは主が選んだ国でした。ネブカデレザル王は「わたしのしもべ(…

エドムも滅ぼされ

エレ49:7「エドムについて。万軍の主はこう仰せられた。「テマンには、もう知恵がないのか。賢い者から分別が消えうせ、彼らの知恵は朽ちたのか」 テマン人はエサウの子孫で、エサウはエドム人の祖先です。ヨブ記にテマン人エリファズが登場し、ヨブに対して呼…

モアブへの預言

エレ48:47「しかし終わりの日に、わたしはモアブの捕われ人を帰らせる。――主の御告げ。――」ここまではモアブへのさばきである」 48章はモアブ人に対しての預言です。モアブは元々エモリ人のヘシュボンを占領し(民21:26)、ケモシュという神を崇拝していました…

ペリシテの破滅

エレ47:4「すべてのペリシテ人を破滅させる日が来たからだ。その日には、ツロとシドンを、生き残って助ける者もみな、断ち滅ぼされる。主が、カフトルの島に残っているペリシテ人も破滅させるからだ」 46章ではエジプトについての未来が語られていました。47…

預言は長い目で…

エレ46:27「わたしのしもべヤコブよ。恐れるな。イスラエルよ。おののくな。見よ。わたしが、あなたを遠くから、あなたの子孫を捕囚の地から、救うからだ。ヤコブは帰って来て、平穏に安らかに生き、おびえさせる者はだれもいない」 確かにクロス王の時代…つま…

書記バルク

エレ45:1「ネリヤの子バルクが、ヨシヤの子、ユダの王エホヤキムの第四年に、エレミヤの口述によってこれらのことばを書物に書いたときに、預言者エレミヤが彼に語ったことばは、こうである」 バルクはエレミヤが親戚から土地を買ったときに証人として現れま…

もう耐えられない

エレ44:22「主は、あなたがたの悪い行ない、あなたがたが行なったあの忌みきらうべきことのために、もう耐えられず、それであなたがたの国は今日のように、住む者もなく、廃墟となり、恐怖、ののしりとなった」 主が耐えられなくなることなどあり得るのでしょ…

従わない人たち

エレ42:22「だから今、確かに知れ。あなたがたは、行って寄留したいと思っているその所で、剣とききんと疫病で死ぬことを」 バビロンの王を恐れるな(11)と主は言われました。エレミヤの預言を真摯に受け止め主に従う態度を取るなら、バビロンから守られ平…

困った2人

エレ41:18「それは、バビロンの王がこの国の総督としたアヒカムの子ゲダルヤをネタヌヤの子イシュマエルが打ち殺したので、カルデヤ人を恐れて、彼らから逃げるためであった」 イシュマエルはさっさとアモン人のところに身を寄せてしまいました(15)。バビロ…

ゲダルヤとイシュマエル

エレ40:16「しかし、アヒカムの子ゲダルヤは、カレアハの子ヨハナンに言った『そんなことをしてはならない。あなたこそ、イシュマエルについて偽りを語っているからだ』」 イシュマエルがゲダルヤを暗殺しようとしている噂は本当なのでしょうか?それともゲダ…

2人の結末

エレ39:7「ゼデキヤの両眼をえぐり出し、彼を青銅の足かせにつないで、バビロンに連れて行った」 両目をえぐり出し…と聞くと、サムソンを思い出しますが、目の前で息子たちを殺され、目も奪われたとは、バビロンの王ネブカデネザルはどれだけユダ王に恨みがあ…

ゼデキヤの思い

エレ38:6「そこで彼らはエレミヤを捕え、監視の庭にある王子マルキヤの穴に投げ込んだ。彼らはエレミヤを綱で降ろしたが、穴の中には水がなくて泥があったので、エレミヤは泥の中に沈んだ」 王子マルキヤが使う水飲み用の井戸は、飢饉のために干上がっていまし…

本当に向くべき方向

エレ37:14「エレミヤは、「違う。私はカルデヤ人のところに落ちのびるのではない。」と言ったが、イルイヤは聞かず、エレミヤを捕えて、首長たちのところに連れて行った」 もし勝利がユダ王国の上にあるのなら、どんなに「バビロンによってこの国は滅ぼされま…

守る人守らない人

エレ35:19「それゆえ、イスラエルの神、万軍の主は、こう仰せられる『レカブの子、ヨナダブには、いつも、わたしの前に立つ人が絶えることはない』」 神の家で酒を飲ませて何をしようというのでしょうか?「神の人ハナンの子らの部屋に連れて来た(4)」とあり…

契約を破る者たち

エレ34:18「また、わたしの前で結んだ契約のことばを守らず、わたしの契約を破った者たちを、二つに断ち切られた子牛の間を通った者のようにする」 アブラハムがまだアブラムと呼ばれていたとき、主と不思議な方法で契約を交わしました(創15:10)。このとき…