2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

偽りを言う霊

1王22:22「彼は答えました。『私が出て行き、彼のすべての預言者の口で偽りを言う霊となります。』すると、『あなたはきっと惑わすことができよう。出て行って、そのとおりにせよ』と仰せられました」 ある天使ではなく、ある霊と表現されています。新改訳で…

ほえたけるししのように

1王20:36「それで彼はその人に言った。「あなたは主の御声に聞き従わなかったので、あなたが私のもとから出て行くなら、すぐ獅子があなたを殺す。」その人が彼のそばから出て行くと、獅子がその人を見つけて殺した」 獅子に殺されたのはもう一人いました。…

アサとマアカ

1王15:2「エルサレムで三年間、王であった。彼の母の名はマアカといい、アブシャロムの娘であった」10「彼はエルサレムで四十一年間、王であった。彼の母の名はマアカといい、アブシャロムの娘であった」 アビヤムとアサの母が同一人物です。歴代誌にはアビ…

べテルの老預言者

1王13:18「彼はその人に言った。「私もあなたと同じく預言者です。御使いが主の命令を受けて、私に『その人をあなたの家に連れ帰り、パンを食べさせ、水を飲ませよ』と言って命じました。」こうしてその人をだました」 さて、この老預言者は何がしたかったで…

主がそう仕向けた

1王12:15「王は民の願いを聞き入れなかった。それは、主がかつてシロ人アヒヤを通してネバテの子ヤロブアムに告げられた約束を実現するために、主がそうしむけられたからである」 レハブアムは長老の柔和路線を受け入れることもできたでしょう。しかし、聖書…

ツロのヒラム

1王9:13「それで彼は、「兄弟よ。あなたが私に下さったこの町々は、いったい何ですか」と言った。そのため、これらの町々はカブルの地と呼ばれた。今日もそうである」 新改訳の下の注解には「カブル」は「ないのと同じ」という意味だとあります。ヘブライ語…

ソロモンの最初

1王8:60「地上のすべての国々の民が、主こそ神であり、ほかに神はないことを知るようになるためです」 ソロモンはやがて正妻700人、めかけ300人を持つようになり、そのほとんどが外国からの女でした。ソロモンはエジプト、モアブ、アモン、エドム、シ…

ソロモン神殿

1王6:20「内堂の内部は、長さ二十キュビト、幅二十キュビト、高さ二十キュビトで、純金をこれに着せた。さらに杉材の祭壇にも純金を着せた」 神殿の土台は石で作られ、その上にレバノン杉、さらに金がかぶせられました。石→木→金という感じです。よく、神殿…

アドニヤの要求

1サム2:17「彼は言った。『どうかソロモン王に頼んでください。あなたからなら断わらないでしょうから。シュネム人の女アビシャグを私に与えて私の妻にしてください』」 列王記の最初はダビデが年老いて、家来たちがダビデにそばめを与えることからスタート…

分派への対処

テトス3:11「分派を起こす者は、一、二度戒めてから、除名しなさい」 パウロはコリントの手紙の中で「ほんとうの信者が明らかにされるため」に分派が起こるのはやむを得ないことだと説明しています(1コリ11:19)。クレタ島の人々の素行や言動が目に余るだ…

ペリウシアス

テトス2:14「キリストが私たちのためにご自身をささげられたのは、私たちをすべての不法から贖い出し、良いわざに熱心なご自分の民を、ご自分のためにきよめるためでした」 人を聖めたのは、人のためでなく神ご自身のためだと書かれています。私たちが良い…

クレタのパラドクス

テトス1:16「彼らは、神を知っていると口では言いますが、行ないでは否定しています。実に忌まわしく、不従順で、どんな良いわざにも不適格です」 クレタ人の預言者が「クレタ人は嘘つき」と言うなら、その言葉自身も嘘になるという矛盾をかかえていますが…

ケンクレヤのフィベ

ロマ16:1「ケンクレヤにある教会の執事で、私たちの姉妹であるフィベを、あなたがたに推薦します」 ケンクレアはコリント近くにある港町で、使徒の書簡の中にはコリントに長く滞在した後、アクラとプリスキラを従えてシリアに出航したことが書かれています。…

地の果てまで

ロマ15:28「それで、私はこのことを済ませ、彼らにこの実を確かに渡してから、あなたがたのところを通ってイスパニヤに行くことにします」 ヨーロッパの人々はエジプトやエチオピアのようなアフリカの国々の存在は知っていても、アフリカがとてつもなく大き…

愛は律法を全うする

ロマ13:10「愛は隣人に対して害を与えません。それゆえ、愛は律法を全うします」 律法では罪は消滅せず、むしろ罪を浮かび上がすものだと説明したのはパウロ自身です(ロマ3:20、ヘブ10:1)。神と人とを隔てている「罪」が消えないのであれば、律法を守る…

高ぶった思いを持たず

ロマ12:16「互いに一つ心になり、高ぶった思いを持たず、かえって身分の低い者に順応しなさい。自分こそ知者だなどと思ってはいけません」 最近はテレビもクイズ流行で、誰でも答えられるような問題を出演者が答える番組が増えているようです。その中でも特…

あわれむための口実

ロマ11:32「なぜなら、神は、すべての人をあわれもうとして、すべての人を不従順のうちに閉じ込められたからです」 完全なものを哀れむことはできません。天使に対して哀れみはないのです。人の完成形のアダムはどうだったでしょうか?最初はうまくいってい…

how lovely are

ロマ10:15「遣わされなくては、どうして宣べ伝えることができるでしょう。次のように書かれているとおりです。『良いことの知らせを伝える人々の足は、なんとりっぱでしょう』」 イザヤ書からの引用です(イザ52:7)。「りっぱ」は英語では「beautiful(NIV…

かたくなになるのも

ロマ9;18「こういうわけで、神は、人をみこころのままにあわれみ、またみこころのままにかたくなにされるのです」 アメリカでは車の追い越しや割り込みによるトラブルで年間1200人もの人が命を落とすそうです。心が狭い人たちは、自分こそ王だと勘違い…

肉の思いと聖霊

ロマ8:7「というのは、肉の思いは神に対して反抗するものだからです。それは神の律法に服従しません。いや、服従できないのです」 肉の思いの「肉」はギリシャ語では「sarks(サラックス)」となり、新約の中に147回登場します。一番最初に出てくるのはペ…

死も復活も

ロマ6:5「もし私たちが、キリストにつぎ合わされて、キリストの死と同じようになっているのなら、必ずキリストの復活とも同じようになるからです」 イエス様が死なれたのはただ一度罪に対して死なれた…と書かれています(10)。今の肉体に限界があることは…

罪の増し加わるところには

ロマ5;20「律法が入って来たのは、違反が増し加わるためです。しかし、罪の増し加わるところには、恵みも満ちあふれました」 律法がなければ罪はありません。ルールがなければ、何に違反したかが曖昧になってしまうからです。罪がなければ、恵みも理解でき…

アブラハムは義と認められ

ロマ4:25「主イエスは、私たちの罪のために死に渡され、私たちが義と認められるために、よみがえられたからです」 「義」とは、主の歩まれる道、あるいは主が考える思いと人の思いが一致した、という意味です。人は神に関する情報なしに、神を信じることは…

ただ神の恵みにより

ロマ3:24「ただ、神の恵みにより、キリスト・イエスによる贖いのゆえに、価なしに義と認められるのです」 律法を行なうことで義と認められることはありません。律法は罪の意識を生じさせるためのものでした(20)。創世記からイエス様の時代まで約4000…

エヴァンゲリオン

ロマ2:16「私の福音によれば、神のさばきは、神がキリスト・イエスによって人々の隠れたことをさばかれる日に、行なわれるのです」 パウロが信じている福音と現代の教会が伝えている福音に違いがあると大変なことになってしまいます。「わたしの福音」は英語…

神を知ろうとしない日本人

ロマ1:28「また、彼らが神を知ろうとしたがらないので、神は彼らを良くない思いに引き渡され、そのため彼らは、してはならないことをするようになりました」 良くない思いに引き渡したのは神だと、書かれています。神を求めることは日本人にとって難しいこと…