2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

食べ物で汚れない

マコ7:18「イエスは言われた『あなたがたまで、そんなにわからないのですか。外側から人にはいって来る物は人を汚すことができない、ということがわからないのですか』」 カシュルートはユダヤの食事規定のことで、ヘブライ語で「カーシェールな状態」を示す言葉…

人と豚の違い

マコ5:5「それで彼は、夜昼となく、墓場や山で叫び続け、石で自分のからだを傷つけていた」 マグダラのマリヤは七つの悪霊を追い出してもらいました(ルカ8:2)。この男の場合は2000です。悪霊の名前はレギオンで当時のローマの最大6000人の軍団の呼称でもありま…

そうこうしているうちに

マコ4:26-27「また言われた『神の国は、人が地に種を蒔くようなもので、夜は寝て、朝は起き、そうこうしているうちに、種は芽を出して育ちます。どのようにしてか、人は知りません』」 神の国はどのようにしてなるのか人はわからない…というのです。地に種をま…

任命の目的

マコ3:14-15「そこでイエスは十二弟子を任命された。それは、彼らを身近に置き、また彼らを遣わして福音を宣べさせ、悪霊を追い出す権威を持たせるためであった」 この御言葉によると任命には3つの目的がありました。1つは身近に置くこと、2つ目は遣わして福…

時がある

マコ2:14「イエスは、道を通りながら、アルパヨの子レビが収税所にすわっているのをご覧になって、「わたしについて来なさい。」と言われた。すると彼は立ち上がって従った」 アルパヨの子レビと表記されているのはここだけです。このためマタイの別名(あるい…

日が沈んでから

マルコ1:32「夕方になった。日が沈むと、人々は病人や悪霊につかれた者をみな、イエスのもとに連れて来た」 最初のきっかけはペテロの家でしゅうとめが熱を出したことでした。しゅうとめというのは、ペテロが結婚していて、妻の母がいたということです。彼らがペ…

たとえ死の谷の陰を

詩23:4「たとい、死の陰の谷を歩くことがあっても、私はわざわいを恐れません。あなたが私とともにおられますから。あなたのむちとあなたの杖、それが私の慰めです」 むちは群れを飛び出そうとする羊をたたくものです。杖は羊を囲いに追い込むときなどに使わ…

白い衣のふたり

使徒1:10「イエスが上って行かれるとき、弟子たちは天を見つめていた。すると、見よ、白い衣を着た人がふたり、彼らのそばに立っていた」 新約ではイエス様と天使が同時に現れることはありませんでした。白い衣を着たふたりは、ミカエルとガブリエルだと言わ…

油注がれること

詩20:6「今こそ、私は知る。主は、油をそそがれた者を、お救いになる。主は、右の手の救いの力をもって聖なる天から、お答えになる」 主がお救いになるのには、条件があります。「油を注がれた者」という条件です。私たちは油を注がれているでしょうか?どん…

ケルブに乗るお方

詩18:10「主は、ケルブに乗って飛び、風の翼に乗って飛びかけられた」 詩篇18編は第2サムエル記22章のダビデの賛歌と同じです。多少言葉の違いはありますが、ほとんど同じ内容です。詩篇の編纂者はダビデの言葉を注意深く聞き、しっかりと書きとめ、詩篇を…

右というポジション

詩16:8「私はいつも、私の前に主を置いた。主が私の右におられるので、私はゆるぐことがない」 右は権威ある場所です。イエス様も昇天の後に神の右の座に就かれていることが書かれています(ロマ8:34)。たった2つしかないポジションですが、右という場所はと…

厚顔無恥

詩14:1「愚か者は心の中で、「神はいない。」と言っている。彼らは腐っており、忌まわしい事を行なっている。善を行なう者はいない」 後にパウロがローマ人への手紙の中で「義人はいない」と引用した箇所です(ロマ3:10)。主を恐れることがすべての悪を行うス…

舌と悪者

詩12:8「人の子の間で、卑しいことがあがめられているときには、悪者が、至る所で横行します」 舌とかくちびるを支配できるなら、勝利を得ることができると書かれています(4)。ヤコブも新約の手紙の中で舌を制御できるなら体も制御できると語っています(ヤコブ…

聖書の訳に挑戦

詩8:5「あなたは、人を、神よりいくらか劣るものとし、これに栄光と誉れの冠をかぶらせました」 聖書の文章中に※印があると、どうも気になってしまいます。この箇所では、短い文の間に2つも印がついています。最初の印は「神」が「御使い」とも訳せるというも…

主の嫌いなタイプ

詩5:6「あなたは偽りを言う者どもを滅ぼされます。主は血を流す者と欺く者とを忌みきらわれます」 偽りと欺くはよく似た関係にあると思います。偽りの中には欺きがあり、欺く者は偽りを必ず言います。主は言葉を違えることはありません。それは主のご性格で…

主は聞いてくださる

詩4:3「知れ。主は、ご自分の聖徒を特別に扱われるのだ。私が呼ぶとき、主は聞いてくださる」 確信をもって「私が呼ぶとき、主は聞いてくださる」と言える人は何人いるでしょうか?苦しい時なら主を心から呼び求めることは簡単でしょう。しかし常に主と自分と…

御子

詩2:12「御子に口づけせよ。主が怒り、おまえたちが道で滅びないために。怒りは、いまにも燃えようとしている。幸いなことよ。すべて主に身を避ける人は」 詩篇2には「わたしの子」が出てきます。我々はすぐにイエス様のことだと気付きますが、旧約の人たちに…

血には血を

民35:33「あなたがたは、自分たちのいる土地を汚してはならない。血は土地を汚すからである。土地に流された血についてその土地を贖うには、その土地に血を流させた者の血による以外はない」 最初に土地を汚したのはカインです(創4:8)。この文面に従うなら…

43宿営地

民33:50「エリコに近いヨルダンのほとりのモアブの草原で、主はモーセに告げて仰せられた」 最初の宿営地「ラメセス(3)」からスタートして、最後がヨルダン川のほとりでした。最後のモアブ草原は43番目の宿営地になります。何の疑問を持たずに数えていました…

仮庵の祭り

民29:7「この第七月の十日には、あなたがたは聖なる会合を開き、身を戒めなければならない。どんな仕事もしてはならない」 当時の7月は現在の10月となり、仮庵の祭り(別名収穫の祭り)のことが命じられています。1日にラッパをもって、この祭りはスタートしま…

強い酒

民28:7「それにつく注ぎのささげ物は子羊一頭につき四分の一ヒンとする。聖所で、主への注ぎのささげ物として強い酒を注ぎなさい」 強い酒を人が飲むことは聖書で禁じられています(レビ10:9)。穀物のささげ物はオリーブ油を混ぜた小麦粉で和解のささげ物をす…

バラムの影響

民25:8「そのイスラエル人のあとを追ってテントの奥の部屋にはいり、イスラエル人とその女とをふたりとも、腹を刺し通して殺した。するとイスラエル人への神罰がやんだ」 モアブの女たちが、イスラエル人に神に捧げた物を食べさせ、不品行を行わせたのはバラ…

預言者バラム

民24:2「バラムが目を上げて、イスラエルがその部族ごとに宿っているのをながめたとき、神の霊が彼の上に臨んだ」 さすがにロバまでが口を聞いたら、どんなに鈍感な者でも悟るでしょう。バラムもさすがは主の預言者でした。バラクが困ろうが、うろたえようが…

道を間違えた?

民22:22「しかし、彼が出かけると、神の怒りが燃え上がり、主の使いが彼に敵対して道に立ちふさがった。バラムはろばに乗っており、ふたりの若者がそばにいた」 行ってはならない(12)、とは最初の主の言葉です。変更や撤回はありません。バラム自身も「主は私…

天幕の中で死ぬ

民19:14「人が天幕の中で死んだ場合のおしえは次のとおりである。その天幕にはいる者と、その天幕の中にいる者はみな、七日間、汚れる」 天幕に入れる人は祭司だけです。天幕の中で死ぬのは、神の怒りに触れた時です。そのため衣の房に鈴を付けて、至聖所に入…

神罰

民16:48「彼が死んだ者たちと生きている者たちとの間に立ったとき、神罰はやんだ」つまりまだ死ぬ者がいたかもしれないということです。誰かが、仲介をして神と人との和解を取り持たなければなりません。ここではアロンがその役目を果たしました。神罰とあり…