2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ピリピ1章 苦しみをも賜わったのです

ピリ1:29「あなたがたは、キリストのために、キリストを信じる信仰だけでなく、キリストのための苦しみをも賜わったのです」 どの教会でも違った教えや間違った理解が増えており、パウロも頭が痛い状態です。コロサイでは「むなしい、だましごとの哲学(コロ2」8)」と…

エペソ6章 主は人を差別されることがない

エペ6:9「主人たちよ。あなたがたも、奴隷に対して同じようにふるまいなさい。おどすことはやめなさい。あなたがたは、彼らとあなたがたとの主が天におられ、主は人を差別されることがないことを知っているのですから」 人の上に立つ立場だからと言って、人を支…

エペソ5章 キリストは教会のかしらであって

エペ5:23「なぜなら、キリストは教会のかしらであって、ご自身がそのからだの救い主であられるように、夫は妻のかしらであるからです」 甲斐性のないだらしない男と結婚した女は苦労すると思います。いくら聖書が命じていても、生活が回らないとどうすることも…

エペソ4章 いっさい口から出してはいけません

エペ4:29「悪いことばを、いっさい口から出してはいけません。ただ、必要なとき、人の徳を養うのに役立つことばを話し、聞く人に恵みを与えなさい」 なかなか難しい課題をパウロは書いています。ヤコブも「舌を制御することは、だれにもできません(ヤコ3:8)」と言っ…

エペソ3章 内なる人を強くして

エペ3:16「どうか父が、その栄光の豊かさに従い、御霊により、力をもって、あなたがたの内なる人を強くしてくださいますように」 パウロは「御霊」という単語を頻繁に使っています。神が御霊を地上に送り、御霊が人のうちに働き「助け主」となってくださるのです。…

エペソ1章 世界の基の置かれる前から

エペ1:4「すなわち、神は私たちを世界の基の置かれる前から彼にあって選び、御前で聖く、傷のない者にしようとされました」 「世界の基の置かれる前から」というのは、英語では「before the creation of the world」となっています。天地創造の前は、聖書にはわずか…

ガラテヤ6章 肉において外見を良くしたい

ガラ6:12「あなたがたに割礼を強制する人たちは、肉において外見を良くしたい人たちです。彼らはただ、キリストの十字架のために迫害を受けたくないだけなのです」 1980年公開の「エレファントマン」という映画があります。19世紀に実在したイギリスの青年の物語…

ガラテヤ5章 わずかのパン種が

ガラ5:9「わずかのパン種が、こねた粉の全体を発酵させるのです」 イエス様の言われたパン種はパリサイ人やサドカイ人の教えのことだったとあります(マタ16:12)。そのほかにもパン種を用いて、警戒するように戒めていることが書かれています。パウロもまたパン種…

ガラテヤ4章 女から生まれた者

ガラ4:4「しかし定めの時が来たので、神はご自分の御子を遣わし、この方を、女から生まれた者、また律法の下にある者となさいました」 イエス様はマリヤから生まれました(ルカ2:7)。彼女が処女のままで子どもを授かったので、夫ヨセフはマリヤを人々の前にさらし…

ガラテヤ3章 律法とは何でしょうか

ガラ3:19「では、律法とは何でしょうか。それは約束をお受けになった、この子孫が来られるときまで、違反を示すためにつけ加えられたもので、御使いたちを通して仲介者の手で定められたのです」 肉の欲がなければ、律法も必要なかったでしょう。アダムを造った…

ガラテヤ2章 だんだんと異邦人から身を引き

ガラ2:12「なぜなら、彼は、ある人々がヤコブのところから来る前は異邦人といっしょに食事をしていたのに、その人々が来ると、割礼派の人々を恐れて、だんだんと異邦人から身を引き、離れて行ったからです」 イエス様は取税人や罪人たちと食事をともにしたとき…

2コリント13章 神の力のゆえに生きて

2コリ13:4「確かに、弱さのゆえに十字架につけられましたが、神の力のゆえに生きておられます。私たちもキリストにあって弱い者ですが、あなたがたに対する神の力のゆえに、キリストとともに生きているのです」 自分たちが弱いと悟るまでには相当な時間がかかる…

2コリント12章 あなたがたの期待しているような者

2コリ12:20「私の恐れていることがあります。私が行ってみると、あなたがたは私の期待しているような者でなく、私もあなたがたの期待しているような者でないことになるのではないでしょうか。また、争い、ねたみ、憤り、党派心、そしり、陰口、高ぶり、騒動があ…

2コリント11章 異なった福音

2コリ11:4「というわけは、ある人が来て、私たちの宣べ伝えなかった別のイエスを宣べ伝えたり、あるいはあなたがたが、前に受けたことのない異なった霊を受けたり、受け入れたことのない異なった福音を受けたりするときも、あなたがたはみごとにこらえているか…

2コリント10章 知恵のないことなのです

2コリ10:12「私たちは、自己推薦をしているような人たちの中のだれかと自分を同列に置いたり、比較したりしようなどとは思いません。しかし、彼らが自分たちの間で自分を量ったり、比較したりしているのは、知恵のないことなのです」 犬は常に自分のポジションを…

2コリント9章 少しだけ蒔く者は

2コリ9:6「私はこう考えます。少しだけ蒔く者は、少しだけ刈り取り、豊かに蒔く者は、豊かに刈り取ります」 イエス様は貧しいやもめが銅貨2枚を投げ入れるのをご覧になって、彼女をほめられました(マコ12:42、ルカ21:2)。それは生活費の全部にあたるものでした。旧約…

2コリント8章 主は富んでおられたのに

2コリ8:9「あなたがたは、私たちの主イエス・キリストの恵みを知っています。すなわち、主は富んでおられたのに、あなたがたのために貧しくなられました。それは、あなたがたが、キリストの貧しさによって富む者となるためです」 イエス様は「狐には穴があり、空…

2コリント6章 ほめられたり、そしられたり

2コリ6:8「また、ほめられたり、そしられたり、悪評を受けたり、好評を博したりすることによって、自分を神のしもべとして推薦しているのです。私たちは人をだます者のように見えても、真実であり」 真逆のことがそれぞれ書かれていますが、ほめられる人がそしら…

2コリント5章 古いものは過ぎ去って

2コリ5:17「だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です。古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなりました」 「古きもの」のギリシャ語は「archelaos(アヘラウス)」は「古い時代」とも訳せる名詞です。英語では「the old」と定冠詞がついて…

2コリント4章 絶えず死に渡されて

2コリ4:11「私たち生きている者は、イエスのために絶えず死に渡されていますが、それは、イエスのいのちが私たちの死ぬべき肉体において明らかに示されるためなのです」 パウロはキリストを信じる者がキリストとともに十字架にかけられたと信じています(ロマ6:6)。…

コリント3章 顔のおおいを取りのけられ

2コリ3:18「私たちはみな、顔のおおいを取りのけられて、鏡のように主の栄光を反映させながら、栄光から栄光へと、主と同じかたちに姿を変えられて行きます。これはまさに、御霊なる主の働きによるのです」 人が輝いているのを見たことはありませんが、イエス様…

コリント2章 混ぜ物をして売るような

2コリ2:17「私たちは、多くの人のように、神のことばに混ぜ物をして売るようなことはせず、真心から、また神によって、神の御前でキリストにあって語るのです」 おそらくこの頃にはいろいろなキリストの解釈があったのだと思われます。福音書と名のつく書簡も、…

コリント1章 あなたがたのところへ行くこと

2コリ1:15「この確信をもって、私は次のような計画を立てました。まず初めにあなたがたのところへ行くことによって、あなたがたが恵みを二度受けられるようにしようとしたのです」 最初のコリントへの手紙を読む限り、教会の中では分裂がおこり、「私はパウロに付…

ルカ23章 そしてついにその声が勝った

ルカ23:23「ところが、彼らはあくまで主張し続け、十字架につけるよう大声で要求した。そしてついにその声が勝った」 イエス様は多くの人を癒し、命を助けてきました。4000人、5000人へ食事を提供したこともあります(マタ15:38、マタ14:21)。それでも律法学者や祭司長…

ルカ22章 この人もガリラヤ人だから

ルカ22:59「それから一時間ほどたつと、また別の男が、「確かにこの人も彼といっしょだった。この人もガリラヤ人だから」と言い張った」 ガリラヤ人は見た目にも違っていたのでしょうか。あるいは話すことばに訛りがあったのかもしれません。その日は日も暮れ、…

ルカ21章 大地震があり方々に疫病やききんが起こり

ルカ21:11「大地震があり、方々に疫病やききんが起こり、恐ろしいことや天からのすさまじい前兆が現われます」 世界の地震ランキングによれば、どの資料でも1960年のチリ地震がトップに挙げられています。近年では2004年のスマトラ地震、2011年の東日本大震災が…