2017-12-01から1ヶ月間の記事一覧

マラキ3章 主は耳を傾けて

マラキ3:16「そのとき、主を恐れる者たちが、互いに語り合った。主は耳を傾けて、これを聞かれた。主を恐れ、主の御名を尊ぶ者たちのために、主の前で、記憶の書がしるされた 」 「わたしのところに帰れ(7)」と言われるなら「どうやって帰ろう(7)」と言い、…

マラキ2章 わたしの彼との契約

マラキ2:5「わたしの彼との契約は、いのちと平和であって、わたしは、それらを彼に与えた。それは恐れであったので、彼は、わたしを恐れ、わたしの名の前におののいた 」 レビ人を召しだしたのは他でもない主ご自身です(民3:15)。しかも、レビ人は「初子」と…

マラキ1章 主のとこしえにのろう民

マラキ1:4「たといエドムが、「私たちは打ち砕かれた。だが、廃墟を建て直そう」と言っても、万軍の主はこう仰せられる。「彼らは建てるが、わたしは打ちこわす。彼らは、悪の国と言われ、主のとこしえにのろう民と呼ばれる 」 アブラハムからイシュマエルが…

ゼカリヤ14章 オリーブ山の上に立つ

ゼカ14:4「その日、主の足は、エルサレムの東に面するオリーブ山の上に立つ。オリーブ山は、その真ん中で二つに裂け、東西に延びる非常に大きな谷ができる。山の半分は北へ移り、他の半分は南へ移る 」 「オリーブ」はヘブル語で「zayith(ザイアス)」と言い…

ゼカリヤ13章 金をためすように彼らをためす

ゼカ13:9「わたしは、その三分の一を火の中に入れ、銀を練るように彼らを練り、金をためすように彼らをためす。彼らはわたしの名を呼び、わたしは彼らに答える。わたしは「これはわたしの民」と言い、彼らは「主は私の神」と言う 」 ついに神は偶像排除に動…

ゼカリヤ12章 ダビデの家は神のようにな

ゼカ12:8「その日、主は、エルサレムの住民をかばわれる。その日、彼らのうちのよろめき倒れた者もダビデのようになり、ダビデの家は神のようになり、彼らの先頭に立つ主の使いのようになる 」 この章は「宣告」から始まっており、9章に続き(9:1)大切な預言…

ゼカリヤ10章 テラフィムはつまらないことをしゃべり

ゼカ10:2「テラフィムはつまらないことをしゃべり、占い師は偽りを見、夢見る者はむなしいことを語り、むなしい慰めを与えた。それゆえ、人々は羊のようにさまよい、羊飼いがいないので悩む」 テラフィムはメソポタミア地方に古くから伝わる家を守る神です。…

ゼカリヤ9章 黄金を道ばたの泥のように

ゼカ9:3「ツロは自分のために、とりでを築き、銀をちりのように積み、黄金を道ばたの泥のように積み上げた 」 ツロはダビデ、ソロモンの時代にはすでに海洋国家として確立しており、ツロ王ヒラムは多くの援助を2人の王にしています(1王5:1)。ゼカリヤの預言…

ゼカリヤ8章 あなたがたといっしょに行きたい

ゼカ8:23「万軍の主はこう仰せられる。「その日には、外国語を話すあらゆる民のうちの十人が、ひとりのユダヤ人のすそを堅くつかみ、『私たちもあなたがたといっしょに行きたい。神があなたがたとともにおられる、と聞いたからだ』と言う 」 イスラエルには…

ゼカリヤ7章 万軍の主はこう仰せられる

ゼカ7:9-10「万軍の主はこう仰せられる。「正しいさばきを行ない、互いに誠実を尽くし、あわれみ合え。やもめ、みなしご、在留異国人、貧しい者をしいたげるな。互いに心の中で悪をたくらむな」 」 これはサル・エツェルとレゲム・メレクという2人が、神殿建…

ゼカリヤ6章 わたしの怒りを静める

ゼカ6:8「そのとき、彼は私にこう告げた。「見よ。北の地へ出て行ったものを。それらは北の地で、わたしの怒りを静める 」」 ゼカリヤでは馬の色と各馬の方角が書かれており、具体的に何をしたかは書かれていません。ただ「北」に向かった馬によって怒りが静…

ゼカリヤ5章 ふたりの女が出て来た

ゼカ5:9「それから、私が目を上げて見ると、なんと、ふたりの女が出て来た。その翼は風をはらんでいた。彼女たちには、こうのとりの翼のような翼があり、彼女たちは、あのエパ枡を地と天との間に持ち上げた 」 エパ枡の中にはひとりの女(7)が「罪悪」だと言…

ゼカリヤ3章 右手に立っているサタン

ゼカ3:1「主は私に、主の使いの前に立っている大祭司ヨシュアと、彼を訴えようとしてその右手に立っているサタンとを見せられた 」 新改訳では「サタン」と訳されている箇所は3か所あります(1歴21:1、ヨブ1:5)。それ以外では「敵」と訳されており(民22:22など)…

ゼカリヤ2章 エルサレムを測りに行く

ゼカ2:2「私がその人に、「あなたはどこへ行かれるのですか」と尋ねると、彼は答えた。「エルサレムを測りに行く。その幅と長さがどれほどあるかを見るために 」」 2章は測り綱をもったみ使いに出会うことから始まっています(1)。聖書の中には神が測りなわを…

ゼカリヤ1章 四人の職人

ゼカ1:20「そのとき、主は四人の職人を私に見せてくださった」 4つの角(18)は「ユダとイスラエルとエルサレムとを散らした角だ(19)」とあります。バビロン捕囚後ユダヤ人たちは捕囚先の国に残り、ペルシャ、ギリシャ、ローマとそれぞれの制服国に属州という…

ハガイ2章 海と陸とを揺り動かす

ハガ2:5「まことに、万軍の主はこう仰せられる。しばらくして、もう一度、わたしは天と地と、海と陸とを揺り動かす 」 「しばらく」のヘブル語「ma'at(マアート)」は、「小さな」とか「少し」という意味があります。この箇所はパウロがへブルの手紙の中にも…

ハガイ1章 ひでりを呼び寄せた

ハガイ1:11「わたしはまた、地にも、山々にも、穀物にも、新しいぶどう酒にも、油にも、地が生やす物にも、人にも、家畜にも、手によるすべての勤労の実にも、ひでりを呼び寄せた 」 ハガイの意味は「祝う」とか「祭り」という意味です。ハガイとゼカリヤは…

ゼパニヤ3章 エルサレムの娘よ

ゼパ3:14「シオンの娘よ。喜び歌え。イスラエルよ。喜び叫べ。エルサレムの娘よ。心の底から、喜び勝ち誇れ 」 ここでは時間を表すことばが多く使われています。ひらがなの「そのとき(9)」と漢字が入った「その時(19-20)」はヘブル語「'az(オーズ)」と「'eth…

ゼパニヤ1章 クシの子ゼパニヤ

ゼパ1:1「ユダの王、アモンの子ヨシヤの時代に、クシの子ゼパニヤにあった主のことば。クシはゲダルヤの子、ゲダルヤはアマルヤの子、アマルヤはヒゼキヤの子である 」 ヘブル語「クシュ(創10:6)」「kuwsh(クーシュ)」も「クシ」「kuwshy(クシー) 」も「黒い…

ハバクク3章 私は静かに待とう

ハバクク3:16「私は聞き、私のはらわたはわななき、私のくちびるはその音のために震える。腐れは私の骨のうちに入り、私の足もとはぐらつく。私たちを攻める民に襲いかかる悩みの日を、私は静かに待とう 」 地球上では正しい者も罪人も同じ環境を共有してい…

ハバクク2章 それは必ず来る

ハバクク2:3「この幻は、定めの時について証言しており、終わりについて告げ、まやかしを言ってはいない。もしおそくなっても、それを待て。それは必ず来る。遅れることはない 」 ハバククはわずか3章ですが、この中に終末あるいは千年王国についての預言が…

ハバクク1章 あなたがたは信じまい

ハバクク1:5「異邦の民を見、目を留めよ。驚き、驚け。わたしは一つの事をあなたがたの時代にする。それが告げられても、あなたがたは信じまい 」 「あなたがたの時代」の「時代」はヘブル語「yawn(ヨーン)」が使われ、時間を指す単語でおもに「日」として使…

ナホム3章 、捕囚となり、とりことなって行き

ナホム3:10「しかし、これもまた、捕囚となり、とりことなって行き、その幼子たちもあらゆる町かどで八つ裂きにされ、その高貴な人たちもくじ引きにされ、そのおもだった者たLちもみな、鎖につながれた 」 捕囚となったのは、クシュ、プテ人、ルブ人たちのこ…

ナホム2章 雄獅子が出歩くとき

ナホム2:11「雄獅子の住みかはどこにあるのか。それは若い獅子のためのほら穴。雄獅子が出歩くとき、雌獅子と子獅子はそこにいるが、だれも脅かす者はない 」 アッシリアでは獅子が最も強い動物とされ、獅子と戦うことが勇者の証しでもありました。アッシリ…

ミカ7章 真実をヤコブに、いつくしみをアブラハムに

ミカ7:20「昔、私たちの先祖に誓われたように、真実をヤコブに、いつくしみをアブラハムに与えてください 」 アブラハムとヤコブは主に出会い、名前を新しく与えられ約束を受けました。アブラハムは元の名前をアブラムと言い、「わたしが、あなたを多くの国…

ミカ6章 アハブの家のすべてのならわし

ミカ6:16「あなたがたはオムリのおきてと、アハブの家のすべてのならわしを守り、彼らのはかりごとに従って歩んだ。それは、わたしがあなたを荒れ果てさせ、住民をあざけりとするためだ。あなたがたは、国々の民のそしりを負わなければならない 」 ヤロブア…