2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧
エレ1:14「すると主は私に仰せられた。「わざわいが、北からこの地の全住民の上に、降りかかる」 ヨシヤの後、エホヤキムと最後の王ゼデキヤの名前がありますが、厳密にはヨシヤの後に3か月王だったエホアハズ(2王10:35)と、エホヤキムの後にはやはり3か月だけ…
2サム24:24「しかし王はアラウナに言った。「いいえ、私はどうしても、代金を払って、あなたから買いたいのです。費用もかけずに、私の神、主に、全焼のいけにえをささげたくありません。」そしてダビデは、打ち場と牛とを銀五十シェケルで買った」 現在のイス…
2サム22:3「わが身を避けるわが岩なる神。わが盾、わが救いの角、わがやぐら。私を暴虐から救う私の救い主、私の逃げ場」 2サムエル21章では、メフィボシェテを含むサウルの子たち7人が死に、完全にサウル家がいなくなる記事が書かれています(21:8)。かろうじ…
2サム20:22「この女はその知恵を用いてすべての民のところに行った。それで彼らはビクリの子シェバの首をはね、それをヨアブのもとに投げた。ヨアブが角笛を吹き鳴らしたので、人々は町から散って行って、めいめい自分の天幕へ帰った。ヨアブはエルサレムの王…
2サム13:37「アブシャロムは、ゲシュルの王アミフデの子タルマイのところに逃げた。ダビデは、いつまでもアムノンの死を嘆き悲しんでいた」 ゲシェルはガリラヤ湖近辺の土地で、エルサレムからは100キロほど離れた場所です。これは想像ですが、アブシャロムは…
2サム16:12「たぶん、主は私の心をご覧になり、主は、きょうの彼ののろいに代えて、私にしあわせを報いてくださるだろう」 シムイの首をはねようとする(9)家来を「ほうっておきなさい(11)」と戒めたのはダビデ自身です。アブシャロムの謀反の計画は4年にも渡り…
2サム12:10「今や剣は、いつまでもあなたの家から離れない。あなたがわたしをさげすみ、ヘテ人ウリヤの妻を取り、自分の妻にしたからである」 この言葉通りにダビデの一生は近隣諸国、特にペリシテ人との戦いに明け暮れました。ウリヤの事件はアモン人との戦い…
2サム9:8「彼は礼をして言った。「このしもべが何者だというので、あなたは、この死んだ犬のような私を顧みてくださるのですか」」 メフィボシェテにはミカという子どもがいたと書かれています(12)。サウル、ヨナタンが死んだときメフィボシェテは5歳でした(4:…
2サム8:10「そこでトイは、その子ヨラムをダビデ王のもとにやって、安否を尋ねさせ、ダビデがハダデエゼルと戦ってこれを打ち破ったことについて、祝福のことばを述べさせた。ハダデエゼルがトイに戦いをいどんでいたからである。ヨラムは銀の器、金の器、青銅…
2サム5:25「ダビデは、主が彼に命じたとおりにし、ゲバからゲゼルに至るまでのペリシテ人を打った」 ペリシテの領土はガザ、アシュドデ、アシュケロン、ガテ、エクロンです(ヨシュ13:3)。ペリシテがイスラエルとの戦いで契約の箱を奪った時には、まだこれらの領土…
2サム2:10「サウルの子イシュ・ボシェテは、四十歳でイスラエルの王となり、二年間、王であった。ただ、ユダの家だけはダビデに従った」 2サムエル記はサウルの死後からの話になっています。「サウルは三十歳で王となり、十二年間イスラエルの王であった(1サム13…
詩150:6「息のあるものはみな、主をほめたたえよ。ハレルヤ」 詩篇148篇では「獣よ。すべての家畜よ。はうものよ。翼のある鳥よ(148:10)」とあり動物に主を賛美させよ、とあります。さらに火や雹(148:8)、山や木(148:9)に至るまで主をほめたたえよと書かれて…
詩148:5「彼らに主の名をほめたたえさせよ。主が命じて、彼らが造られた」 誰が誰をほめたたえるのでしょうか?この詩によれば、すべての造られたものとされています。新約では「被造物」という言葉をパウロが使っています。御使いから始まり(2)、日、月、星…
詩145:13「あなたの王国は、永遠にわたる王国。あなたの統治は、代々限りなく続きます」 ダビデ自身が王であるはずなのに、自分の王国のことを話さず、主が治める王国の話をしています。まだ黙示録もない時代に、だれが神が治める国があることをダビデに知ら…
詩144:12「私たちの息子らが、若いときに、よく育った若木のようになりますように。私たちの娘らが、宮殿の建物にふさわしく刻まれた隅の柱のようになりますように」 ここでの「宮殿」はヘブル語「heykal(ヘイハル)」が使われ、「神殿」と同じ単語が使われて…
詩143:2「あなたのしもべをさばきにかけないでください。生ける者はだれひとり、あなたの前に義と認められないからです」 「いける者はだれひとり」とありますが、それならば地球上の人間すべてが義と認められないことになります。ダビデはもし人が神の前で…
詩141:5「正しい者が愛情をもって私を打ち、私を責めますように。それは頭にそそがれる油です。私の頭がそれを拒まないようにしてください。彼らが悪行を重ねても、なおも私は祈ります」 「正しい者」は預言者ナタンを指しているのかもしれません。それはダ…
詩140:10「燃えている炭火が彼らの上にふりかかりますように。彼らが火の中に、また、深い淵に落とされ、彼らが立ち上がれないようにしてください」 「燃えている炭火」という表現は、聖書に何度か登場します。有名なものはパウロが復讐を自分の力でするので…
詩139:8「たとい、私が天に上っても、そこにあなたはおられ、私がよみに床を設けても、そこにあなたはおられます」 天はヘブル語「shamayim(シャマイム)」で、創世記の冒頭「初めに、神が天と地を創造した(創1:1)」に使われた「天」と同じ言葉です。「よみ」…
詩138:7「私が苦しみの中を歩いても、あなたは私を生かしてくださいます。私の敵の怒りに向かって御手を伸ばし、あなたの右の手が私を救ってくださいます」 ダビデが王になってから、ずっと王座でふんぞり返っていたわけではありません。サムエルから油注が…
詩137:9「おまえの子どもたちを捕らえ、岩に打ちつける人は、なんと幸いなことよ」 何とも言えない惨い表現ですが、それほどユダヤ人たちがバビロンから苦しめられていたことがわかります。そもそもはバビロン人たちが面白がって、余興に「シオンの歌を歌え…
詩136:1「主に感謝せよ。主はまことにいつくしみ深い。その恵みはとこしえまで」 「その恵みはとこしえまで」を語尾に置き、繰り返す手法がとられた詩です。新共同訳と口語訳では「恵み」は「慈しみ」となっています。また、英語訳KJV「mercy」NIV「fithful …
詩134:2「聖所に向かってあなたがたの手を上げ、主をほめたたえよ」 聖書にはもっと手を上げて賛美する言葉があるように思いましたが、意外に少なく、この詩は手を上げて主をほめたたえる歌として有名です。手を上げることは神に対して向き合っていることを…
詩133:1「見よ。兄弟たちが一つになって共に住むことは、なんというしあわせ、なんという楽しさであろう」 「住む」のヘブル語「yashab(ヤシャーブ)」は「座る」という意味もあり、口語訳では「和合して」新共同訳では「座して」と訳されています。住むにし…