2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ソロモンの主題

伝道3:14「私は知った。神のなさることはみな永遠に変わらないことを。それに何かをつけ加えることも、それから何かを取り去ることもできない。神がこのことをされたのだ。人は神を恐れなければならない」 永遠を生きるお方と、地上でわずかな喜びを見い出す…

死んでいなくなる

伝道2:16「事実、知恵ある者も愚かな者も、いつまでも記憶されることはない。日がたつと、いっさいは忘れられてしまう。知恵ある者も愚かな者とともに死んでいなくなる」 どんなに世界を支配しても、人はやがて死にます。アレキサンダー大王は、歴史上最も広…

つらい仕事だ

伝道1:13「私は、天の下で行なわれるいっさいの事について、知恵を用いて、一心に尋ね、探り出そうとした。これは、人の子らが労苦するようにと神が与えたつらい仕事だ」 主は善悪を判断できる心を願ったソロモンを喜びました(2王3:9)。しかしソロモンは晩…

全部滅ぼす

エステル9:5「ユダヤ人は彼らの敵をみな剣で打ち殺し、虐殺して滅ぼし、自分たちを憎む者を思いのままに処分した」 ユダヤ人たちが神殿を修復するときの苦労を思えば、当然だと思います。彼らはペルシャの支配下で「聖絶」を行ったのです。容赦なく、根絶やしにす…

すごい命令

エステル8:11「その中で王は、どこの町にいるユダヤ人にも、自分たちのいのちを守るために集まって、彼らを襲う民や州の軍隊を、子どもも女たちも含めて残らず根絶やしにし、殺害し、滅ぼすことを許し、また、彼らの家財をかすめ奪うことも許した」 ユダヤ人に対…

モルデカイにならって

エステル3:1「この出来事の後、アハシュエロス王は、アガグ人ハメダタの子ハマンを重んじ、彼を昇進させて、その席を、彼とともにいるすべての首長たちの上に置いた」 アガグ人は古くはバラムの時代に記述があり(民24:7)、通説ではアマレク人とも、アマレク人…

アハシュエロス王の時代

エステル1:12「しかし、王妃ワシュティが宦官から伝えられた王の命令を拒んで来ようとしなかったので、王は非常に怒り、その憤りが彼のうちで燃え立った」 アハシュエロス王は聖書特有の名前の表現で、歴史上の名前はクセルクセス王として知られています。王の統…

ネヘミヤがいなければ

ネヘ13:7「エルサレムに帰って来たからである。そのとき、エルヤシブがトビヤのために行なった悪、すなわち、神の宮の庭にある一つの部屋を彼にあてがったことに気づいた」 トビヤはアモン人の役人です(2:10)。彼はエルサレムで神殿の城壁が修復されること…

ユダの子孫

ネヘ11:4「ユダ族とベニヤミン族のうちのある者は、エルサレムに住んだ。すなわち、ユダ族では、ウジヤの子アタヤであった。このウジヤはゼカリヤの子、順次さかのぼって、アマルヤの子、シェファテヤの子、マハラルエルの子。マハラルエルはペレツの子孫のひ…

誠実なお方

ネヘ9:33「私たちに降りかかって来たすべての事において、あなたは正しかったのです。あなたは誠実をもって行なわれたのに、私たちは悪を行なったのです」 いつの時代でも主の正しさは普遍です。問題があるとすれば人のほうです。すべてのことは主によってコン…

回復される主の命令

ネヘ8:14「こうして彼らは、主がモーセを通して命じた律法に、イスラエル人は第七の月の祭りの間、仮庵の中に住まなければならない、と書かれているのを見つけ出した」 律法が捕囚の間に失われ、世代が変わり、多くの人が本来神が命じた命令を忘れていました。…

妨害工作

ネヘミヤ4:16「その日以来、私に仕える若い者の半分は工事を続け、他の半分は、槍や、盾、弓、よろいで身を固めていた。一方、隊長たちはユダの全家を守った」 近隣のサヌバラテ、トビヤ、アラブ人、アモン人、アシュドデ人たちは修復がはかどっていることを聞い…

献酌官ネヘミヤ

ネヘミヤ2:6「王は私に言った。―王妃もそばにすわっていた。―「旅はどのくらいかかるのか。いつ戻って来るのか。」私が王にその期間を申し出ると、王は快く私を送り出してくれた」 ネヘミヤは献酌官で、王の酒を注ぐ専門の人でした。献酌官は王の側近にいて、酒…

エズラの祈り

エズラ9:15「イスラエルの神、主。あなたは正しい方です。まことに、今日あるように、私たちは、のがれた者として残されています。ご覧ください。私たちは罪過の中であなたの御前におります。このような状態で、だれもあなたの御前に立つことはできないのに」 …

主が働き始めると

エズラ7:27「私たちの父祖の神、主はほむべきかな。主はエルサレムにある主の宮に栄光を与えるために、このようなことを王の心に起こさせ」 アルタシャスタ王の名前は歴史の本ではアルタクセルクセス1世となっています。王の柔和政策は主の御わざだとエズラは…

ダリヨス王

エズラ6:10「こうして彼らが天の神になだめのかおりをささげ、王と王子たちの長寿を祈るようにせよ」 ダリヨス王はクロス王の勅令を発見して、ユダヤ人がなぜ神殿修復をしているのかを知りました(2)。ダリヨスの権限で前王の命令を撤回することもできたでし…

決裂したある出来事

エズラ4:24「こうして、エルサレムにある神の宮の工事は中止され、ペルシヤの王ダリヨスの治世の第二年まで中止された」 クロス王(ギリシャ語読みではキュロス)は、バビロニアを倒してアケメネス朝ペルシャを建てた王です。歴史の年表には紀元前539年とさ…

使徒の頃からの付き合い

2テモ4:14「銅細工人のアレキサンデルが私をひどく苦しめました。そのしわざに応じて主が彼に報いられます」 もし、使徒に出てくるアレキサンデルと同一人物なら、彼はパウロのために弁明しようとした者ということになります(使19:33)。彼は雄弁だったらしく…

聖書とは

2テモ3:16「聖書はすべて、神の霊感によるもので、教えと戒めと矯正と義の訓練とのために有益です」 人が書いているにも関わらず、実は神の霊が導きその人の心を動かし、思いが神の思いと重なり文章となって現れるということだと思います。聖書は神の息がかか…

問題の解決の仕方

2テモ2:25「反対する人たちを柔和な心で訓戒しなさい。もしかすると、神は彼らに悔い改めの心を与えて真理を悟らせてくださるでしょう」 教会の中で空気を読めない人がいるかも知れません。あるいは、人を怒らしてしまう無礼な者もいることでしょう。聖書は主…

会いに来た人と離れた人

2テモ1:15「あなたの知っているとおり、アジヤにいる人々はみな、私を離れて行きました。その中には、フゲロとヘルモゲネがいます」 もう1人オネシボロという人の名前が出てきます。このオネシボロはパウロから離れた人たちとは反対に、パウロを慕い、鎖につ…

衣食で十分

1テモ6:10「金銭を愛することが、あらゆる悪の根だからです。ある人たちは、金を追い求めたために、信仰から迷い出て、非常な苦痛をもって自分を刺し通しました」 祝福を受けることは悪いことではありません。しかし、金銭を追い求める心が心に生まれた瞬間に…

弱い立場を守る

1テモ5:15「というのは、すでに、道を踏みはずし、サタンのあとについて行った者があるからです」 結婚は基本的に1回限りです。あまりにも世の中が離婚ばかりで、感覚が鈍くなってしまいますが、神の前に男と女が誓いを立てるのは1回限りで、「死が二人を別…

2つの条件

1テモ3:7「また、教会外の人々にも評判の良い人でなければいけません。そしりを受け、悪魔のわなに陥らないためです」 信者になったばかりの人も監督職にふさわしくないと書かれています(6)。へりくだりを学ぶためには時間が必要です。どんなに広い心を持っ…

女のための論議

1テモ2:14「また、アダムは惑わされなかったが、女は惑わされてしまい、あやまちを犯しました」 女が教えたり、男を支配したりすることを許しません(12)、と言ったパウロの根拠がここに書かれています。創世記の最初までさか登って理由を述べるのは、よほど…

サタンに引き渡す

1テモ1:20「その中には、ヒメナオとアレキサンデルがいます。私は、彼らをサタンに引き渡しました。それは、神をけがしてはならないことを、彼らに学ばせるためです」 ヒメナオの名前は第2テモテの中にも登場し、俗悪な無駄話をする代表格として書かれていま…