2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

改心してたかも

マタ14:9「王は心を痛めたが、自分の誓いもあり、また列席の人々の手前もあって、与えるように命令した」 王に直接「あなたは罪を犯している」と言うなら、捕らえられて当たり前です。ヘロデ・アグリッパはヨハネの言うことを無視することもできたでしょう。し…

ポジティブな告白

マタ12:37「あなたが正しいとされるのは、あなたのことばによるのであり、罪に定められるのも、あなたのことばによるのです」 ヤコブはことばの代わりに「舌」を強調して説明しています。「舌を制御することは、だれにもできません。それは少しもじっとしてい…

バプテスマのヨハネはだれ?

マタ11:14「あなたがたが進んで受け入れるなら、実はこの人こそ、きたるべきエリヤなのです」 バプテスマのヨハネ自身は自分のことを「荒野で叫ぶ声」だと言っています(ヨハ1:23)。彼は自分はエリヤではないと明言しています(ヨハ1:21)。イエス様は「エリヤは…

剣をもたらす

マタ10:34「わたしが来たのは地に平和をもたらすためだと思ってはなりません。わたしは、平和をもたらすために来たのではなく、剣をもたらすために来たのです」 ルカでは剣ではなく、「分裂」のために来たと書かれています(ルカ12:51)。人を愛さない法律がある…

マタイ本人

マタ9:9「イエスは、そこを去って道を通りながら、収税所にすわっているマタイという人をご覧になって、「わたしについて来なさい。」と言われた。すると彼は立ち上がって、イエスに従った」 マタイが書いた福音書の中にマタイ自身が登場しています。この章は…

ペテロの家族

マタ8:14「それから、イエスは、ペテロの家に来られて、ペテロのしゅうとめが熱病で床に着いているのをご覧になった」 ペテロが結婚していたことは有名ですが、妻の人物像は不明です。ペテロはイエス様と寝食を共にしていたので、妻と離れて暮らしていたイメー…

主語を差し替えるなら

マタ7:21「わたしに向かって、『主よ、主よ。』と言う者がみな天の御国にはいるのではなく、天におられるわたしの父のみこころを行なう者がはいるのです」 次の節では預言をし、悪霊を追い出し、奇跡まで行っても、「あなたを知らない」と書かれています。では…

廃棄ではなく成就

マタ5:17「わたしが来たのは律法や預言者を廃棄するためだと思ってはなりません。廃棄するためにではなく、成就するために来たのです」 十字架の際、神殿の聖所の仕切りの幕は真っ二つに裂けました(マタ27:51)。神殿の役割が人に移ったわけです。キリストを信…

サタンの最初の誘惑

マタ4:3「すると、試みる者が近づいて来て言った『あなたが神の子なら、この石がパンになるように、命じなさい』」 原文では「この石」は「これらの石」と複数形になっています。パンは2節の「空腹を覚えられた」に対応した、サタンの誘惑の言葉です。試みるの…

イエス様の洗礼

マタ3:15「ところが、イエスは答えて言われた。「今はそうさせてもらいたい。このようにして、すべての正しいことを実行するのは、わたしたちにふさわしいのです。」そこで、ヨハネは承知した」 イエス様が罪を悔い改めたとしたら一大事です。世界のすべてがひ…

ヘロデの妄想

マタ2:16「その後、ヘロデは、博士たちにだまされたことがわかると、非常におこって、人をやって、ベツレヘムとその近辺の二歳以下の男の子をひとり残らず殺させた。その年令は博士たちから突き止めておいた時間から割り出したのである」 いったいヘロデはどの…

サウルの最後

1サム31:3「攻撃はサウルに集中し、射手たちが彼をねらい撃ちにしたので、彼は射手たちのためにひどい傷を負った」 もしダビデがこの戦いに出ていれば、親友ヨナタンはおろかイスラエル王サウルの死に加担したことになります。主の哀れみによって、ダビデはこ…

同族と戦う?

1サム29:8「ダビデはアキシュに言った。「私が何をしたというのでしょうか。私があなたに仕えた日から今日まで、このしもべに何か、あやまちでもあったのでしょうか。王さまの敵と戦うために私が出陣できないとは」 ダビデは本気でこのことを言っているのでし…

ぜったい裁かない

1サム26:10「ダビデは言った『主は生きておられる。主は、必ず彼を打たれる。彼はその生涯の終わりに死ぬか、戦いに下ったときに滅ぼされるかだ』」 ダビデは自ら裁いてはいけない、という原理を忠実に守っています。ダビデの心には主を恐れる思いがあり、主の…

たとえ事実でも

1サム23:17「彼はダビデに言った『恐れることはありません。私の父サウルの手があなたの身に及ぶことはないからです。あなたこそ、イスラエルの王となり、私はあなたの次に立つ者となるでしょう。私の父サウルもまた、そうなることを確かに知っているのです』」…

ダビデが学んだこと

1サム22:2「また、困窮している者、負債のある者、不満のある者たちもみな、彼のところに集まって来たので、ダビデは彼らの長となった。こうして、約四百人の者が彼とともにいるようになった」 400人の家来が集まり、大きな集団ができあがりました。しかしそ…

サウルの体質

1サム19:24「彼もまた着物を脱いで、サムエルの前で預言し、一昼夜の間、裸のまま倒れていた。このために、「サウルもまた、預言者のひとりなのか。」と言われるようになった」 サウルは霊を受けやすい体質だったと思います。それは、一度神の霊が注がれた者た…

ダビデの勝利

1サム17:40「自分の杖を手に取り、川から五つのなめらかな石を選んできて、それを羊飼いの使う袋、投石袋に入れ、石投げを手にして、あのペリシテ人に近づいた」 よろい、かぶとは役に立たないのでしょうか?ダビデは水辺からなめらかな石を5つ選んだとありま…

賛美の教え1

1サム16:14「主の霊はサウルを離れ、主からの悪い霊が彼をおびえさせた」 主からの悪い霊とは何でしょうか?ヨブ記の最初にサタンは主の前に立ち、主と会話をしています(ヨブ1章)。そしてヨブを試すことが許されますが、命に触ることは禁じられます(ヨブ2:6)…

あきらめないこと

1サム12:22「まことに主は、ご自分の偉大な御名のために、ご自分の民を捨て去らない。主はあえて、あなたがたをご自分の民とされるからだ」 私たちは見捨てられないはずです。それは罪の状態から、回復しているからです。何百回でも言いますが、罪は何か定めら…

主の霊が注がれ

1サム10:6「主の霊があなたの上に激しく下ると、あなたも彼らといっしょに預言して、あなたは新しい人に変えられます」 イスラエルの王の誕生は聖霊と共にスタートしました。サウルはサムエルから実際に油注ぎを受けましたが、神の霊においても油注ぎを受けた…

いや、どうしても

1サム8:19「それでもこの民は、サムエルの言うことを聞こうとしなかった。そして言った。『いや。どうしても、私たちの上には王がいなくてはなりません』」 イスラエルが一つになることは良いことですが、彼らの頑固な性格のおかげで間違った判断に走るのはい…

ベテ・シェメシュの失敗

1サム6:13「ベテ・シェメシュの人々は、谷間で小麦の刈り入れをしていたが、目を上げたとき、神の箱が見えた。彼らはそれを見て喜んだ」 ベテ・シェメシュの人々とはアロンの子孫のことです(ヨシュ21:16)。彼らが主の箱を見て喜ぶのは当然のことです。ペリシテ人…

エリの最後

1サム4:18「彼が神の箱のことを告げたとき、エリはその席から門のそばにあおむけに落ち、首を折って死んだ。年寄りで、からだが重かったからである。彼は四十年間、イスラエルをさばいた」 エリは98才だったので(15)、58才のときからイスラエルのさばきつ…

エリの息子たち

1サム2:25「人がもし、ほかの人に対して罪を犯すと、神がその仲裁をしてくださる。だが、人が主に対して罪を犯したら、だれが、その者のために仲裁に立とうか』しかし、彼らは父の言うことを聞こうとしなかった。彼らを殺すことが主のみこころであったからであ…

主に救いを求めたルツ

ルツ2:12「主があなたのしたことに報いてくださるように。また、あなたがその翼の下に避け所を求めて来たイスラエルの神、主から、豊かな報いがあるように」 ナオミの夫エリメレクがモアブに行ったのはききんがあったからです。ルツは弟キルヨンの嫁となりまし…