2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧

木があまったら

イザ44:17「その残りで神を造り、自分の偶像とし、それにひれ伏して拝み、それに祈って『私を救ってください。あなたは私の神だから』と言う」 その残りというのは前節に書かれている「その半分は火に燃やし、その半分で肉を食べ、あぶり肉をあぶって満腹す…

愛している

イザ43:4「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。だからわたしは人をあなたの代わりにし、国民をあなたのいのちの代わりにするのだ」 好みは人それぞれで、ある人は変わった趣味があったりして、万人の嗜好は共通しないものです…

初めで終わり

イザ41:4「だれが、これを成し遂げたのか。初めから代々の人々に呼びかけた者ではないか。わたし、主こそ初めであり、また終わりとともにある。わたしがそれだ」 わたしがアルファでありオメガである…というのはあまりにも有名なことばですが(黙21:6)、イザ…

神のことばは永遠に

イザ40:6-8「呼ばわれ」と言う者の声がする。私は、「何と呼ばわりましょう」と答えた。「すべての人は草、その栄光は、みな野の花のようだ。主のいぶきがその上に吹くと、草は枯れ、花はしぼむ。まことに、民は草だ。草は枯れ、花はしぼむ。だが、私たちの…

ありがたい

イザ39:8「ヒゼキヤはイザヤに言った。「あなたが告げてくれた主のことばはありがたい。」彼は、自分が生きている間は、平和で安全だろう、と思ったからである」 ヒゼキヤは25歳で王になり、29年間ユダを統治しました(2歴29:1)。つまり54歳で亡くなったヒゼ…

15年の延長

イザ38:3「言った。「ああ、主よ。どうか思い出してください。私が、まことを尽くし、全き心をもって、あなたの御前に歩み、あなたがよいと見られることを行なってきたことを。」こうして、ヒゼキヤは大声で泣いた」 列王記の中には、イザヤがまだ中庭を出な…

セナケリブ

イザ37:38「彼がその神ニスロクの宮で拝んでいたとき、その子のアデラメレクとサルエツェルは、剣で彼を打ち殺し、アララテの地へのがれた。それで彼の子エサル・ハドンが代わって王となった」 セナケリブはイスラエルの神などに信頼しても助けてもらえない…

あげよう

イザ36:8「さあ、今、私の主君、アッシリヤの王と、かけをしないか。もしおまえのほうで乗り手をそろえることができれば、私はおまえに二千頭の馬を与えよう」 ラブ・シャケもわざわざ負ける賭けをするわけもないでしょう。当時は馬を使った戦車が最強の兵器…

エドムにはエドム級の

イザ34:6「主の剣は血で満ち、脂肪で肥えている。子羊ややぎの血と、雄羊の腎臓の脂肪で肥えている。主がボツラでいけにえをほふり、エドムの地で大虐殺をされるからだ」 最初に「地」と「世界」に対して宣告していることから、終末に関する預言だと思われま…

裏切ったら裏切られ

イザ33:1「ああ。自分は踏みにじられなかったのに、人を踏みにじり、自分は裏切られなかったのに、人を裏切るあなたは。あなたが踏みにじることを終えるとき、あなたは踏みにじられ、あなたが裏切りをやめるとき、あなたは裏切られる」 アッシリア王がヒゼキ…

ついに上から雲が

イザ32:1「見よ。ひとりの王が正義によって治め、首長たちは公義によってつかさどる」 ひとつの解釈としてはヒゼキヤ王のことを指しているようにも見えます。聖書には「彼のあとにも彼の先にも、ユダの王たちの中で、彼ほどの者はだれもいなかった(2王18:5)…

テイラー・プリズム

イザ31:8「アッシリヤは人間のものでない剣に倒れ、人間のものでない剣が彼らを食い尽くす。アッシリヤは剣の前から逃げ、若い男たちは苦役につく」 イザヤ37章と2列王記19章は同じ内容ののことがかかれ、その中に「主の使いが出て行ってアッシリヤの陣営で…

くちびると舌

イザ30:27「見よ。主の御名が遠くから来る。その怒りは燃え、その燃え上がることはものすごく、くちびるは憤りで満ち、舌は焼き尽くす火のようだ」 主は天地創造の際にことばをもって世界を造られました(創1:2)。滅ぼすときにもことばを用いられるのだと思いま…

口先だけで

イザ29:14「それゆえ、見よ、わたしはこの民に再び不思議なこと、驚き怪しむべきことをする。この民の知恵ある者の知恵は滅び、悟りある者の悟りは隠される」 封じられているものを解き明かす力がなくても(11)、聖書学校などに行って聖書の勉強をしていなく…

罪を除いて得られる報酬

イザ27:9「それゆえ、次のことによってヤコブの不義は赦される。祭壇のすべての石を粉々にされた石灰のようにし、アシェラ像と香の台をもう立てなくすること、これが、自分の罪を除いて得られる報酬のすべてだ」 バアルやアシェラの祭壇が別の場所にあり、い…

人の誇れる記憶など

イザ26:19「あなたの死人は生き返り、私のなきがらはよみがえります。さめよ、喜び歌え。ちりに住む者よ。あなたの露は光の露。地は死者の霊を生き返らせます」 14節には「死人は生き返りません」とも書かれています。ここでは生き返る人と生き返らない人が対…

肥だめの中で

イザ25:10「主の御手がこの山にとどまるとき、わらが肥だめの水の中で踏みつけられるように、モアブはその所で踏みつけられる」 モアブの最大の罪は「ケモシュ」の信仰をやめず(民21:29)、そればかりかソロモン王にも影響が及び祭壇を築かせた記録も残ってい…

地を食い尽くし

イザ24:6「それゆえ、のろいは地を食い尽くし、その地の住民は罪ある者とされる。それゆえ、地の住民は減り、わずかな者が残される」 経済は血流と同じで、流れていないと死んでしまいます。アメリカではリーマンブラザーズという一企業がつぶれたことで、経…

顧みられるツロ

イザ23;18「その儲け、遊女の報酬は、主にささげられ、それはたくわえられず、積み立てられない。その儲けは、主の前に住む者たちが、飽きるほど食べ、上等の着物を着るためのものとなるからだ」 歴史のある一部でツロの利益が主に捧げられ、用いられるよう…

ダビデのかぎ

イザ22:22「わたしはまた、ダビデの家のかぎを彼の肩に置く。彼が開くと、閉じる者はなく、彼が閉じると、開く者はない」 ダビデのかぎを持つ人のことが黙示録に書かれています。「聖なる方、真実な方、ダビデのかぎを持っている方、彼が開くとだれも閉じる…

アシュドデが征服され

イザ20:1「アッシリヤの王サルゴンによって派遣されたタルタンがアシュドデに来て、アシュドデを攻め、これを取った年」 アシュドデはイスラエルが約束の地に入ってから何かと関係のある場所です。もともとはペリシテの5人の領主の1人が治めていました(ヨシ…

エチオピアの北上ルート

18章と19章が入れ替わっています。すいません。 イザ18:7「そのとき、万軍の主のために、背の高い、はだのなめらかな民、あちこちで恐れられている民、多くの川の流れる国、力の強い、踏みにじる国から、万軍の主の名のある所、シオンの山に、贈り物が運…

イル・ハヘレス

イザ19:18「その日、エジプトの国には、カナン語を話し、万軍の主に誓いを立てる五つの町が起こり、その一つは、イル・ハヘレスと言われる」 カナン語(ヘブル語)を話すようになるのは、よほどユダヤの影響を受けないとありえないことです。エジプトの滅びの…

ダマスコでは

イザ17:3「エフライムは要塞を失い、ダマスコは王国を失う。アラムの残りの者は、イスラエル人の栄光のように扱われる。―万軍の主の御告げ―」 ダンからベエル・シェバにいたるまで…という表現が聖書にたびたび登場しますが(2サム3:10など)、イスラエルが獲得…

真実をもって

イザ16:5「一つの王座が恵みによって堅く立てられ、さばきをなし、公正を求め、正義をすみやかに行なう者が、ダビデの天幕で、真実をもって、そこにすわる」 「正義」とは神の御心で、「真実」とは神のことばのことです。おそらく、この意見に反対する人も多…

モアブに対する宣告

イザ15:1「モアブに対する宣告。ああ、一夜のうちにアルは荒らされ、モアブは滅びうせた。ああ、一夜のうちにキル・モアブは荒らされ、滅びうせた」 9節に出てくる「ディモン」はモアブの首都で、モアブが信仰していたケモシュの祭壇があったところです。ソ…