2010-01-01から1年間の記事一覧

聖書を読み思うこと

創1:1「初めに、神が天と地を創造した」 黙22:21「主イエスの恵みがすべての者とともにあるように。アーメン」 聖書の最初と最後を並べてみました。最初には名も知らされていない神が終わりには、その御名を示して終わります。天地を創造したのは人のためで…

ちょっと混乱気味

黙21:1「また私は、新しい天と新しい地とを見た。以前の天と、以前の地は過ぎ去り、もはや海もない」 20章と21章を読む限り、千年王国と天国は別のものです。イエス様が言われた天地が滅びる(マコ13:31)のは千年が過ぎた後になります。千年王国の間にも「諸…

火の池とハデス

黙20:13-14「海はその中にいる死者を出し、死もハデスも、その中にいる死者を出した。そして人々はおのおの自分の行ないに応じてさばかれた。それから、死とハデスとは、火の池に投げ込まれた。これが第二の死である」 火の池はゲヘナのことだと思います。も…

怒る前に

黙19:15「この方の口からは諸国の民を打つために、鋭い剣が出ていた。この方は、鉄の杖をもって彼らを牧される。この方はまた、万物の支配者である神の激しい怒りの酒ぶねを踏まれる」 主は何でも許してくれて、怒らないお方だと考えているなら大間違いです…

商品リスト

黙18:13「また、肉桂、香料、香、香油、乳香、ぶどう酒、オリーブ油、麦粉、麦、牛、羊、それに馬、車、奴隷、また人のいのちです」 12節の品目は商品として妥当なものでしょう。13節になると徐々に必需品がリストが加わっていきます。金や銀を売買したとこ…

盗人のように

黙16:15「見よ。わたしは盗人のように来る。目をさまして、身に着物を着け、裸で歩く恥を人に見られないようにする者は幸いである」 1992年10月に韓国で「再臨」騒動がありました。聖書を信じるグループで、牧師ははっきりと啓示を受け、主が来られると宣言…

幕屋とか聖所とか…

黙15:5「その後、また私は見た。天にある、あかしの幕屋の聖所が開いた」 天には神殿があり、神殿に契約の箱があることも書かれています(11:19)。この幕屋は11章に出てきた神殿とは別のものなのでしょうか?もう一つ疑問に思うのは、エゼキエルの40章から…

予想?それとも現実?

黙14:9-10「もし、だれでも、獣とその像を拝み、自分の額か手かに刻印を受けるなら、そのような者は、神の怒りの杯に混ぜ物なしに注がれた神の怒りのぶどう酒を飲む。また、聖なる御使いたちと小羊との前で、火と硫黄とで苦しめられる」 額と手の刻印について…

これからどうなる?

黙13:7「彼はまた聖徒たちに戦いをいどんで打ち勝つことが許され、また、あらゆる部族、民族、国語、国民を支配する権威を与えられた」 神の許しがなくては何もできないのですが、ここでは聖徒たちに打ち勝つことが許されています。最後の戦いの前に、獣は本…

サタンが投げ落とされたとき

黙12:9「こうして、この巨大な竜、すなわち、悪魔とか、サタンとか呼ばれて、全世界を惑わす、あの古い蛇は投げ落とされた。彼は地上に投げ落とされ、彼の使いどもも彼とともに投げ落とされた」 どうも時系列が前後しているようで理解が難しい章です。終わっ…

クリスマスを前に

詩115:4-8「彼らの偶像は銀や金で、人の手のわざである。口があっても語れず、目があっても見えない。耳があっても聞こえず、鼻があってもかげない。手があってもさわれず、足があっても歩けない。のどがあっても声をたてることもできない。これを造る者も、…

ルカの福音の最初

ルカ1:5「ユダヤの王ヘロデの時に、アビヤの組の者でザカリヤという祭司がいた。彼の妻はアロンの子孫で、名をエリサベツといった」 テオピロという人物に書き送った手紙のようなものがそのままルカの福音書となりました。最初に「わたしはいろいろと調べまし…

大胆な仮説

マタ2:11「そしてその家にはいって、母マリヤとともにおられる幼子を見、ひれ伏して拝んだ。そして、宝の箱をあけて、黄金、乳香、没薬を贈り物としてささげた」 乳香は穀物のささげもの(レビ2:16)、火のささげもの(レビ24:7)のときに使われた香料です。黄金…

2人の預言者

黙11:4「彼らは全地の主の御前にある二本のオリーブの木、また二つの燭台である」 オリーブの2本の木はゼカリヤにも登場します(ゼカ4:3)。御使いは2本のオリーブについてゼカリヤに聞いていますが、ゼカリヤは「知りません」と答えています(ゼカ4:5)。1…

7つ目のラッパの前に

黙10:10「そこで、私は御使いの手からその小さな巻き物を取って食べた。すると、それは口には蜜のように甘かった。それを食べてしまうと、私の腹は苦くなった」 多くの聖書研究者はエゼキエルの体験と酷似していることを指摘しています(エゼ3:3)。しかし腹…

恐ろしいほどの数

黙9:18「これらの三つの災害、すなわち、彼らの口から出ている火と煙と硫黄とのために、人類の三分の一は殺された」 現在の世界人口は69億で、2011年中に70億になると言われています。3分の1の人口が無くなっても、46億の人が地上に残っています…

これだけのことが起きても

黙8:12「第四の御使いがラッパを吹き鳴らした。すると、太陽の三分の一と、月の三分の一と、星の三分の一とが打たれたので、三分の一は暗くなり、昼の三分の一は光を失い、また夜も同様であった」 世界中の3分の1が大ダメージを受け、人も死んでいくなら、…

小麦の高騰

黙5:6「すると私は、一つの声のようなものが、四つの生き物の間で、こう言うのを聞いた。『小麦一枡は一デナリ。大麦三枡も一デナリ。オリーブ油とぶどう酒に害を与えてはいけない』」 デナリは一日の賃金として知られています。一日分の賃金で小麦一枡しか…

解き明かすヒント

黙5:6「さらに私は、御座――そこには、四つの生き物がいる。――と、長老たちとの間に、ほふられたと見える小羊が立っているのを見た。これに七つの角と七つの目があった。その目は、全世界に遣わされた神の七つの御霊である」 列強(great power)という言葉が…

7つの御霊

黙4:5「御座からいなずまと声と雷鳴が起こった。七つのともしびが御座の前で燃えていた。神の七つの御霊である」 2章と3章では7つの教会へのメッセージでした。これ以降7という数字は頻繁になり、黙示録全体が7でまとめられた書簡のようになっていきま…

サタンの会衆

黙3:9「見よ。サタンの会衆に属する者、すなわち、ユダヤ人だと自称しながら実はそうでなくて、うそを言っている者たちに、わたしはこうする。見よ。彼らをあなたの足もとに来てひれ伏させ、わたしがあなたを愛していることを知らせる」 フィラデルフィアは…

ペルガモへの忠告

黙2:14「しかし、あなたには少しばかり非難すべきことがある。あなたのうちに、バラムの教えを奉じている人々がいる。バラムはバラクに教えて、イスラエルの人々の前に、つまずきの石を置き、偶像の神にささげた物を食べさせ、また不品行を行なわせた」 バラ…

死とハデス

黙1:18「生きている者である。わたしは死んだが、見よ、いつまでも生きている。また、死とハデスとのかぎを持っている」 黙示録には「第二の死(20:14)」という言葉があるので、この死とハデスが第一の死にあたると思われます。かぎを持つことは、そこを開…

みこころにかなう

1ヨハ5:14「何事でも神のみこころにかなう願いをするなら、神はその願いを聞いてくださるということ、これこそ神に対する私たちの確信です」 このみ言葉に激しく「アーメン」と言いたいです。特に「みこころにかなう願いをするなら」という部分は重要です。祈…

神を見なくても

1ヨハ4:12「いまだかつて、だれも神を見た者はありません。もし私たちが互いに愛し合うなら、神は私たちのうちにおられ、神の愛が私たちのうちに全うされるのです」 旧約では神を見た人たちがいますが、主はモーセに「人はわたしを見て、なお生きていることは…

与えられた兄弟

1ヨハ3:14「私たちは、自分が死からいのちに移ったことを知っています。それは、兄弟を愛しているからです。愛さない者は、死のうちにとどまっているのです」 エデンの園の時代、主は「人が、ひとりでいるのはよくない(創2:18)」と言われ、助け手をお与えに…

神を知っている証し

1ヨハ2:3「もし、私たちが神の命令を守るなら、それによって、私たちは神を知っていることがわかります」 パウロは救われるには行いではないと言い(ロマ3:28)、ヤコブは信仰があるなら行いを見せてくれ、と言っています(ヤコ2:18)。矛盾はしていません。救われ…

欺くことなかれ

1ヨハ1:8「もし、罪はないと言うなら、私たちは自分を欺いており、真理は私たちのうちにありません」 善悪を知るなら人を裁くようになります。自分自身を裁くならどうなるでしょうか?自分は正しいと思う人は多くいます。ヨハネは教会に向けてこの手紙を書いて…

水は重要

2ペテ3:5「こう言い張る彼らは、次のことを見落としています。すなわち、天は古い昔からあり、地は神のことばによって水から出て、水によって成ったのであって」 水は「光よ。あれ」と言われる前に存在し、神の霊は水の上を動いていた(創1:2)と書かれていま…

最終段階まで

2ペテ2:5-7「こういうわけですから、あなたがたは、あらゆる努力をして、信仰には徳を、徳には知識を、知識には自制を、自制には忍耐を、忍耐には敬虔を、敬虔には兄弟愛を、兄弟愛には愛を加えなさい」 果たして自分はどの段階にいるのでしょうか?今は聖書…