2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧

エレミヤ1章 彼らはわたしを捨てて

エレ1:16「しかし、わたしは、彼らのすべての悪にさばきを下す。彼らはわたしを捨てて、ほかの神々にいけにえをささげ、自分の手で造った物を拝んだからだ」 ヨシア王はヒゼキヤに次ぐ善王として数えられています。彼は国内にあるあらゆる偶像を壊し、高き所を取…

2サムエル記24章 国の祈りに心を動かされたので

2サム24:25「こうしてダビデは、そこに主のために祭壇を築き、全焼のいけにえと和解のいけにえとをささげた。主が、この国の祈りに心を動かされたので、神罰はイスラエルに及ばないようになった」 民の数を数えることがそんなに悪いことなのかはわかりませんが、…

2サムエル記19章 ヨアブに代わってこれからいつまでも

2サム19:13「またアマサにも言わなければならない。『あなたは、私の骨肉ではないか。もしあなたが、ヨアブに代わってこれからいつまでも、私の将軍にならないなら、神がこの私を幾重にも罰せられるように』」 アマサはアブシャロム側についたアブシャロム軍の将…

2サムエル記17章 アヒトフェルの立てたはかりごとは良くありません

2サム17:7「するとフシャイはアブシャロムに言った。「このたびアヒトフェルの立てたはかりごとは良くありません」 フシャイがダビデの友であり、ダビデに命じられてアブシャロムの配下になり、偽りの助言をするようになっていました(15:34)。このフシャイがどれ…

2サムエル16章 主は私の心をご覧になり

2サム16:12「たぶん、主は私の心をご覧になり、主は、きょうの彼ののろいに代えて、私にしあわせを報いてくださるだろう」 ダビデの絶対的な自信がここにあります。それは神が自分の心の中を見ていてくださるという確信です。シムイはたった一人でダビデと並走し…

2サムエル記14章 王はアブシャロムに口づけした

2サム14:33「それで、ヨアブは王のところに行き、王に告げたので、王はアブシャロムを呼び寄せた。アブシャロムは王のところに来て、王の前で地にひれ伏して礼をした。王はアブシャロムに口づけした」 士師記の中にアビメレクというギデオンの息子がいました(士9…

2サムエル記11章 城壁の上からひき臼の上石を投げつけて

2サム11:21「エルベシェテの子アビメレクを打ち殺したのはだれであったか。ひとりの女が城壁の上からひき臼の上石を投げつけて、テベツで彼を殺したのではなかったか。なぜ、そんなに城壁に近づいたのか』と言われたら、『あなたの家来、ヘテ人ウリヤも死にまし…

2サムエル記9章 ツィバの家に住む者はみな

2サム9:12「メフィボシェテにはミカという名の小さな子どもがいた。ツィバの家に住む者はみな、メフィボシェテのしもべとなった」 ツィバには15人の息子と20人の召使いがあった、と書かれています(10)。おそらくサウルに仕える者の中では筆頭だったようで、ダビ…

2サムエル記5章 それらを運んで捨てた

2サム5:21「彼らが自分たちの偶像を置き去りにして行ったので、ダビデとその部下はそれらを運んで捨てた」 偶像はどんなものでも主に嫌われます。それは十戒にも書かれており、「あなたは、自分のために、偶像を造ってはならない。上の天にあるものでも、下の地に…

2サムエル記3章 王から出たことではない

2サム3:37「それで民はみな、すなわち、全イスラエルは、その日、ネルの子アブネルを殺したのは、王から出たことではないことを知った」 ダビデの血縁、交友関係は聖書に書かれていますが、ダビデは元来人を恨んだり、呪ったりする性格ではなかったようです。自…

2サムエル1章 おまえの血は、おまえの頭にふりかかれ

2サム1:16「そのとき、ダビデは彼に言った。「おまえの血は、おまえの頭にふりかかれ。おまえ自身の口で、『私は主に油そそがれた方を殺した』と言って証言したからである」」 結局サウルの本当の死因は隠されたままになってしまいました。ただ、サウルの遺体は発…

詩篇149篇 書きしるされたさばきを

詩149:9「また書きしるされたさばきを彼らの間で行なうため。それは、すべての聖徒の誉れである。ハレルヤ」 さばきは書き記されていると書かれています。書かれていないとさばきはできないのです。つまり自分の判断でさばくことはなく、神の決定したさばきの…

詩篇147篇 イスラエルの追い散らされた者を集める

詩147:2「主はエルサレムを建てイスラエルの追い散らされた者を集める」 エルサレムはバビロン捕囚のときと、AD70年のユダヤ戦争のときに火が放たれユダヤ人たちは離散しています。バビロン捕囚のときはエレミヤが預言したとおり「バビロンに七十年の満ちるころ…

詩篇145篇 代は代へと

詩145:4「代は代へと、あなたのみわざをほめ歌い、あなたの大能のわざを告げ知らせるでしょう」 キリスト教は最初ユダヤ教の一派だと数えられ、パウロなどはナザレ一派の首領だと思われていました(使24:5)。しかし、次第にユダヤ教とキリスト教は違うことがわ…

詩篇143篇 御名のゆえに、私を生かし

詩143:11「主よ。あなたの御名のゆえに、私を生かし、あなたの義によって、私のたましいを苦しみから連れ出してください」 自分が何かを判断したり、行動したりするのではなく、すべて神の名と義のもとにゆだねることをダビデは歌っています。自分が生きている…

詩篇142篇 前に自分の嘆きを注ぎ出し

詩142:2「私は御前に自分の嘆きを注ぎ出し、私の苦しみを御前に言い表わします」 ダビデの人生が順風満帆で、いつも主の恵みでハッピーだったとは聖書を読む人ならそうは思わないはずです。何よりも主に油そそがれたサウルから追われることは、ダビデにはとて…

詩篇141篇 うまい物を食べないように

詩141:4「私の心を悪いことに向けさせず、不法を行なう者どもとともに、悪い行ないに携わらないようにしてください。私が彼らのうまい物を食べないようにしてください」 日本語で「おいしい仕事」という表現があります。それは、あまり労せずして高い報酬を得る…

詩篇140篇 私は知っています

詩140:12「私は知っています。主は悩む者の訴えを支持し、貧しい者に、さばきを行なわれることを」 主が正しいさばきを行なうことを知っているなら、堂々と構えて信頼していれば良いでしょう。しかし、現実の生活はそのようになりません。ダビデのようにわかっ…

詩篇139篇 ことばが私の舌にのぼる前に

詩139:4「ことばが私の舌にのぼる前に、なんと主よ、あなたはそれをことごとく知っておられます」 イエス様は「頭の毛さえも、みな数えられています(マタ10:30)」と言われ、ダビデの同じように主はすべてを知っていることを示しました。「ことばが自分の舌にのぼる…

詩篇138篇 天使たちの前で

詩138:1「私は心を尽くしてあなたに感謝します。天使たちの前であなたをほめ歌います」 「天使たち」は原語では「elohim(エロヒム)」が使われ、「神々」とも訳せます。なぜこれほどダビデは神に感謝を捧げているのでしょう。ひとつには「彼らがあなたの口のみことばを…

詩篇136篇 神の神であられる方に

詩136:2「神の神であられる方に感謝せよ。その恵みはとこしえまで」 「神の神」は英語で「God of gods」となっており、多くの神が存在することがわかります。特に、エジプトでは多くの神があり、イスラエルの民も少なからずエジプトの影響を受けています。それゆ…

詩篇135篇 エモリ人の王シホン、バシャンの王オグ

詩135:11「エモリ人の王シホン、バシャンの王オグ、カナンのすべての王国を」 シホンとオグはよくセットで書かれ、約束の地に入る前は荒野での2大勢力だったようです。彼らはエモリ人だと書かれ(申31:4)、イスラエルが渡ろうとしたヨルダン川の前にはモアブと…

詩篇134篇 夜ごとに主の家で仕える者

詩134:1「さあ、主をほめたたえよ。主のすべてのしもべたち、夜ごとに主の家で仕える者たちよ」 世界中に主のしもべたちはいます。ただし、教理の違いから分派しており、ある教団はあきらかに聖書と違っている教えを教えています。どこの教会でも同じなら良い…

詩篇133篇 アロンのひげに流れて

詩133:2「それは頭の上にそそがれたとうとい油のようだ。それはひげに、アロンのひげに流れてその衣のえりにまで流れしたたる」 アロンが油そそがれたのは、祭司職に任命されたときです(出29:29)。出エジプトではアロンが油そそがれたときの様子は書かれていま…