2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

急に見捨てる

ガラ1:6「私は、キリストの恵みをもってあなたがたを召してくださったその方を、あなたがたがそんなにも急に見捨てて、ほかの福音に移って行くのに驚いています」 教会の中をかき乱す者がいることは残念なことです(7)。福音をゆがめるとは「主を心から愛し…

生きることはキリスト

2コリ13:4「確かに、弱さのゆえに十字架につけられましたが、神の力のゆえに生きておられます。私たちもキリストにあって弱い者ですが、あなたがたに対する神の力のゆえに、キリストとともに生きているのです」 自分を殺す→キリストが生きる…こういう図式が成…

とげの話

2コリ12:9「しかし、主は、「わたしの恵みは、あなたに十分である。というのは、わたしの力は、弱さのうちに完全に現われるからである。」と言われたのです」 第3の天まで引き上げられたのはパウロ自身のことだと思います(2)。パウロは注意深くこの手紙を書…

弱さを知るなら

2コリ11:30「もしどうしても誇る必要があるなら、私は自分の弱さを誇ります」 自分は何でもできる、と思っている人にとっては神の存在は薄いものに違いありません。少しばかりの力を過信するなら、高慢にはなっても謙遜にはほど遠いものです。若い頃は世間知ら…

豊かに与える

2コリ9:11「あなたがたは、あらゆる点で豊かになって、惜しみなく与えるようになり、それが私たちを通して、神への感謝を生み出すのです」 周りと比較するなら自分が平均以下かどうかがわかります。誰かより豊かだから「わたしは豊かだ」と言うのでしょうか?…

最も高価な宝物

2コリ8:9「あなたがたは、私たちの主イエス・キリストの恵みを知っています。すなわち、主は富んでおられたのに、あなたがたのために貧しくなられました。それは、あなたがたが、キリストの貧しさによって富む者となるためです」 誘拐事件で犯人は身代金を要求…

なぜ死をもたらすのか

2コリ7:10「神のみこころに添った悲しみは、悔いのない、救いに至る悔い改めを生じさせますが、世の悲しみは死をもたらします」 文脈からするとパウロの手紙を読んだことでコリントの人たちは悲しんだようです(8)。コリント人への手紙の第一がこれに当たると…

自分で自分を

2コリ6:12「あなたがたは、私たちの中で制約を受けているのではなく、自分の心で自分を窮屈にしているのです」 自分の思いが中心にあるなら、他人を理解することは難しいと思います。心が窮屈なら、多くのことを受け入れる容量も無いでしょう。もっとも、クリ…

本当の和解

2コリ5:20「こういうわけで、私たちはキリストの使節なのです。ちょうど神が私たちを通して懇願しておられるようです。私たちは、キリストに代わって、あなたがたに願います。神の和解を受け入れなさい」 仲たがいして、元の関係に戻るにはどちらの心にもわだ…

土の器だけど

2コリ4:7「私たちは、この宝を、土の器の中に入れているのです。それは、この測り知れない力が神のものであって、私たちから出たものでないことが明らかにされるためです」 私たちは最後は土に帰ります(創3:19)。ちり、あくたの存在にもかかわらず、神の霊を…

サタンの策略

2コリ2:11「これは、私たちがサタンに欺かれないためです。私たちはサタンの策略を知らないわけではありません」 前半は原文ギリシャ語では「pleonekteo(プレオネックテイオ)」という言葉が使われており、より有利になる、という意味があります。直訳するな…

絶対権威

2コリ1:18「しかし、神の真実にかけて言いますが、あなたがたに対する私たちのことばは、「しかり。」と言って、同時に「否。」と言うようなものではありません」 日本人のあいまいさが世界では不思議な現象として映るようですが、我々日本人にしてみれば時と…

ステパナの家族

1コリ16:15「兄弟たちよ。あなたがたに勧めます。ご承知のように、ステパナの家族は、アカヤの初穂であって、聖徒たちのために熱心に奉仕してくれました」 アカヤ地方はローマ自治区で当時の総督はガリオでした(使18:12)。マケドニアの南で現在のギリシャに…

奥義が告げられ

1コリ15:51「聞きなさい。私はあなたがたに奥義を告げましょう。私たちはみなが眠ってしまうのではなく、みな変えられるのです」 生きている間の肉体の限界は120年です(創6:3)。神の決めた限界を超えて生きることはできません。しかし最初の肉体と、後の肉体…

気は早いですが…

1コリ14:23「ですから、もし教会全体が一か所に集まって、みなが異言を話すとしたら、初心の者とか信者でない者とかがはいって来たとき、彼らは、あなたがたを気違いだと言わないでしょうか」 霊にゆだねて、異言を話すことは自分の徳を高めることになりますが…

聖書訳に挑戦

1コリ13:1「たとい、私が人の異言や、御使いの異言で話しても、愛がないなら、やかましいどらや、うるさいシンバルと同じです」 ここでは異言には2種類あることが書かれています。御使いの異言は、文字通り天使の話す言葉だと思われます。異言は日本語訳で原…

主の計画の確かさ

使1:3「イエスは苦しみを受けた後、四十日の間、彼らに現われて、神の国のことを語り、数多くの確かな証拠をもって、ご自分が生きていることを使徒たちに示された」 イエス様が復活の後、40日間人々の前に現れたことが書かれています。五旬節は過越しの祭…

教会の一部

1コリ12:24「かっこうの良い器官にはその必要がありません。しかし神は、劣ったところをことさらに尊んで、からだをこのように調和させてくださったのです」 最も花形の器官は「口」ではないでしょうか?言葉を語る口は、直接心に届き、影響を与えることができ…

集まる理由

1コリ11:20「しかし、そういうわけで、あなたがたはいっしょに集まっても、それは主の晩餐を食べるためではありません」 イエス様は4千人と5千人の給食のときにパンを裂かれました(マコ6:41、8:6)。そして最後の晩餐のとき(マタ26:26)にパンを裂かれて「わた…

食べることも伝道

1コリ10:31「こういうわけで、あなたがたは、食べるにも、飲むにも、何をするにも、ただ神の栄光を現わすためにしなさい」 パウロが言いたいことは、食べることで他人がつまづくなら、食べないでいなさい…ということです。モーセは岩を打ち、イスラエルの民は…

からだを従わせる

1コリ9:27「私は自分のからだを打ちたたいて従わせます。それは、私がほかの人に宣べ伝えておきながら、自分自身が失格者になるようなことのないためです」 よく牧師、あるいは献身者になるには太っている人はふさわしくない、と言います。アメリカなどでは企…

実は何も知らない

1コリ8:2「人がもし、何かを知っていると思ったら、その人はまだ知らなければならないほどのことも知ってはいないのです」 偶像の神を知っているがゆえに、捧げた肉を食べることは罪なのかもしれない…そう思う人がいるなら、「肉」を「お金」代えて読んでみる…

からだは主のもの

1コリ6:13「食物は腹のためにあり、腹は食物のためにあります。ところが神は、そのどちらをも滅ぼされます。からだは不品行のためにあるのではなく、主のためであり、主はからだのためです」 1960年代ころから、アメリカではベトナム反戦、ヒッピー、フリ…

パン種に気をつけろ

1コリ5:6「あなたがたの高慢は、よくないことです。あなたがたは、ほんのわずかのパン種が、粉のかたまり全体をふくらませることを知らないのですか」 不品行と高慢はセットになり勝ちです。誰もが「自分を認めて欲しい」と願い、人から称賛を浴びたいものです…

エースを送った町

1コリ4:17「そのために、私はあなたがたのところへテモテを送りました。テモテは主にあって私の愛する、忠実な子です。彼は、私が至る所のすべての教会で教えているとおりに、キリスト・イエスにある私の生き方を、あなたがたに思い起こさせてくれるでしょう」…

何で家を建てる?

1コリ3:13「各人の働きは明瞭になります。その日がそれを明らかにするのです。というのは、その日は火とともに現われ、この火がその力で各人の働きの真価をためすからです」 グリム童話に三匹の子豚という物語があります。わら、木、レンガで作られた家を狼が…