2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧

2ペテロ3章 来臨の約束はどこにあるのか

2ペテ3:4「次のように言うでしょう。「キリストの来臨の約束はどこにあるのか。先祖たちが眠った時からこのかた、何事も創造の初めからのままではないか」」 初代教会の頃からイエス様がまた戻ってくることが言われていました。人の時間の感覚では数週間とか数年…

2ペテロ1章 聖霊に動かされた人たちが

2ペテ1:21「なぜなら、預言は決して人間の意志によってもたらされたのではなく、聖霊に動かされた人たちが、神からのことばを語ったのだからです」 現代でも預言者は存在します。パウロは「預言者」は教会に与えられた役割の一つだと書いています(エペ4:11)。教会…

1ペテロ5章 ほえたけるししのように

1ペテ5:8「身を慎み、目をさましていなさい。あなたがたの敵である悪魔が、ほえたけるししのように、食い尽くすべきものを捜し求めながら、歩き回っています」 悪魔が人の弱みや隙を狙っているのは間違いないでしょう。ただし、サタンのやることは「ささやき」で…

1ペテロ4章 喜んでいなさい

1ペテ4:13「むしろ、キリストの苦しみにあずかれるのですから、喜んでいなさい。それは、キリストの栄光が現われるときにも、喜びおどる者となるためです」 パウロも同じように喜ぶことを勧めています(ピリ3:1)。そしてイエス様も迫害を受けたなら「喜びおどりな…

1ペテロ3章 悪をもって悪に報いず

1ペテ3:9「悪をもって悪に報いず、侮辱をもって侮辱に報いず、かえって祝福を与えなさい。あなたがたは祝福を受け継ぐために召されたのだからです」 ペテロはもう1つ「善を行なっていて苦しみを受け、それを耐え忍ぶとしたら、それは神に喜ばれることです(2:20)」…

1ペテロ2章 肉の欲を遠ざけなさい

1ペテ2:11「愛する者たちよ。あなたがたにお勧めします。旅人であり寄留者であるあなたがたは、たましいに戦いをいどむ肉の欲を遠ざけなさい」 肉の欲を我慢できるようになるなら、相当な覚悟が必要でしょう。サタンはいつでも心にささやきかけます。何かを言わ…

1ペテロ1章 主のことばはとこしえに変わることがない

1ペテ1:24-5「人はみな草のようで、その栄えは、みな草の花のようだ。草はしおれ、花は散る。しかし、主のことばは、とこしえに変わることがない」とあるからです。あなたがたに宣べ伝えられた福音のことばがこれです」 イザヤ書の訳では「神のことばは永遠に立…

テトス2章 老人たちには

テトス2:2「老人たちには、自制し、謹厳で、慎み深くし、信仰と愛と忍耐とにおいて健全であるように」 パウロがテトスにアドバイスしたクレテ人をまとめるやり方として、老人、年をとった婦人たち(3)を最初に戒めるように言っています。それは「誰にも軽んじられて…

テトス1章 割礼を受けた人々

テトス1:10「実は、反抗的な者、空論に走る者、人を惑わす者が多くいます。特に、割礼を受けた人々がそうです」 テトスはギリシャ人だったので(ガラ2:3)、テモテ同様割礼は受けていませんでした。クレタ島の中にもユダヤ人はいたようで、割礼を受けた人というのは…

2テモテ4章 義の栄冠が私のために

2テモ4:8「今からは、義の栄冠が私のために用意されているだけです。かの日には、正しい審判者である主が、それを私に授けてくださるのです。私だけでなく、主の現れを慕っている者には、だれにでも授けてくださるのです」 あたかもパウロの遺言書のような手紙で…

2テモテ3章 敬虔に生きようと願う者は

2テモ3:12「確かに、キリスト・イエスにあって敬虔に生きようと願う者はみな、迫害を受けます」 敬虔な態度は人に過ちを認めさせ、へりくだりを思い出させるものです。パウロは終わりの時代の話をしています(1)。もちろん今でも大言壮語する者、不遜な者、神をけ…

2テモテ2章 彼とともに死んだのなら

2テモ2:11「次のことばは信頼すべきことばです。「もし私たちが、彼とともに死んだのなら、彼とともに生きるようになる」 十字架は単なる身代わりでなく、キリストとともに生きるためのものです。罪が無くなったのは幸運なことですが、それを享受するには神のも…

2テモテ1章 永遠の昔に与えられたもの

2テモ1:9「神は私たちを救い、また、聖なる招きをもって召してくださいましたが、それは私たちの働きによるのではなく、ご自身の計画と恵みとによるのです。この恵みは、キリスト・イエスにおいて、私たちに永遠の昔に与えられたものであって」 「永遠の昔」は英語…

1テモテ5章 軽々しく按手をしてはいけません

1テモ5:22「また、だれにでも軽々しく按手をしてはいけません。また、他人の罪にかかわりを持ってはいけません。自分を清く保ちなさい」 手を置くしぐさは旧約の時代からあり、古くはヤコブがヨセフの子たちを祝福するときに手を交差して頭に置いた記述がありま…

1テモテ4章 惑わす霊と悪霊の教え

1テモ4:1「しかし、御霊が明らかに言われるように、後の時代になると、ある人たちは惑わす霊と悪霊の教えとに心を奪われ、信仰から離れるようになります」 「惑わす霊と悪霊の教え」とはどういうものでしょうか。それは具体的には書かれていませんが、パウロはこの…

1テモテ3章 監督はこういう人でなければなりません

1テモ3:2「ですから、監督はこういう人でなければなりません。すなわち、非難されるところがなく、ひとりの妻の夫であり、自分を制し、慎み深く、品位があり、よくもてなし、教える能力があり」 「自分を制し、慎み深く、品位があり、よくもてなし」の部分は、英語…

1テモテ2章 宣伝者また使徒に任じられ

1テモ2:7「そのあかしのために、私は宣伝者また使徒に任じられ――私は真実を言っており、うそは言いません――信仰と真理を異邦人に教える教師とされました」 日本の教会では牧師が立てられ、牧師の権限で多くの事が決定されていますが、初代教会には多くの働き手が…

1テモテ1章 私はその罪人のかしらです

1テモ1:15「「キリスト・イエスは、罪人を救うためにこの世に来られた」ということばは、まことであり、そのまま受け入れるに値するものです。私はその罪人のかしらです」 テモテの年齢は聖書には書かれていませんが、パウロよりも若く後輩というよりも、師と弟…

2テサロニケ3章 だれにも負担をかけまいとして

2テサ3:8「人のパンをただで食べることもしませんでした。かえって、あなたがたのだれにも負担をかけまいとして、昼も夜も労苦しながら働き続けました」 パウロがアクラとプリスキラに会ったときも、一緒に仕事をして共同生活をしていました(使18:3)。その上で安…

2テサロニケ1章 迫害と患難とに耐えながら

2テサ1:4「それゆえ私たちは、神の諸教会の間で、あなたがたがすべての迫害と患難とに耐えながらその従順と信仰とを保っていることを、誇りとしています」 テサロニケ教会には他教会に宛てた内容とちょっと違ったことが書かれています。とくに再臨に関しては非常…

コロサイ4章 テキコをあなたがたのもとに送るのは

コロ4:8「私がテキコをあなたがたのもとに送るのは、あなたがたが私たちの様子を知り、彼によって心に励ましを受けるためにほかなりません」 パウロの伝道旅行でテキコはパウロと同行していたことが書かれています(使20:4)。そこにはガイオ、テモテの名前が連な…

コロサイ3章 互いに赦し合いなさい

コロ3:13「互いに忍び合い、だれかがほかの人に不満を抱くことがあっても、互いに赦し合いなさい。主があなたがたを赦してくださったように、あなたがたもそうしなさい」 福音書の例え話の中に、1万タラントの借金を免除してもらった男の話があります(マタ18:23ー35…

コロサイ2章 債務証書を無効にされた

コロ2:14「いろいろな定めのために私たちに不利な、いや、私たちを責め立てている債務証書を無効にされたからです。神はこの証書を取りのけ、十字架に釘づけにされました」 人をさばきの目で見ることはクリスチャンでも犯す間違いです。ましてや神を信じないもの…

コロサイ1章 御子によって造られ、御子のために造られた

コロ1:16「なぜなら、万物は御子にあって造られたからです。天にあるもの、地にあるもの、見えるもの、また見えないもの、王座も主権も支配も権威も、すべて御子によって造られたのです。万物は、御子によって造られ、御子のために造られたのです」 三位一体は32…

ピリピ4章 何も思い煩わないで

ピリ4:6「何も思い煩わないで、あらゆる場合に、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい」 心に思い煩いがあるからこそ祈るのだと思っていましたが、パウロは何も思い煩うことはないと言います。必要を神に願う…

ピリピ2章 神のあり方を捨てられないとは考えず

ピリ2:6「キリストは神の御姿である方なのに、神のあり方を捨てられないとは考えず」 イエス様は人となられ、肉をまとい、わたしたちと同じ境遇になって、ともに苦しまれました。にもかかわらず、イエス様は罪を犯さず、最期のときまで神に従われたのです。それ…