2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧
2歴16:2「アサは主の宮と王宮との宝物倉から銀と金を取り出し、ダマスコに住むアラムの王ベン・ハダデのもとに送り届けて言った」 バシャが王になったのは、主に従わないヤロブアムの子ナダブに対して謀反を企て、ナダブを殺したからです(1王15:26-27)。これ…
2歴14:5「さらに、彼はユダのすべての町々から高き所と香の台を取り除いた。こうして、王国は彼の前に平安を保った」列王記には「高き所は取り除かれなかった(1王15:14)」とあるので、サムエル以降に備えられた高き所は取り除かれなかったのだと思います。しか…
2歴11:15「さらに、彼らのあとに続いて、イスラエルの全部族の中から、その心をささげてイスラエルの神、主を尋ね求める者たちが、その父祖の神、主にいけにえをささげるためエルサレムに出て来た」 この段階でイスラエルにはレビ人がいなくなったことになり…
2歴8:14「彼はその父ダビデの定めに従い、祭司たちの組分けを定めてその務めにつかせ、レビ人もその任務につかせ、毎日の日課として、祭司たちの前で賛美と奉仕をさせた。門衛たちも、その組分けに従って、おのおのの門に立たせた。神の人ダビデの命令がこう…
2歴6:32「また、あなたの民イスラエルの者でない外国人についても、彼があなたの大いなる御名と、力強い御手と、伸べられた腕のゆえに、遠方の地から来て、この宮に来て祈るとき」現在のエルサレムには「嘆きの壁」が残っており、ソロモン神殿をヘロデ王が改築…
2歴4:18「こうして、ソロモンはこれらすべての用具を大量に作った。青銅の重さは量りきれなかった」 列王記には「ソロモンは、この用具があまりにも多かったので、みなそれを量らないままにしておいた(1王7:37)」とあり、見ただけで量ることを断念するほどの量…
2歴1:11「神はソロモンに仰せられた。「そのようなことがあなたの心にあり、あなたが富をも、財宝をも、誉れをも、あなたを憎む者たちのいのちをも求めず、さらに長寿をも求めず、むしろ、わたしがあなたを立ててわたしの民の王とした、その民をさばくことが…
エペ6:9「主人たちよ。あなたがたも、奴隷に対して同じようにふるまいなさい。おどすことはやめなさい。あなたがたは、彼らとあなたがたとの主が天におられ、主は人を差別されることがないことを知っているのですから」 世界の歴史の中で「主人」という立場で多…
エペ5:14「明らかにされたものはみな、光だからです。それで、こう言われています。「眠っている人よ。目をさませ。死者の中から起き上がれ。そうすれば、キリストが、あなたを照らされる」」 「眠っている人よ。目をさませ」と誰が言ったかはわかりませんが、…
エペ3:11「私たちの主キリスト・イエスにおいて成し遂げられた神の永遠のご計画によることです」 「ご計画」のギリシャ語「prothesis(プロティシス)」は、「目的」や「聖別されたパン」を意味します。また「永遠」のギリシャ語「aion(アイオーン)」は、時間を表す単語で…
エペ2:2「そのころは、それらの罪の中にあってこの世の流れに従い、空中の権威を持つ支配者として今も不従順の子らの中に働いている霊に従って、歩んでいました」 エペソ、コリントはパウロとアポロが力を注いだ教会です(使18:24-28)。「空中の権威を持つ支配者…
エペ1:5神は、みむねとみこころのままに、私たちをイエス・キリストによってご自分の子にしようと、愛をもってあらかじめ定めておられました」 ジャン・カルバンは16世紀に、「予定説」を唱え、ルター派とは別のカルバン派の基礎を築きました。予定説では、救わ…
1歴22:7「ダビデはソロモンに言った。「わが子よ。私は、わが神、主の御名のために宮を建てようとする志を持ち続けてきた」」 ダビデとソロモンが会話したことが書かれているのは、ダビデが死ぬ間際(1王2:1-9)とこの箇所のみです。ダビデには多くの息子たち…
1歴20:6「さらに、ガテで戦いがあったとき、そこに、指が六本ずつ、二十四本ある背の高い男がいた。彼もまたラファの子孫であった」 多指症という先天性異常が医学用語としてあります。この名もないラファの子孫は、両手足の指が1本ずつ多いという大変珍しい…
1歴18:8「ダビデは、ハダデエゼルの町ティブハテとクンから、非常に多くの青銅を奪い取った。これを用いて、ソロモンは青銅の海や柱、および青銅の器を作った」 ソロモンが実際に作ったのは、二本の柱、一つの海、車輪つきの台だとあり、「すべての器具の青銅…
p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px; line-height: 23.0px; font: 16.0px Osaka; color: #353535; -webkit-text-stroke: #353535; background-color: #ffffff}span.s1 {font-kerning: none} 1歴15:29「こうして、主の契約の箱はダビデの町に入った。サウ…
1歴12:29「サウルの同胞、ベニヤミン族から三千人。これまで、彼らの大多数は、サウルの家の任務についていた」 サウルがダビデを追い回していたことは、サウルの家来ならだれでも知っていることです。しかし、ただの一度もダビデがサウルに対して、反旗を翻…
1歴10:12「勇士たちはみな、立ち上がり、サウルのなきがらとその息子たちのなきがらとを取り上げ、これをヤベシュに運んで、彼らの骨をヤベシュにある樫の木の下に葬り、七日間、断食した」 ヤベシュ・ギルアデとベニヤミン族は士師記のときからの関係です。…
テトス3:10「分派を起こす者は、一、二度戒めてから、除名しなさい」 教会が誕生したときから、旧約聖書の律法をどのように扱うかは大きな問題でした。ローマ(ロマ4:12)でもガラテヤ(ガラ2:8)でも、その他の教会も割礼については、論議の的となっています。パウロ…
テトス2:15「あなたは、これらのことを十分な権威をもって話し、勧め、また、責めなさい。だれにも軽んじられてはいけません」 この章では「慎み深く(2,5,6,12)」が4回使われています。それぞれギリシャ語「sōphrōn(ソフロ)」「sōphroneō(ソフラネオ)(6)」「sōphronōs…
テトス1:12「彼らと同国人であるひとりの預言者がこう言いました。「クレテ人は昔からのうそつき、悪いけだもの、なまけ者の食いしんぼう」」 パウロはコリントの手紙の中で、マケドニアでテトスに再会できたことの喜びを書いています(2コリ7:7)。文面からはテトス…
ガラ5:17「なぜなら、肉の願うことは御霊に逆らい、御霊は肉に逆らうからです。この二つは互いに対立していて、そのためあなたがたは、自分のしたいと思うことをすることができないのです」 旧約では聖霊という言葉はまれに使われ、ヘブル語「qodesh ruwach(コ…
ガラ4:14「そして私の肉体には、あなたがたにとって試練となるものがあったのに、あなたがたは軽蔑したり、きらったりしないで、かえって神の御使いのように、またキリスト・イエスご自身であるかのように、私を迎えてくれました」 パウロがコリントの手紙の…
ガラ3:21とすると、律法は神の約束に反するのでしょうか。絶対にそんなことはありません。もしも、与えられた律法がいのちを与えることのできるものであったなら、義は確かに律法によるものだったでしょう」 パウロ独特の「~でしょうか」「絶対にそんなことは…
ガラ2:12「なぜなら、彼は、ある人々がヤコブのところから来る前は異邦人といっしょに食事をしていたのに、その人々が来ると、割礼派の人々を恐れて、だんだんと異邦人から身を引き、離れて行ったからです」 新約の中でイエス様が家で食事をしていたとき、取…
ガラ1:6「私は、キリストの恵みをもってあなたがたを召してくださったその方を、あなたがたがそんなにも急に見捨てて、ほかの福音に移って行くのに驚いています」 旧約のイスラエルとユダの民を見ているかのような錯覚に陥ります。天地を造られた唯一の神が導…
ユダ4「というのは、ある人々が、ひそかに忍び込んで来たからです。彼らは、このようなさばきに会うと昔から前もってしるされている人々で、不敬虔な者であり、私たちの神の恵みを放縦に変えて、私たちの唯一の支配者であり主であるイエス・キリストを否定す…