2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧

メルギゼデクに等しい

ヘブ7:16「その祭司は、肉についての戒めである律法にはよらないで、朽ちることのない、いのちの力によって祭司となったのです」 天に神殿があることは黙示録に書かれています(黙11:19)。いつ作られたかはわかりませんが、その神殿にはいつも神に仕える大祭…

アブラハム契約

ヘブ6:15「こうして、アブラハムは、忍耐の末に、約束のものを得ました」 アブラハムが主から祝福を受け、約束された記述は2つあります。最初はまだアブラムと呼ばれていたときに、主はアブラムに「わたしの示す地へ行きなさい(創12:1)」と言われ、カランか…

大祭司が選ばれ

ヘブ5:1「大祭司はみな、人々の中から選ばれ、神に仕える事がらについて人々に代わる者として、任命を受けたのです。それは、罪のために、ささげ物といけにえとをささげるためです」 大祭司はレビ族から選ばれます。大祭司となったら年に一度だけ至聖所に入…

きょうもし御声を聞くならば

ヘブ4:7「神は再びある日を「きょう」と定めて、長い年月の後に、前に言われたと同じように、ダビデを通して、「きょう、もし御声を聞くならば、あなたがたの心をかたくなにしてはならない。」と語られたのです」 3節にも「決して彼らをわたしの安息に入らせ…

聖霊が言われるとおり

ヘブ3:7「ですから、聖霊が言われるとおりです。「きょう、もし御声を聞くならば」」 「聖霊」はギリシャ語で「pnemuna hagion(プネウマ ハギオン)」で1つの単語扱いしている箇所が多くあります。聖霊は「満たし(ルカ1:15)」「下られ(ルカ3:22)」「臨まれ(…

イエス様も肉体を

ヘブ2:14「そこで、子たちはみな血と肉とを持っているので、主もまた同じように、これらのものをお持ちになりました。これは、その死によって、悪魔という、死の力を持つ者を滅ぼし」 血の購いは血によってなされるのが聖書に書かれているルールです(創42:22…

定めの時

ダニ11:29「定めの時になって、彼は再び南へ攻めて行くが、この二度目は、初めのときのようではない」 「定めの時」の定めはヘブル語で「mowed(モエード)」が使われており、ある決まった時のことです。ダニエルの幻には「これはまだ多くの日の後のことだから…

ダニエルの70週

ダニ9:24「あなたの民とあなたの聖なる都については、七十週が定められている。それは、そむきをやめさせ、罪を終わらせ、咎を贖い、永遠の義をもたらし、幻と預言とを確証し、至聖所に油をそそぐためである」 英語NIVは「70週」を「seventy 'sevens' (70,…

多くの日の後

ダニ8:26「先に告げられた夕と朝の幻、それは真実である。しかし、あなたはこの幻を秘めておけ。これはまだ、多くの日の後のことだから」 夕と朝の幻、というのは7章で見た4つの獣の幻(7:7)と8章の雄羊と雄やぎの幻のことです(1-17)。やぎに関してのみ解き…

ダニエルの仕えた王たち

ダニ5:30-31「その夜、カルデヤ人の王ベルシャツァルは殺され、メディヤ人ダリヨスが、およそ六十二歳でその国を受け継いだ」 歴史の本ではバビロニアの最後の王はナボニドゥスとなっています。ネブカデネザルの次の王はエビル・メロダク(2王25:27)で、捕囚…

私たちの仕える神

ダニ3:17「もし、そうなれば、私たちの仕える神は、火の燃える炉から私たちを救い出すことができます。王よ。神は私たちをあなたの手から救い出します」 バビロン、ペルシャなどの大国のリーダーたちはユダヤ人たちを重用しました。ネブカデネザルは炉の中に…

少年たち

ダニ1:5「王は、王の食べるごちそうと王の飲むぶどう酒から、毎日の分を彼らに割り当て、三年間、彼らを養育することにし、そのあとで彼らが王に仕えるようにした」 ユダヤ人の少年を選んだのには、「カルデヤ人の文学とことばとを教える(4)」とあるように、…

神を見ること

1ヨハ4:12「いまだかつて、だれも神を見た者はありません。もし私たちが互いに愛し合うなら、神は私たちのうちにおられ、神の愛が私たちのうちに全うされるのです」 ヨハネは神を見た者はいない、と福音書でも書いています(ヨハ1:18)が、神を見た記述はヤコ…

自分を正しくする者

1ヨハ3:12「カインのようであってはいけません。彼は悪い者から出た者で、兄弟を殺しました。なぜ兄弟を殺したのでしょう。自分の行ないは悪く、兄弟の行ないは正しかったからです」 カインとアベルは第1世代、ファーストジェネレーションです。悪い者から出…

世を愛してはならない

1ヨハ2:16「すべての世にあるもの、すなわち、肉の欲、目の欲、暮らし向きの自慢などは、御父から出たものではなく、この世から出たものだからです」 世を愛してはならない(15)…とは、肉の欲、目の欲、暮らし向きの自慢を愛することということになります。そ…

神は光

1ヨハ1:5「神は光であって、神のうちには暗いところが少しもない。これが、私たちがキリストから聞いて、あなたがたに伝える知らせです」 福音書では「初めに、ことばがあった。ことばは神とともにあった。ことばは神であった(ヨハ1:1)」と書き始め、この手…

働かざる者

2テサ3:10「私たちは、あなたがたのところにいたときにも、働きたくない者は食べるなと命じました」 「働かざる者、食うべからず」という有名な言葉がありますが、聖書テサロニケの手紙が語源です。テサロニケの教会の中で仕事をしない者がいたことを戒めた…

背教と滅びの子

2テサ2:3「だれにも、どのようにも、だまされないようにしなさい。なぜなら、まず背教が起こり、不法の人、すなわち滅びの子が現われなければ、主の日は来ないからです」 背教はギリシャ語で「apostasia(アポスタシア)」で英語の「apostasy」の語源になった…

主とともに生きるため

1テサ5:10「主が私たちのために死んでくださったのは、私たちが、目ざめていても、眠っていても、主とともに生きるためです」 ルカの中でエマオに行く途中の弟子2人がイエス様と出会う話があります(ルカ24:15-32)。彼らはイエス様とは知らずにずっと話し歩い…

7番目のラッパ

1テサ4:16「主は、号令と、御使いのかしらの声と、神のラッパの響きのうちに、ご自身天から下って来られます。それからキリストにある死者が、まず初めによみがえり」 黙示録によれば終わりの時代にラッパは7回鳴らされます(黙8:2)。おそらく7番目のラッパが…

テサロニケの苦難

1テサ3:3「このような苦難の中にあっても、動揺する者がひとりもないようにするためでした。あなたがた自身が知っているとおり、私たちはこのような苦難に会うように定められているのです」 「苦難」(口語訳では「艱難」)は、ギリシャ語で「thlipsesin(ス…

イエス様を殺したのはユダヤ人

2テサ2:15「ユダヤ人は、主であられるイエスをも、預言者たちをも殺し、また私たちをも追い出し、神に喜ばれず、すべての人の敵となっています」 パウロはガラテヤの人にはいかに自分が徹底したユダヤ人かを述べ(ガラ1:13)、ピリピの手紙の中にはきっすいの…

テサロニケ

1テサ1:9「私たちがどのようにあなたがたに受け入れられたか、また、あなたがたがどのように偶像から神に立ち返って、生けるまことの神に仕えるようになり」 もともと「テサロニケ」の名前は当時のマケドニア王の妻「テサロニカ」からつけられたものです。そ…

塩味のきいた

コロサイ4:6「あなたがたのことばが、いつも親切で、塩味のきいたものであるようにしなさい。そうすれば、ひとりひとりに対する答え方がわかります」 イエス様が塩について語ったことはは共観福音書すべてに書かれています(マコ9:50、ルカ14:34)。「もし塩が…

教会は信仰によって

コロ2:12「あなたがたは、バプテスマによってキリストとともに葬られ、また、キリストを死者の中からよみがえらせた神の力を信じる信仰によって、キリストとともによみがえらされたのです」 コロサイの手紙を書いた段階でパウロはまだラオデキヤにもコロサイ…

基本中の基本

コロ1:20「その十字架の血によって平和をつくり、御子によって万物を、御子のために和解させてくださったからです。地にあるものも天にあるものも、ただ御子によって和解させてくださったのです」 福音の基本中の基本をコロサイの人たちに伝えています。パウ…

秘訣を心得ています

ピリ4:12「私は、貧しさの中にいる道も知っており、豊かさの中にいる道も知っています。また、飽くことにも飢えることにも、富むことにも乏しいことにも、あらゆる境遇に対処する秘訣を心得ています」 「豊かさ」「飽くこと」「富むこと」なら喜んで受け入れ…