2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

兄弟なのに

1コリ5:11「私が書いたことのほんとうの意味は、もし、兄弟と呼ばれる者で、しかも不品行な者、貪欲な者、偶像を礼拝する者、人をそしる者、酒に酔う者、略奪する者がいたなら、そのような者とはつきあってはいけない、いっしょに食事をしてもいけない、という…

高慢になる理由

1コリ4:19「しかし、主のみこころであれば、すぐにもあなたがたのところへ行きます。そして、思い上がっている人たちの、ことばではなく、力を見せてもらいましょう」 高慢になるには、それなりの理由があります。音楽は誘惑に陥りやすい世界だと思います。ス…

コリントとバベルの塔

1コリ3:3「あなたがたは、まだ肉に属しているからです。あなたがたの間にねたみや争いがあることからすれば、あなたがたは肉に属しているのではありませんか。そして、ただの人のように歩んでいるのではありませんか」 コリントの教会には大きな問題がありまし…

兄弟ソステネ

1コリ1:1「神のみこころによってキリスト・イエスの使徒として召されたパウロと、兄弟ソステネから」 ソステネの名前が出てくるのはここと使徒の18章です。彼はコリントにあるユダヤ人会堂(シナゴーク)の管理者でした(使18:18)。どうも会堂管理者というと…

女性執事フィベ

ロマ16:1「ケンクレヤにある教会の執事で、私たちの姉妹であるフィベを、あなたがたに推薦します」 パウロはコリントを訪れた時に、アクラとプリスキラという夫婦に出会っています(使18:2)。ケンクレヤはコリントの隣の街です。パウロがシリアに行く途中でケ…

パウロの夢見た教会

ロマ15:13「どうか、望みの神が、あなたがたを信仰によるすべての喜びと平和をもって満たし、聖霊の力によって望みにあふれさせてくださいますように」 パウロがローマの教会に対して締めの言葉を語ろうとしています。パウロ自身はすでに多くの土地を回り、も…

死んだ人にも生きている人にも

ロマ14:9「キリストは、死んだ人にとっても、生きている人にとっても、その主となるために、死んで、また生きられたのです」 死んだ人にとって、キリストが生きることは何か意味があるのでしょうか?前の節では、生きるのも死ぬのも主のためだと書かれています…

究極の戒め

ロマ13:19「『姦淫するな、殺すな、盗むな、むさぼるな』という戒め、またほかにどんな戒めがあっても、それらは『あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ』ということばの中に要約されているからです」 イエス様も律法は2つの戒めに集約されていると話されま…

霊的な礼拝

ロマ12:1「そういうわけですから、兄弟たち。私は、神のあわれみのゆえに、あなたがたにお願いします。あなたがたのからだを、神に受け入れられる、聖い、生きた供え物としてささげなさい。それこそ、あなたがたの霊的な礼拝です」 イエス様はサマリヤの女に礼…

聞いて信じる

ロマ10:17「そのように、信仰は聞くことから始まり、聞くことは、キリストについてのみことばによるのです」 誰かがキリストを伝えなければなりません。ヤコブは行ないがなければ信仰は死んだものだと言い(ヤコ2:17)、パウロは救いは行ないによってもたらされる…

肉ではなく約束

ロマ9:8「すなわち、肉の子どもがそのまま神の子どもではなく、約束の子どもが子孫とみなされるのです」 血よりも、約束が優先されるという意味です。イエス様はダビデの子孫としてお生まれになりましたが、実際には父ヨセフの血は受け継ぎませんでした。聖霊に…

将来のこと

ロマ8:18「今の時のいろいろの苦しみは、将来私たちに啓示されようとしている栄光に比べれば、取るに足りないものと私は考えます」 2010年はワールドカップの年で、世界中の国が1つのトロフィーを目指して頑張ります。予選はトーナメント方式で、1組4カ国が…

肉体と心

ロマ7:18「私は、私のうち、すなわち、私の肉のうちに善が住んでいないのを知っています。私には善をしたいという願いがいつもあるのに、それを実行することがないからです」 いけにえの原理で言うなら、いけにえは血を流し、脂を落として主に捧げなければなり…

神に生きる

ロマ6:10「なぜなら、キリストが死なれたのは、ただ一度罪に対して死なれたのであり、キリストが生きておられるのは、神に対して生きておられるのだからです」 肉の欲だけで生きるなら、罪に生きることになります。それは自分の幸福を求める人生です。裕福にな…

和解の原理

ロマ5:10「もし敵であった私たちが、御子の死によって神と和解させられたのなら、和解させられた私たちが、彼のいのちによって救いにあずかるのは、なおさらのことです」 和解は聖書の根本を成す、基本的原理です。人は罪を犯して、神から離れました。離れた状…

義の原理

ロマ3:28「人が義と認められるのは、律法の行ないによるのではなく、信仰によるというのが、私たちの考えです」 人の義は、義であるイエス・キリストを信じる信仰によって認められます。義は目に見えないものです。しかし人が「律法」を耳にした時、何かしらの反…

主の慈愛に触れるとき

ロマ2:4「それとも、神の慈愛があなたを悔い改めに導くことも知らないで、その豊かな慈愛と忍耐と寛容とを軽んじているのですか」 イエス様は律法学者を強く非難しました(マタ23章)。その批判とここに書かれてあるパウロの忠告はよく似ていると思います。両方と…

負債がある

ロマ1:14「私は、ギリシヤ人にも未開人にも、知識のある人にも知識のない人にも、返さなければならない負債を負っています」 負債とは何でしょう?パウロは教会を迫害しました(使8:3)。それはキリストに会う前の出来事で、救われて悔い改めたなら、そんな昔の…

マルコ福音書

マコ16:8「女たちは、墓を出て、そこから逃げ去った。すっかり震え上がって、気も転倒していたからである。そしてだれにも何も言わなかった。恐ろしかったからである」 古いマルコの写本はここで話が終わっています。中途半端ですが、御言葉を曲げることはでき…

シモンの災難?

マコ15:21「そこへ、アレキサンデルとルポスとの父で、シモンというクレネ人が、いなかから出て来て通りかかったので、彼らはイエスの十字架を、むりやりに彼に背負わせた」 シモンはペテロや熱心党員シモンなど、ユダヤ人がつける名前です。クレネは地中海に面…

知らない、知らない、知らない

マコ14:72「するとすぐに、鶏が、二度目に鳴いた。そこでペテロは、「鶏が二度鳴く前に、あなたは、わたしを知らないと三度言います。」というイエスのおことばを思い出した。それに思い当たったとき、彼は泣き出した」 ペテロは大祭司のしもべの耳を切り取り(…

12章の始めと終わり

マコ12:7「すると、その農夫たちはこう話し合った。『あれはあと取りだ。さあ、あれを殺そうではないか。そうすれば、財産はこちらのものだ』 」 借りている立場の者が勘違いして、自分たちのぶどう園だと思うことは現実でもよく見かけます。この世の全て物は神…

いちじくを呪う

マコ11:13「葉の茂ったいちじくの木が遠くに見えたので、それに何かありはしないかと見に行かれたが、そこに来ると、葉のほかは何もないのに気づかれた。いちじくのなる季節ではなかったからである」 もう何回もここの解釈にチャレンジしていますが、未だに答え…

バルテマイ

マコ10:52「するとイエスは、彼に言われた『さあ、行きなさい。あなたの信仰があなたを救ったのです』すると、すぐさま彼は見えるようになり、イエスの行かれる所について行った」 聖書に名前が残るのは名誉なことです。盲人の乞食バルテマイはその名前を残し、…

6日目

マコ9:2「それから六日たって、イエスは、ペテロとヤコブとヨハネだけを連れて、高い山に導いて行かれた。そして彼らの目の前で御姿が変わった」 ある弟子が死を味わわないと宣言されてから、6日目の出来事です。全福音書にこの「死なない人」のことが書かれて…

村に返した人

マコ8:25「それから、イエスはもう一度彼の両眼に両手を当てられた。そして、彼が見つめていると、すっかり直り、すべてのものがはっきり見えるようになった」 イエス様のいやしにはすぐにいやされる時と、段階を追って徐々に直る場合と2つのパターンがあるよ…