2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧

父も母もなく

ヘブ7:3「父もなく、母もなく、系図もなく、その生涯の初めもなく、いのちの終わりもなく、神の子に似た者とされ、いつまでも祭司としてとどまっているのです」 メルキゼデクは神なのでしょうか?多くの人がこの疑問を持っています。聖書には「神の子に似た…

道しるべ

ヘブ5:7「キリストは、人としてこの世におられたとき、自分を死から救うことのできる方に向かって、大きな叫び声と涙とをもって祈りと願いをささげ、そしてその敬虔のゆえに聞き入れられました」 自分の子の願いなら何でもかなうものだと思いますが、イエス…

再び「きょう」という日

ヘブ4:7「神は再びある日を「きょう。」と定めて、長い年月の後に、前に言われたと同じように、ダビデを通して、「きょう、もし御声を聞くならば、あなたがたの心をかたくなにしてはならない。」と語られたのです」 ダビデを通してというのは詩篇95篇の7…

不信仰と御心

ヘブ3:16「聞いていながら、御怒りを引き起こしたのはだれでしたか。モーセに率いられてエジプトを出た人々の全部ではありませんか」 40年という年月は、1世代が過ぎる時間でした。つまり、助かった者はいなかったのです。たとえ御怒りを受けなかったとし…

兄弟たちと同じように

ヘブ2:17「そういうわけで、神のことについて、あわれみ深い、忠実な大祭司となるため、主はすべての点で兄弟たちと同じようにならなければなりませんでした。それは民の罪のために、なだめがなされるためなのです」 神は完全なものを哀れむことはできません…

最初から難しい説明

ヘブ1:14「御使いはみな、仕える霊であって、救いの相続者となる人々に仕えるため遣わされたのではありませんか」 手紙の最初にあるはずの、あいさつや励ましの言葉がまったくありません。いきなり、神の御子イエス様の神格について書き始めています。しかも…

プラス75日

ダニ12:12「幸いなことよ。忍んで待ち、千三百三十五日に達する者は」 ヨハネの黙示録では42ヶ月(黙13:5)、と書かれており、1260日の計算になります。多くの聖書研究者はダニエルの75日多い終末の預言を、艱難後に何かあると考えています。つまり…

ギリシヤの名前

ダニ8:21「毛深い雄やぎはギリシヤの王であって、その目と目の間にある大きな角は、その第一の王である」 バビロン帝国のときには、ギリシヤはまだ小国で征服の対象にもなっていないほどでした。歴史的にギリシヤを有名にしたのは映画で有名な「300(ス…

第3の権力者

ダニ5:29「そこでベルシャツァルは命じて、ダニエルに紫の衣を着せ、金の鎖を彼の首にかけさせ、彼はこの国の第三の権力者であると布告した」 解き明かしがされたその夜に王は亡くなりました。その前に約束通り、ダニエルは第3の権力者にされたのです。これ…

理性を失う王

4:32「あなたは人間の中から追い出され、野の獣とともに住み、牛のように草を食べ、こうして七つの時があなたの上を過ぎ、ついに、あなたは、いと高き方が人間の国を支配し、その国をみこころにかなう者にお与えになることを知るようになる」 七つのときは、…

巨大な像の解き明かし

ダニ2:30「この秘密が私にあらわされたのは、ほかのどの人よりも私に知恵があるからではなく、その解き明かしが王に知らされることによって、あなたの心の思いをあなたがお知りになるためです」 人の心の中を知ることは不思議なことです。人は心にあるものが…

エドム人への預言

オバ11「他国人がエルサレムの財宝を奪い去り、外国人がその門に押し入り、エルサレムをくじ引きにして取った日、あなたもまた彼らのうちのひとりのように、知らぬ顔で立っていた」 エドム人はエサウの子孫で、オバデヤ自身もエドム人ではないかと言われてい…

愛は死のように強く

雅歌8:6「私を封印のようにあなたの心臓の上に、封印のようにあなたの腕につけてください。愛は死のように強く、ねたみはよみのように激しいからです。その炎は火の炎、すさまじい炎です」 愛は死のように強く…とは、強烈な言葉です。そこにはねたみがありま…

シュラムの女

雅歌6:13「帰れ。帰れ。シュラムの女よ。帰れ。帰れ。私たちはあなたを見たい。どうしてあなたがたはシュラムの女を見るのです。二つの陣営の舞のように」 女の出身はシュラムだと書かれています。シャロム、あるいはサレムの類語にあたる語で、エルサレムの…

面倒くさがらず

雅歌5:5「私は起きて、私の愛する方のために戸をあけました。私の手から没薬が、私の指から没薬の液が、かんぬきの取っ手の上にしたたりました」 着物も着なければならず、足も洗わなければならないのは面倒だ…と、この女は考えました。主が会いに来られたと…

美しく、汚れのない

雅歌4:7「わが愛する者よ。あなたのすべては美しく、あなたには何の汚れもない」 クリスチャンは神の前に立ったとき、汚れのない者とされます。それだけではなく「あなたのすべては美しい」と言われるのです。自分では意識していませんが、自分を創造された…

ようやく見つけた

雅歌3;2「『さあ、起きて町を行き巡り、通りや広場で、私の愛している人を捜して来よう』私が捜しても、あの方は見あたりませんでした」 1節では床についてまでも愛する人を探すと書かれています。もちろん比喩ですが、寝ても覚めても…とはこのことだと思い…

冬も大雨も

雅歌2:11-12「ほら、冬は過ぎ去り、大雨も通り過ぎて行った。地には花が咲き乱れ、歌の季節がやって来た。山鳩の声が、私たちの国に聞こえる」 開放の前には束縛があります。不自由に感じない人が、「あなたは解放されました」と言われてもピンときません。冬…

愛の告白

雅歌1:8「女のなかで最も美しい人よ。あなたがこれを知らないのなら、羊の群れの足跡について行き、羊飼いの住まいのかたわらで、あなたの子やぎを飼いなさい」 男と女が交互に語っています。最初は「あの方(2)」という語りかけで、女性から語りかけていま…

みわざを知らない

伝道11:5「あなたは妊婦の胎内の骨々のことと同様、風の道がどのようなものかを知らない。そのように、あなたはいっさいを行なわれる神のみわざを知らない」 地球上にいる動物すべての謎はどうして生まれてくるか、という問題です。命とはなにか?…多くの人は…

蛇にかまれる蛇使い

伝道10:11「もし蛇がまじないにかからずにかみつくなら、それは蛇使いに何の益にもならない」 この時代にヘビ使いがいたことがわかります。ヘビはヘビ使いの笛の動きに合わせて、体をくねらせ、まるで踊っているかのように見えます。飼いならされたヘビは、…

忘れ去られた人

伝道9:15「ところが、その町に、貧しいひとりの知恵ある者がいて、自分の知恵を用いてその町を解放した。しかし、だれもこの貧しい人を記憶しなかった」 知恵があっても貧しければ、誰も気にとめないのは悲しいことです。ソロモンのこの話は実話だろうと言わ…

ソロモンの悟り

伝道8:17「すべては神のみわざであることがわかった。人は日の下で行なわれるみわざを見きわめることはできない。人は労苦して捜し求めても、見いだすことはない。知恵ある者が知っていると思っても、見きわめることはできない」 神によらない出来事などない…

正しすぎず、知恵がありすぎず

伝道7:16「あなたは正しすぎてはならない。知恵がありすぎてはならない。なぜあなたは自分を滅ぼそうとするのか」 正しすぎてはならない…とはどういう意味でしょうか?知恵がありすぎて、何が問題なのでしょうか?これらのことは「自分を滅ぼす」と書かれてい…

いつも飢えてる?

伝道6:7「人の労苦はみな、自分の口のためである。しかし、その食欲は決して満たされない」 人は努力して何を得るでしょうか?まず、食べることの必要でしょう。お腹のすかない人はいません。基本的に食いだめと寝だめはできないとされています。2日分食べた…

成功してもむなしい

伝道4:4「私はまた、あらゆる労苦とあらゆる仕事の成功を見た。それは人間同士のねたみにすぎない。これもまた、むなしく、風を追うようなものだ」 ソロモンにかかっては、何でもむなしいものになってしまいます。しかし、歴史上最も贅を尽くし、富を持った王…