2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ピリピ1章 見分けることができるように

ピリ1:10「あなたがたが、真にすぐれたものを見分けることができるようになりますように。またあなたがたが、キリストの日には純真で非難されるところがなく」 ピリピへの宣教のきっかけは、パウロの見た幻によります。ある夜、パウロは「マケドニヤに渡ってきて…

エペソ6章 天にいるもろもろの悪霊

エペ6:12「私たちの格闘は血肉に対するものではなく、主権、力、この暗やみの世界の支配者たち、また、天にいるもろもろの悪霊に対するものです」 神を信じる者は肉体を離れて天に上り、神の前に立つようになると思っていましたが、天にも悪霊がいるのでしょう…

エペソ5章 酒に酔ってはいけません

エペ5:18「また、酒に酔ってはいけません。そこには放蕩があるからです。御霊に満たされなさい」 世界中の各地に歓楽街があり、風俗があります。日本では道路交通法が強化され、酒気帯び運転は即刻免停、もし事故を起こすなら交通刑務所に収監されます。そうい…

エペソ3章 その奥義とは

エペ3:6「その奥義とは、福音により、キリスト・イエスにあって、異邦人もまた共同の相続者となり、ともに一つのからだに連なり、ともに約束にあずかる者となるということです」パウロが異邦人伝道に目覚めたのは、コリントでユダヤ人たちから暴言を吐かれたか…

エペソ2章 生まれながら御怒りを受けるべき

エペ2:3「私たちもみな、かつては不従順の子らの中にあって、自分の肉の欲の中に生き、肉と心の望むままを行ない、ほかの人たちと同じように、生まれながら御怒りを受けるべき子らでした」クリスチャンと言えども、元をたどれば誰も同じです。聖徒と呼ばれるペ…

エペソ1章 いっさいのものがキリストにあって

エペ1:10「時がついに満ちて、実現します。いっさいのものがキリストにあって、天にあるもの地にあるものがこの方にあって、一つに集められるのです」 「いっさいのもの」は、すべてのもののことです。英語では「all things」、ギリシャ語では「pas(パス)」となってい…

ガラテヤ6章 を煩わさないように

ガラ6:17「これからは、だれも私を煩わさないようにしてください。私は、この身に、イエスの焼き印を帯びているのですから」パウロがガラテヤの諸教会に送った手紙の目的は、間違った教えがガラテヤの教会に広まったことを危惧してのことです(1:6)。おそらくパ…

ガラテヤ5章 御霊によって歩みなさい

ガラ5:16「私は言います。御霊によって歩みなさい。そうすれば、決して肉の欲望を満足させるようなことはありません」 目に見えず、耳にも聞こえない御霊にどうのように従うのでしょうか。聖霊が最初に下ってきたとき、他国のことばで話したことが書かれていま…

ガラテヤ4章 あの人々の熱心

ガラ4:17「あなたがたに対するあの人々の熱心は正しいものではありません。彼らはあなたがたを自分たちに熱心にならせようとして、あなたがたを福音の恵みから締め出そうとしているのです」 「あの人々」とは、別の福音を言いふらして、ガラテヤの人々をかき乱す…

ガラテヤ2章 それこそキリストの死は無意味です

ガラ2:21「私は神の恵みを無にはしません。もし義が律法によって得られるとしたら、それこそキリストの死は無意味です」 私たちは無意味なもののためにキリストを信じるようになったのでしょうか。意味のないものに自分の人生を捧げるとすれば、それはむなしい…

ガラテヤ1章 私たちが宣べ伝えた福音に反する

ガラ1:8「しかし、私たちであろうと、天の御使いであろうと、もし私たちが宣べ伝えた福音に反することをあなたがたに宣べ伝えるなら、その者はのろわれるべきです」「私たち」はパウロたち「使徒」のことです。その引き合いに「天の御使い」が使われています。パウロ…

2コリント13章 容赦はしません

2コリ13:2「私は二度目の滞在のときに前もって言っておいたのですが、こうして離れている今も、前から罪を犯している人たちとほかのすべての人たちに、あらかじめ言っておきます。今度そちらに行ったときには、容赦はしません」コリントの人たちにはいろいろなタ…

2コリント12章 私の弱さを誇りましょう

2コリ12:9「しかし、主は、「わたしの恵みは、あなたに十分である。というのは、わたしの力は、弱さのうちに完全に現われるからである」と言われたのです。ですから、私は、キリストの力が私をおおうために、むしろ大いに喜んで私の弱さを誇りましょう」 ピリピ…

2コリント11章 あなたがたはみごとにこらえている

2コリ11:4「というわけは、ある人が来て、私たちの宣べ伝えなかった別のイエスを宣べ伝えたり、あるいはあなたがたが、前に受けたことのない異なった霊を受けたり、受け入れたことのない異なった福音を受けたりするときも、あなたがたはみごとにこらえているか…

2コリント10章 比較したりしようなどとは

2コリ10:12「「私たちは、自己推薦をしているような人たちの中のだれかと自分を同列に置いたり、比較したりしようなどとは思いません。しかし、彼らが自分たちの間で自分を量ったり、比較したりしているのは、知恵のないことなのです」 「自慢」や「誇ること」は、他…

2コリント8章 多く集めた者も余るところがなく

2コリ8:15「「多く集めた者も余るところがなく、少し集めた者も足りないところがなかった」と書いてあるとおりです」 イスラエル人が出エジプトをして荒野にいるとき、天からマナが降ってきました。主からの命令で一人当たり1オメルずつ集めよ、と言われていま…

2コリント7章 マケドニヤに着いたとき

2コリ7:5「マケドニヤに着いたとき、私たちの身には少しの安らぎもなく、さまざまの苦しみに会って、外には戦い、うちには恐れがありました」 パウロが幻を見、その中でマケドニヤ人が自分たちを助けて欲しいと懇願しとことでマケドニヤ行きが決定しました(使16:…

2コリント6章 今は恵みの時

2コリ6:2「神は言われます。「わたしは、恵みの時にあなたに答え、救いの日にあなたを助けた。」確かに、今は恵みの時、今は救いの日です」「わたしは、恵みの時にあなたに答え、救いの日にあなたを助けた」はイザヤ書からの引用です(イザ49:8)。なぜパウロは唐突…

2コリント5章 私たちはこう考えました

2コリ5:14「というのは、キリストの愛が私たちを取り囲んでいるからです。私たちはこう考えました。ひとりの人がすべての人のために死んだ以上、すべての人が死んだのです」パウロ的な考え方です。アダムのことも「ちょうどひとりの人の不従順によって多くの人が…

2コリント4章 死ぬべき肉体において

2コリ4:11「私たち生きている者は、イエスのために絶えず死に渡されていますが、それは、イエスのいのちが私たちの死ぬべき肉体において明らかに示されるためなのです」 私たちはいずれ死にます。人は土から造られた器にすぎません。本来なら死んでしまうものを…

2コリント3章 顔におおいを掛けた

2コリ3:13「そして、モーセが、消えうせるものの最後をイスラエルの人々に見せないように、顔におおいを掛けたようなことはしません」確かに主と語り合ったあとのモーセの顔は輝いていました。そのためモーセは自分の顔におおいを掛けていました(出34:35)。モー…

2コリント1章 この計画を立てた私が

2コリ1:17「そういうわけですから、この計画を立てた私が、どうして軽率でありえたでしょう。それとも、私の計画は人間的な計画であって、私にとっては、「しかり、しかり」は同時に、「否、否」なのでしょうか」 パウロはコリント訪問がスケジュール通りにいか…

ルカ24章 たわごとと思われたので

ルカ24:11「ところが使徒たちにはこの話はたわごとと思われたので、彼らは女たちを信用しなかった」 聖書を読むとき、イエス様が復活されたなら、最も親しかったペテロ、ヨハネ、ヤコブの誰かにまず姿を現すだろうと想像します。しかし、どの福音書にも12弟子以…

ルカ23章 われわれをおおってくれ

ルカ23:30「そのとき、人々は山に向かって、『われわれの上に倒れかかってくれ』と言い、丘に向かって、『われわれをおおってくれ』と言い始めます」 イエス様はむち打たれ、歩くのもやっとの状態のため十字架を担ぐことさえ困難な状態でした(26)。このような刑…

ルカ22章 パンを取り、感謝をささげてから

ルカ22:19「それから、パンを取り、感謝をささげてから、裂いて、弟子たちに与えて言われた。「これは、あなたがたのために与える、わたしのからだです。わたしを覚えてこれを行ないなさい」」パンを感謝をささげてから裂く行為はイエス様の代名詞のようなもので…

ルカ21章 終わりは、すぐには来ません

ルカ21:9「戦争や暴動のことを聞いても、こわがってはいけません。それは、初めに必ず起こることです。だが、終わりは、すぐには来ません」第二次世界大戦では一部の統計では1億人近い犠牲者があったとされています。1945年4月のドイツの降伏の後、同年8月に日本…