2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ラザロの復活

ヨハネ11:43「そして、イエスはそう言われると、大声で叫ばれた。『ラザロよ。出て来なさい』」 ラザロ徴候という医学用語がありますが、脳死後に体が勝手に動くというもので、ラザロはもちろん聖書のラザロから取られたものです。医学の世界でも有名なラザロの…

イエス様が言われた

ヨハネ10:28「わたしは彼らに永遠のいのちを与えます。彼らは決して滅びることがなく、また、だれもわたしの手から彼らを奪い去るようなことはありません」 イエス様はこの章で「属する」「属さない」を強調されていますが、たとえ属さなくても「わたしはそれを…

盲人の証し

ヨハネ9:31「神は、罪人の言うことはお聞きになりません。しかし、だれでも神を敬い、そのみこころを行なうなら、神はその人の言うことを聞いてくださると、私たちは知っています」 盲人がパリサイ人に言った言葉です。安息日にいやしを行ったのはこれで2回目…

真理は私たちを自由にする

ヨハネ8:32「そして、あなたがたは真理を知り、真理はあなたがたを自由にします」 自分の通っていた大学はミッション系だったので、図書館にはこの言葉が英語で掲げられていました。「The truth shall make you free」で、キングジェームス訳だったのを覚えてい…

もっと目立ちなさい?

ヨハネ7:4「自分から公の場に出たいと思いながら、隠れた所で事を行なう者はありません。あなたがこれらの事を行なうのなら、自分を世に現わしなさい」 イエス様の兄弟が何歳だったかは書かれていませんが、イエス様が宣教を始めた30歳の頃には、ヤコブ、ヨセ、…

カニバリズム?

ヨハネ6:54「わたしの肉を食べ、わたしの血を飲む者は、永遠のいのちを持っています。わたしは終わりの日にその人をよみがえらせます」 血を飲むことは律法によって禁じられていました(レビ7:27)。しかしイエス様は自分の血を飲むように言われたのです。もちろ…

第一のしるし

ヨハネ4:54「イエスはユダヤを去ってガリラヤにはいられてから、またこのことを第二のしるしとして行なわれたのである」 イエス様はサマリヤに2日間滞在した後、カナに戻ってきました(46)。そこは第一のしるしが行われたところです。2つ目のしるし以降、具…

へりくだり、心砕かれ

イザヤ66:2「これらすべては、わたしの手が造ったもの、これらすべてはわたしのものだ―主の御告げ―わたしが目を留める者は、へりくだって心砕かれ、わたしのことばにおののく者だ」 神でなくても、高慢な人とは一緒にいたくないものです。人の輪に入るなら、自…

主を捨てる者

イザヤ65:11「しかし、あなたがた、主を捨てる者、わたしの聖なる山を忘れる者、ガドのために食卓を整える者、メニのために、混ぜ合わせた酒を盛る者たちよ」 新共同訳ではガドは「禍福の神」と訳され、メニは「運命の神」と訳されています。ガドはシリアの幸…

なぜ?

イザヤ64:4「神を待ち望む者のために、このようにしてくださる神は、あなた以外にとこしえから聞いたこともなく、耳にしたこともなく、目で見たこともありません」 人の心は複雑で、やりたいことだけをするわけにはいきません。それが社会というものであり、交…

主が怒るとき

イザヤ63:5「わたしは見回したが、だれも助ける者はなく、いぶかったが、だれもささえる者はいなかった。そこで、わたしの腕で救いをもたらし、わたしの憤りを、わたしのささえとした」 誰かが、あるいは何かが主を助け、ささえないと怒りはそのまま人間に降り…

結婚制度

イザヤ62:5「若い男が若い女をめとるように、あなたの子らはあなたをめとり、花婿が花嫁を喜ぶように、あなたの神はあなたを喜ぶ」 新訳には「花嫁」という言葉は8回、「婚礼」という言葉は6回出てきます。どちらの言葉も神と人との関係、あるいはキリストと…

イシュマエルの子孫

イザヤ60:7「ケダルの羊の群れもみな、あなたのところに集まり、ネバヨテの雄羊は、あなたに仕え、これらは受け入れられるいけにえとして、わたしの祭壇にささげられる。わたしは、わたしの美しい家を輝かす」 終わりの時代にイシュマエルの子孫たちはどうなる…

救いのかぶと

イザヤ59:17「主は義をよろいのように着、救いのかぶとを頭にかぶり、復讐の衣を身にまとい、ねたみを外套として身をおおわれた」 イザヤの時代に「救い」を語っても、読む人にとってはピンとこないかも知れません。エペソとテサロニケでは「救いのかぶと」あ…

好まれる断食

イザヤ58:6「わたしの好む断食は、これではないか。悪のきずなを解き、くびきのなわめをほどき、しいたげられた者たちを自由の身とし、すべてのくびきを砕くことではないか」 人はいつのころから断食をするようになったのでしょうか?聖書に最初に断食が出てく…

主が一緒にいたい人

イザヤ57:15「いと高くあがめられ、永遠の住まいに住み、その名を聖ととなえられる方が、こう仰せられる。「わたしは、高く聖なる所に住み、心砕かれて、へりくだった人とともに住む。へりくだった人の霊を生かし、砕かれた人の心を生かすためである」 主はへ…

貪欲な犬ども

イザヤ56:11「この貪欲な犬どもは、足ることを知らない。彼らは、悟ることも知らない牧者で、みな、自分かってな道に向かい、ひとり残らず自分の利得に向かって行く」 悟らない牧者は迷惑なものです。貪欲な犬とまで言われるこの人たちは誰のことでしょう?イ…

御心が地にも

イザヤ55:8「わたしの思いは、あなたがたの思いと異なり、わたしの道は、あなたがたの道と異なるからだ―主の御告げー」 「わたしの思いはあなたがたの思いよりも高い(9)」と続きます。悲しいことですが、どんなに祈っても主の思い、つまり御心でなければ、思…

彼の時代だけでなく

イザヤ53:8「しいたげと、さばきによって、彼は取り去られた。彼の時代の者で、だれが思ったことだろう。彼がわたしの民のそむきの罪のために打たれ、生ける者の地から絶たれたことを」 イエス様の誕生の約700年も前に語られたことです。「彼の時代」は「イ…

顔だちも姿も…

イザヤ52:14「多くの者があなたを見て驚いたように―その顔だちは、そこなわれて人のようではなく、その姿も人の子らとは違っていた。―」 鞭打たれて、顔が変形したことでしょうか?ある人たちはイエス様の十字架の様子を語っていると言います。だとしたら、な…

主の教え

イザヤ51:7「義を知る者、心にわたしのおしえを持つ民よ。わたしに聞け。人のそしりを恐れるな。彼らのののしりにくじけるな」 クリスチャンは心に何の教えを持っているでしょうか?律法の時代は終わりましたが、律法がなくなったわけではありません。律法は罪…

主の限界?

イザヤ50:2「なぜ、わたしが来たとき、だれもおらず、わたしが呼んだのに、だれも答えなかったのか。わたしの手が短くて贖うことができないのか。わたしには救い出す力がないと言うのか。見よ。わたしは、しかって海を干上がらせ、多くの川を荒野とする。その…

西の地は日本?

イザヤ49:12「見よ。ある者は遠くから来る。また、ある者は北から西から、また、ある者はシニムの地から来る」 シニムはここにしかない単語です。日本の聖書訳は死海文書より古いとされるマソラ本文を中心に訳されています。死海文書ではシニムは「アスワン」…

母の胎内にいるときから

イザヤ48:8「あなたは聞いたこともなく、知っていたこともない。ずっと前から、あなたの耳は開かれていなかった。わたしは、あなたがきっと裏切ること、母の胎内にいる時からそむく者と呼ばれていることを、知っていたからだ」 イスカリオテのユダも母の胎内に…

わたしは背負う

イザヤ46:4「あなたがたが年をとっても、わたしは同じようにする。あなたがたがしらがになっても、わたしは背負う。わたしはそうしてきたのだ。なお、わたしは運ぼう。わたしは背負って、救い出そう」 神が人を背負う?…そんなこと、恐れ多くてできません。し…

わたしが地を造り

イザヤ45:12「このわたしが地を造り、その上に人間を創造した。わたしはわたしの手で天を引き延べ、その万象に命じた」 21世紀になっても未知の生物は多く存在し、現在でも新発見される新種は後を絶ちません。絶滅した種もありますが、地球上にはおそらく1000…