2017-04-01から1ヶ月間の記事一覧

手のひらほどの小さな雲

1王18:44「七度目に彼は、「あれ。人の手のひらほどの小さな雲が海から上っています」と言った。それでエリヤは言った。「上って行って、アハブに言いなさい。『大雨に閉じ込められないうちに、車を整えて下って行きなさい」 天から火を降らせるのと(38)、雨…

王母の位から退けた

1王15:13「彼はまた、彼の母マアカがアシェラのために憎むべき像を造ったので、彼女を王母の位から退けた。アサはその憎むべき像を切り倒し、これをキデロン川で焼いた」 マアカはアビヤムの母でもあり(2)、アサの母なのでしょうか(10)?そうすると「彼の子…

食事をして元気をつけてください

1王13:7「王は神の人に言った。「私といっしょに家に来て、食事をして元気をつけてください。あなたに贈り物をしたい」」 ヤロブアムはレビ族でない一般の人から祭司を任命していましたが(12:31)、預言者だけは自分の思いどおりになりませんでした。エジプト…

子牛を二つ

1王12:28「そこで、王は相談して、金の子牛を二つ造り、彼らに言った。「もう、エルサレムに上る必要はない。イスラエルよ。ここに、あなたをエジプトから連れ上ったあなたの神々がおられる」」 聖書ではヤロブアムは「手腕家」だったと書かれています(11:28…

祈りと願いをわたしは聞いた

1王9:3「主は彼に仰せられた。「あなたがわたしの前で願った祈りと願いをわたしは聞いた。わたしは、あなたがわたしの名をとこしえまでもここに置くために建てたこの宮を聖別した。わたしの目とわたしの心は、いつもそこにある」」 ソロモンに与えられた知恵…

罪を犯さない人間はひとりもいない

1王8:46「彼らがあなたに対して罪を犯したため――罪を犯さない人間はひとりもいないのですから――あなたが彼らに対して怒られ、彼らを敵に渡し、彼らが、遠い、あるいは近い敵国に捕虜として捕らわれていった場合」 なぜソロモンが神殿が完成して、これから華…

十二人の守護

1王4:7「ソロモンは、イスラエルの全土に十二人の守護を置いた。彼らは王とその一族に食糧を納めていた。すなわち、一年に一か月間、おのおの食糧を納めていた」 ソロモンの在位は40年と書かれていますが(11:42)、何歳で王位に就いたかはわかりません。それ…

家へ帰りなさい

1王1:53「それから、ソロモン王は人をやってアドニヤを祭壇から降ろさせた。彼がソロモン王の前に来て礼をすると、ソロモンは彼に言った。「家へ帰りなさい」」 アドニヤだけでなくヨアブも祭壇の角をつかんでいます(2:28)。祭壇ではいけにえが捧げられ、角…

民衆に食物がなくなった

エレ52:6「第四の月の九日、町の中では、ききんがひどくなり、民衆に食物がなくなった」 ゼデキヤ王の9年目にバビロンに反逆し(2王24:20)、その結果バビロン王によってエルサレムを包囲されます(4)。ネブカデネザル王はすぐに攻撃せず、ユダが降伏するのを待…

バビロンをいやそうとしたのに

エレ51:8「私たちは、バビロンをいやそうとしたのに、それはいやされなかった。私たちはこれを見捨てて、おのおの自分の国へ帰ろう。バビロンへの罰は、天に達し、大空まで上ったからだ」 「いやそうとした」のはいつのことかわかりませんが、ネブカデネザル…

バビロンに対してめぐらされた

エレ50:45「それゆえ、バビロンに対してめぐらされた主のはかりごとと、カルデヤ人の国に対して立てられたご計画を聞け。必ず、群れの小さい者まで引きずって行かれ、必ず、彼らの牧場はそのことでおびえる」 メソポタミア地方で最も栄えたのがバビロンと言…

エラムにわたしの王座を置き

エレ49:38「わたしはエラムにわたしの王座を置き、王や首長たちをそこから滅ぼす。―主の御告げ―」 エラムと言えば、アブラハム時代にケドルラオメルという強い王がいたことで有名です(創14:9)。もともとはセムの長男で(創10:22)、エラム族は神殿再建に加わっ…

ペリシテ人について

エレ47:1「パロがまだガザを打たないうちに、ペリシテ人について、預言者エレミヤにあった主のことば」 バビロンはイスラエルとユダだけをターゲットにしていたわけではありません。近隣諸国の全部はバビロン征服の対象となりました。エジプトもペリシテもツ…

パロとエジプト、その神々と王たち

エレ46:25「イスラエルの神、万軍の主は、仰せられる。「見よ。わたしは、ノのアモンと、パロとエジプト、その神々と王たち、パロと彼に拠り頼む者たちとを罰する」」 主はバビロンに引かれて行ってもそこで生き延びるように言われています(38:2など)。もし…

疲れ果て、いこいもない

エレ45:3「あなたは言った。『ああ、哀れなこの私。主は私の痛みに悲しみを加えられた。私は嘆きで疲れ果て、いこいもない』」 バルクが登場するのはエレミヤがおじの子ハナムエルから、アナトテにある畑を買い取ったときに、購入証書を預かる者としてです(3…

天の女王

エレ44:17「私たちは、私たちの口から出たことばをみな必ず行なって、私たちも、先祖たちも、私たちの王たちも、首長たちも、ユダの町々やエルサレムのちまたで行なっていたように、天の女王にいけにえをささげ、それに注ぎのぶどう酒を注ぎたい。私たちはそ…

わたしのしもべ

エレ43:10「彼らに言え。イスラエルの神、万軍の主は、こう仰せられる。見よ。わたしは人を送り、わたしのしもべバビロンの王ネブカデレザルを連れて来て、彼の王座を、わたしが隠したこれらの石の上に据える。彼はその石の上に本営を張ろう」 ネブカデレザ…

エジプトの国に行こう

エレ42:14「『いや、エジプトの国に行こう。あそこでは戦いに会わず、角笛の音も聞かず、パンにも飢えることがないから、あそこに、私たちは住もう』と言っているのなら」 「エジプトの国に行こう」は、せっかく出エジプトを経て、約束の地に来たユダヤ人に…

語られたとおりに

エレ40:2-3「侍従長はエレミヤを連れ出して、彼に言った。「あなたの神、主は、この所にこのわざわいを下すと語られたが、主はこれを下し、語られたとおりに行なわれた。あなたがたが主に罪を犯して、その御声に聞き従わなかったので、このことがあなたがた…

エベデ・メレク

エレ39:16「行って、クシュ人エベデ・メレクに話して言え。『イスラエルの神、万軍の主は、こう仰せられる。見よ。わたしはこの町にわたしのことばを実現する。幸いのためではなく、わざわいのためだ。それらは、その日、あなたの前で起こる」 エベデ・メレ…

私を殺すではありませんか

エレ38:15エレミヤはゼデキヤに言った。「もし私があなたに告げれば、あなたは必ず、私を殺すではありませんか。私があなたに忠告しても、あなたは私の言うことを聞きません」」 すでにエレミヤの預言した飢饉が始まっていました。「王子マルキヤの穴(6)」は…

ひそかに彼に尋ねて

エレ37:17「ゼデキヤ王は人をやって彼を召し寄せた。王は自分の家でひそかに彼に尋ねて言った。「主から、みことばがあったか。」エレミヤは、「ありました」と言った。そして「あなたはバビロンの王の手に渡されます」と言った」 王のお気に入りの宮廷預言…

もう一つの巻き物

エレ36:32「エレミヤは、もう一つの巻き物を取り、それをネリヤの子、書記バルクに与えた。彼はエレミヤの口述により、ユダの王エホヤキムが火で焼いたあの書物のことばを残らず書きしるした。さらにこれと同じような多くのことばもそれに書き加えた」 バル…

酒を飲みなさい

エレ35:5「私は、レカブ人の家の子たちの前に、ぶどう酒を満たしたつぼと杯とを出して、彼らに「酒を飲みなさい」と言った」 レカブの子ヨナダブはサマリヤのエフー(新共同訳イエフ、口語訳エヒウ、英語はジェイフー)王の時代に、王とヨナダブが協力してバ…

初めのように

エレ33:7「わたしはユダとイスラエルの繁栄を元どおりにし、初めのように彼らを建て直す」 バビロン捕囚の70年後ならば、確かにユダの人たちは国に帰ることができ神殿を再建しました(エズラ、ネヘミヤ書)。しかし、イスラエルの民は再建の協力を申し出ますが…