2015-09-01から1ヶ月間の記事一覧

私たちは待ち望んでいます

ピリ3:20「けれども、私たちの国籍は天にあります。そこから主イエス・キリストが救い主としておいでになるのを、私たちは待ち望んでいます」 出エジプトから約束の地まで40年、捕囚から神殿回復まで70年、マラキからイエス様誕生まで400年…聖書か教える時間…

神のあり方を捨てられないとは考えず

ピリ2:8「自分を卑しくし、死にまで従い、実に十字架の死にまでも従われました」 「卑しい」はちょっときつい言葉ですが、新共同訳では「へりくだって」、口語訳では「おのれを低くし」となっています。原語ギリシャ語「tapeinoo(タパイナオ)」は、「低くす…

見せかけであろうとも

ピリピ1:18「すると、どういうことになりますか。つまり、見せかけであろうとも、真実であろうとも、あらゆるしかたで、キリストが宣べ伝えられているのであって、このことを私は喜んでいます。そうです、今からも喜ぶことでしょう」 「見せかけ」の英語は「…

損失を償うことができない

エス7:4「私も私の民族も、売られて、根絶やしにされ、殺害され、滅ぼされることになっています。私たちが男女の奴隷として売られるだけなら、私は黙っていたでしょうに。事実、その迫害者は王の損失を償うことができないのです」 エステルの発言は数少なく…

エステルの冷静さ

エス5:8「もしも王さまのお許しが得られ、王さまがよろしくて、私の願いをゆるし、私の望みをかなえていただけますなら、私が設ける宴会に、ハマンとごいっしょに、もう一度お越しください。そうすれば、あす、私は王さまのおっしゃったとおりにいたします」…

決死のエステル

エス3:15「急使は王の命令によって急いで出て行った。この法令はシュシャンの城でも発布された。このとき、王とハマンは酒をくみかわしていたが、シュシャンの町は混乱に陥った」 王の命令とは「すべてのユダヤ人を根絶やしにし、殺害し、滅ぼし、彼らの家財…

7をテンポよく散りばめ

エステル1:1「アハシュエロスの時代のこと―このアハシュエロスは、ホドからクシュまで百二十七州を治めていた―」 アハシュエロスはダリヨスの次の王で、クロス→ダリヨス→アハシュエロス→アルタシャスタと王は代わっていきました。エズラ記のクロス王から始ま…

エズラもネヘミヤも

ネヘ13:24「彼らの子どもの半分はアシュドデのことばを話し、あるいは、それぞれ他の国語を話して、ユダヤのことばがわからなかった」 アシュドデはもともとペリシテの5大領土ガザ、アシュドデ、アシュケロン、ガテ、エクロンのひとつでした(ヨシュ13:3)。ダ…

厳選されたリーダーたち

ネヘ12:1「シェアルティエルの子ゼルバベル、およびヨシュアといっしょに上って来た祭司とレビ人は次のとおりである。セラヤ、エレミヤ、エズラ」 エレミヤとエズラの名前が列記されていますが、エレミヤはヨシア王からイスラエル最後の王ゼデキヤ王に仕えた…

バルジライ族

ネヘ7:63「祭司のうちでは、ホバヤ族、コツ族、バルジライ族。―このバルジライは、ギルアデ人バルジライの娘のひとりを妻にめとったので、その名をもって呼ばれていた―」 ギルアデとはヨシュアの時代に定められた、ヨルダン川を渡らなかったガテ、ルベン、マ…

うまくいかなくても

ネヘ5:15「私の前任の総督たちは民の負担を重くし、民から、パンとぶどう酒のために取り立て、そのうえ、銀四十シェケルを取った。しかも、彼らに仕える若い者たちは民にいばりちらした。しかし、私は神を恐れて、そのようなことはしなかった」 ネヘミヤがユ…

まず羊の門から

ネヘ3:1「こうして、大祭司エルヤシブは、その兄弟の祭司たちと、羊の門の再建に取りかかった。彼らはそれを聖別して、とびらを取りつけた。彼らはメアのやぐらまで聖別し、ハナヌエルのやぐらにまで及んだ」 一番最初に門の修理を始めたのは、北側にある羊…

王妃もそばに

ネヘ2:6「王は私に言った。―王妃もそばにすわっていた―「旅はどのくらいかかるのか。いつ戻って来るのか。」私が王にその期間を申し出ると、王は快く私を送り出してくれた」 なぜ座っているだけで、言葉を発しない王妃を描こうとしたのでしょうか?「王妃」…

離婚問題

エズラ10:19「彼らはその妻を出すという誓いをして、彼らの罪過のために、雄羊一頭を罪過のためのいけにえとしてささげた」 申命記には「彼らと互いに縁を結んではならない(申7:3)」とあり、「彼ら」とはヘテ人、ギルガシ人、エモリ人、カナン人、ペリジ人、…

エズラの証し

エズラ8:23「だから、私たちはこのことのために断食して、私たちの神に願い求めた。すると神は私たちの願いを聞き入れてくださった」 エズラが断食したのは、王に道中の敵から守る部隊と騎兵たちを求めるのを恥じたから(22)です。王に対して「神に従うものは…

礎よりもまず祭壇

エズラ3:2「そこで、エホツァダクの子ヨシュアとその兄弟の祭司たち、またシェアルティエルの子ゼルバベルとその兄弟たちは、神の人モーセの律法に書かれているとおり、全焼のいけにえをささげるために、こぞってイスラエルの神の祭壇を築いた」 いけにえを…

総勢29829人?

エズラ2:64「全集団の合計は四万二千三百六十名であった」 エズラに記載されている人数は、ゼルバベルを含む指導者たち11人(2:2)、各イスラエル部族24144人(2:3-35)、祭司4289人(2:36-39)、レビ人74人(2:40)、歌うたい128人(2:41)、門衛139人(2:42)、宮とソ…

マルコといっしょに

2テモ4:11「ルカだけは私とともにおります。マルコを伴って、いっしょに来てください。彼は私の務めのために役に立つからです」 パウロがまだサウロと呼ばれていたころ、イエス様と出会いキリスト者となりましたが、今まで迫害していた教会の人たちは恐がっ…

敬虔そうでも

2テモ3:5「見えるところは敬虔であっても、その実を否定する者になるからです。こういう人々を避けなさい」 テモテへの手紙の中には「敬虔」という単語が10回も使われ、パウロがテモテに教えたかった大切なテーマだと思われます。ここでは、敬虔であっても気…

ご自身を否むことができない

2テモ2:13「私たちは真実でなくても、彼は常に真実である。彼にはご自身を否むことができないからである」 この「否む」のギリシャ語は「arneomi(アルネオマイ)」で、ペテロがイエス様を否定したときに使った言葉と同じです(マタ26:70など)。とても強い否定…

オネシポロ

2テモ1:16「オネシポロの家族を主があわれんでくださるように。彼はたびたび私を元気づけてくれ、また私が鎖につながれていることを恥とも思わず」 パウロが逮捕されたのにはいろいろと事情がありましたが、彼がローマ市民権を持っていたことで話は複雑にな…

牛にくつこを掛けてはいけない

1テモ5:18「聖書に「穀物をこなしている牛に、くつこを掛けてはいけない」、また「働き手が報酬を受けることは当然である」と言われているからです」 一般に聖書からの引用は旧約からのものです。この「聖書」は英語では「scriptures」で、原語では「grafa(…

肉体の鍛錬と敬虔

1テモ4:8「肉体の鍛練もいくらかは有益ですが、今のいのちと未来のいのちが約束されている敬虔は、すべてに有益です」 「敬虔」のギリシャ語「yusebaa(ユセバイヤ)」はNASBの訳元のギリシャ語聖書には15回登場し、その内10回がテモテの手紙に使われています…

敬虔の奥義

1テモ3:16「確かに偉大なのはこの敬虔の奥義です。「キリストは肉において現われ、霊において義と宣言され、御使いたちに見られ、諸国民の間に宣べ伝えられ、世界中で信じられ、栄光のうちに上げられた」」 「敬虔の奥義」とは日本語でもちょっと理解に苦し…

男(キリスト)と女(教会)

1テモ2:12「私は、女が教えたり男を支配したりすることを許しません。ただ、静かにしていなさい」 たしかにエバは惑わされました(14)。サムソンはデリラに惑わされ(士16章)、ダビデはバテシェバの裸に魅了されました(2サム11:2-4)。アタルヤは女性でありなが…

空想話

1テモ1:4「果てしのない空想話と系図とに心を奪われたりしないように命じてください。そのようなものは、論議を引き起こすだけで、信仰による神の救いのご計画の実現をもたらすものではありません」 何に関心を持って、目を留めるようになるかはそれぞれ…