レビ人はわたしのもの

民3:41「あなたは、わたしのために、わたし自身、主のために、イスラエル人のうちのすべての初子の代わりにレビ人を取り、またイスラエル人の家畜のうちのすべての初子の代わりに、レビ人の家畜を取りなさい」」
ゲルション75000人(22)、ケハテ8600人(28)、メラリ6200人(34)で合計22300人です。しかし合計は22000人だとされ(39)、300人足りません。39節以降22000人をベースにして語られており、273人超過している数字もこの数字が根拠になっています(46)。もし、レビの各諸族の数字が正しければ、イスラエルの初子はレビ人の初子よりも超過しておらず、贖いの金額を払う必要はありません。どちらにしろ、主が定めた命令はレビ人をイスラエルの初子の代わりにするというものでした。それは1人に対し1人を相当とし、レビ人の数がイスラエルの初子より足りなければ、代わりに5シェケルを支払って贖われたことにします(47)。レビ人は幼年期から天幕の仕事を学び、実際に奉仕のデビューは25才からになります(8:24) 。さらに祭司になれるのは30才からで50才で引退します(4:23)。つまりほとんど一生を幕屋のために仕え、天幕あるいは神殿の中で人生を過ごすのです。そのためレビ人のために12部族は食料や生活必需品を持ち寄って彼らを養うのです(申14:27-29)。