神罰

民16:48「彼が死んだ者たちと生きている者たちとの間に立ったとき、神罰はやんだ」つまりまだ死ぬ者がいたかもしれないということです。誰かが、仲介をして神と人との和解を取り持たなければなりません。ここではアロンがその役目を果たしました。神罰とありますが、英語では「plague」で災いという意味です。神罰は地が割れて多くの人が生きたまま黄泉に下り(32)、火で焼く尽くされ(35)、最後は何が起きたのかわかりません。想像ですが、エジプトの10番目の災いのように、目に見えない「死」が民衆に襲いかかったのではないでしょうか?香を焚き、死者と生存者の間に立ったとき神罰は止んだとあります。つぶやき、不平不満は不信仰の表れです。いかに主がこのようなことを嫌っているかがわかります。生きたままとは、痛みを伴う肉体とともにということです。霊と魂だけの苦しみだけでなく、地上と同じく物理的な痛みがあるのです。しかもそれは永遠に続きます。人が見るなら「ちょっとつぶやいただけなのに」かも知れませんが、主の目には「ちょっと」ではなさそうです。嫌がることではなく、主の喜ばれることをしましょう。