ダビデが学んだこと

1サム22:2「また、困窮している者、負債のある者、不満のある者たちもみな、彼のところに集まって来たので、ダビデは彼らの長となった。こうして、約四百人の者が彼とともにいるようになった」
400人の家来が集まり、大きな集団ができあがりました。しかしその内容は、困窮していたり、負債や不満のある者たちで、果たして戦いができるかどうかわかりません。ダビデの今までの活躍を知るものにとっては、彼は希望なのです。イエス様が地上に来られたときも、数千人の人たちがぞろぞろと後をついていたことが書かれています(ヨハ6:10)。それはイエス様のいやしの業を見たからです。ダビデはサウルの側近からも信頼を得ていましたが、ドエグだけは違っていました。ドエグは祭司を85人も殺しました。彼は主の計画によって、祭司アヒメレクのところに引き止められていたのです。ダビデはドエグがいることを知りながら、対処しませんでした。そのころのダビデは臆病で、戦意喪失の弱いダビデだったからです。人生で落ち込むことは何度もありますが、ダビデが学んだことは、いつも主に伺う態度でした。困難が襲ってきたとき、主に答えを見出す人は幸いだと思います。