妨害工作

ネヘミヤ4:16「その日以来、私に仕える若い者の半分は工事を続け、他の半分は、槍や、盾、弓、よろいで身を固めていた。一方、隊長たちはユダの全家を守った」
近隣のサヌバラテ、トビヤ、アラブ人、アモン人、アシュドデ人たちは修復がはかどっていることを聞いて怒りました(7)。彼らにとって、金色に輝く神殿が再建されることはユダヤの栄光の時代、つまりダビデ、ソロモンの時代の復興につながるのです。しかもユダヤ人にはペルシャ王の許可があり、経済的な支援まで用意されているのです。周りの他民族がねたまないわけがありません。それゆえ、執拗な嫌がらせと妨害が繰り返されました。ネヘミヤは武装した者たちを配備して妨害が行われないようにしたのです(13)。結果として若者の半分は武装して見張り役をせねばならず(16)、城壁の仕事に携わる者たちは片手で作業を余儀なくされ(17)、大変な作業ロスが生じました。神の計画が進むとき、すべてがうまくいくとは限りません。用意された祝福が大きければ大きいほど、困難は生じ、主は祝福を与える者に試練を授けます。最後まで信仰がある者だけが、主の祝福を得ることができるのです。