天から落ちる星

黙9:11「彼らは、底知れぬ所の御使いを王にいただいている。彼の名はヘブル語でアバドンといい、ギリシヤ語でアポリュオンという」
第5のラッパはどうも厄介な内容のようです。天から落ちる星は、イザヤ書の中の明けの明星と呼ばれたあの星のことでしょうか?(イザ14:12)この星が開けた底知れぬ穴からイナゴが出てくるとあります(3)。イナゴは解き放たれた星の子分で、彼らを支配するものはアバドン(破壊者)と呼ばれています。ここでも新しい名前が出てきていますが、アバドンはサタンのことだと思います。彼らの使命は人を殺さずに苦しめることです。彼らの行動は御使いのラッパにより始まり、殺すことも殺さないことも、あらかじめ用意された神のご計画によるものです。災いを見るなら、すぐに神のさばきのように思う人もいるようですが、黙示録の記述によるなら、すべての出来事は御使いのラッパとともに始まるのです。ラッパが吹き鳴らされない限り、勝手にサタンが底知れぬ穴を開けたりすることもできないのです。すべては神の御心のままにスケジュールは進行していきます。ヨハネはそれを目撃し、見たままを彼なりの表現で現在に至るまで伝えたのです。世界は急速に変わりつつあります。黙示録のスケジュールが始まるのもまもなくです。