チェルノブイリ

黙8:11「この星の名は苦よもぎと呼ばれ、川の水の三分の一は苦よもぎのようになった。水が苦くなったので、その水のために多くの人が死んだ」
8章では4つのラッパが鳴らされ、地上の3分の1が壊滅状態になることが書かれています。1986年4月に起きた原発事故は、現在のウクライナ地方で現地の地名が「チェルノブイリ」すなわち苦ヨモギという名前から多くの聖書学者が、黙示録のこの箇所のことが実現したものだと考えていました。ウクライナは死亡者数の公表を恐れて詳しくしていませんが、WHOや国際がん研究機関などが類推した統計では、約2万人が死亡あるいはこれから先、放射能汚染による致死リスクがあると発表しました。また、ヨーロッパやその他の隣接する国への影響もまとめられ、過去25年でおそらく放射能汚染だろうと思われるがん患者の数は70万人を超えるとされ、まさしく多くの人がこの事故の影響を受けたことになります。しかし聖書の預言の規模は、これらのはるか上を行くもので、苦よもぎウクライナの事故のことではなく、「放射能」全般に関することだと思います。