男と女と姑

1コリ11:12「女が男をもとにして造られたように、同様に、男も女によって生まれるのだからです。しかし、すべては神から発しています」
卵が先か、ニワトリが先か…などという問答がありますが、男女の関係も似たような関係です。どんなに男が威張っても、女から生まれ、母親に乳をもらったり、面倒を見てもらわなければ成長しません。女は男に恋い慕うが、男は女を支配するようになる(創3:16)、と聖書にあります。母は息子を愛し、嫁に嫉妬し、夫は妻を支配します。こんなみごとな三角関係を誰が思いつくでしょうか?3人は愛し合うことでしか、解決する方法はありません。妻となった多くの女性の持つ悩みは姑です。そこで教会ではルツ記をよく用いたりします。ナオミとルツの関係は、まさしく嫁と姑の関係だからです。「あなたの神が、私の神です(ルツ1:16)」と言ったほど、ルツの心には従う姿勢がありました。国際結婚をして異国に行く人たちはどうでしょう?女性の決断力の中には、過去を捨て去る思い切りのよさがあるように思えます。それはやけくそではなく、未来に対する希望を見出しているからです。男性も女性も開拓精神のDNAをアダムの時から植え込まれていたのかも知れません。