神に手向かえる人たち

ヨブ15:25-26「それは彼が神に手向かい、全能者に対して高慢にふるまい、厚い盾の取っ手を取っておこがましくも神に向かって馳せかかるからだ」
「彼」は悪者のことです。サタンなら神に手向かうことはしないでしょう。サタンは神のことを良く知っているからです。神に手向かうのは神を知らないからです。神の恐さを知るなら、誰も神に逆らわないでしょう。全能者に対して高慢にふるまえるような人は、本当に神と交わったことがない人です。クリスチャンの中にも高慢になり、多くの人を傷つける人もいます。そのような人たちは神への畏敬の念がないのです。主を恐れることが知恵の初めだとソロモンは言っています(箴1:7)。主の清さ、正しさを知るなら、その義のゆえに人は何をも反論できないと思います。サタンも高慢になり「頂に上り、いと高き方のようになろう(イザ14:14)」と思った瞬間に堕落しました。罪は主と離れることを言います。神から離れて自分だけの思いに浸ったとき、サタンと同じ思いが心に襲ってくるはずです。