恵みによって行動

2コリ1:12「私たちがこの世の中で、特にあなたがたに対して、聖さと神から来る誠実さとをもって、人間的な知恵によらず、神の恵みによって行動していることは、私たちの良心のあかしするところであって、これこそ私たちの誇りです」
聖さと神から来る誠実さ…が、人の行動の中に見ることができれば、素晴らしい証しになるでしょう。パウロは行動するときには、人間的な知恵ではなく、神の恵みによって、だと言っています。人の行動には動機が伴います。ある人は「愛」の動機で、ある人は「自己」の動機で行動します。神を知らないときは、「自己中心的」な思いが支配し、行動もそれに伴うものでした。しかし救い主に出会い、聖霊を受け、変えられるなら、「自己中心的」な思いは徐々に少なくなっていきます。もし一片の「自己的」な思いがなく、イエス様が私たちのために死んでくださったことへの感謝を胸に行動するならどうでしょう?神の愛そのものが恵みです。「死」に怯えることなく、どんなときでも感謝を持って礼拝できれば、その教会は増え広がるでしょう。パウロがコリントへ送った手紙の中には、大切な教会の理念が書かれているのです。