1サム30:24「だれが、このことについて、あなたがたの言うことを聞くだろうか。戦いに下って行った者への分け前も、荷物のそばにとどまっていた者への分け前も同じだ。共に同じく分け合わなければならない」
ダビデが人から好かれたのには理由があります。たとえ自分の命をねらうサウルであっても、主から油注がれた者には手を下すことはありませんでした。また、自分の逃れたアドラムのほら穴では困窮している者、負債のある者、不満のある者たちが集まってきましたが、ダビデは彼らを追い払わず、受け入れ自分の仲間としたのです(22:2)。ならず者の妻アビガエルの機転の利いた態度に感動し、自分の妻として受け入れました(25:39)。ダビデの人に対する態度は一言で言うなら「律儀」だと思います。サウルは人を切り捨てて、自分の保身のために道具のように扱ったのに対し、ダビデは正反対の扱いをしました。ダビデは人とのつながりをとても大切にし、彼にとって不必要な人材は一人もいませんでした。ここでの話もそうです。200人は体力が尽きて、ダビデの本隊についていかれず荷物番をしていた人たちです。彼らに最前線で戦った400人と同じ分け前を渡すことは戦った者たちにすれば不満でしょう。しかし、ダビデには残りの200人も大切な仲間なのです。ダビデのこういった人に対する態度が、神からも人からも愛された理由だと思います。
ダビデが人から好かれたのには理由があります。たとえ自分の命をねらうサウルであっても、主から油注がれた者には手を下すことはありませんでした。また、自分の逃れたアドラムのほら穴では困窮している者、負債のある者、不満のある者たちが集まってきましたが、ダビデは彼らを追い払わず、受け入れ自分の仲間としたのです(22:2)。ならず者の妻アビガエルの機転の利いた態度に感動し、自分の妻として受け入れました(25:39)。ダビデの人に対する態度は一言で言うなら「律儀」だと思います。サウルは人を切り捨てて、自分の保身のために道具のように扱ったのに対し、ダビデは正反対の扱いをしました。ダビデは人とのつながりをとても大切にし、彼にとって不必要な人材は一人もいませんでした。ここでの話もそうです。200人は体力が尽きて、ダビデの本隊についていかれず荷物番をしていた人たちです。彼らに最前線で戦った400人と同じ分け前を渡すことは戦った者たちにすれば不満でしょう。しかし、ダビデには残りの200人も大切な仲間なのです。ダビデのこういった人に対する態度が、神からも人からも愛された理由だと思います。