どうしてこの国は滅びたのか

エレ9:12「知恵があって、これを悟ることのできる者はだれか。主の御口が語られたことを告げ知らせることのできる者はだれか。どうしてこの国は滅びたのか。どうして荒野のように焼き払われて、通る人もないのか」
日本は第二次世界大戦後に占領こそされましたが、1つの国家としては最も長く続いた国ということになります。イギリスのシンクタンクでレガタム・インスティチュートが毎年発表している、最も繁栄した国ランキングではノルウェーが3年連続で1位を獲得しているそうです。また歴史上最も領土を広げた国は大英帝国でまさに「太陽の沈まぬ国」の名にふさわしく、領土を巡るだけで世界一周できてしまいます。国の繁栄は果たして長さなのか、満足度なのか、領土の広さなのか…と意見は分かれるところですが、イスラエルが滅んだのは、理由がはっきりしています。神の支配を拒んだからです。多くの預言者の語ることを受け入れるフリはするものの、実は全く聞く気がないのです。イスラエルはバカなのか…と笑うことは簡単でも、それがクリスチャンのひな形だと知るならもう笑えません。いやな話ですが、教会が解散したり、立ち行かなくなってたたんだ例はたくさんあります。神の国だからとか神の民だからという特権意識は、神から無償で援助を受けられるという幻想を抱き勝ちなのです。