会ってもすごい人

2コリ10:10「彼らは言います『パウロの手紙は重みがあって力強いが、実際に会ったばあいの彼は弱々しく、その話しぶりは、なっていない』」
個人的にはあまり言われたくない言葉です。誰かの前だと行儀がよかったり、自信があったりしても、大勢の前では違う…こんな人は多くいます。特に日本人には敬語を使い分ける文化があり、目上や位の高い人には特別な言葉で接するようにしつけられます。目下や身分の低い人たちにも、尊敬を持って仕えることができるなら、本当のクリスチャンだと思われるでしょう。パウロも言うこととやることが違うことを嫌いました(11)。パウロは必要以上に誇ることも警戒するように勧めています(15-17)。有言実行は大変信頼される行為ですが、それだけに高慢になる恐れもあります。やることはやり、しかもへりくだって必要以上に誇らない…パウロ自身がそうだったとしても、我々にはちょっと難しい課題です。しかし御霊と共に歩み、御霊に従う生活なら、その都度大切なことを知らせてくれます。パウロもきっと多くの失敗の中から、この悟りを導かれたのだと思います。パウロも御霊と共に歩む人なのです。